2019年3月 5日 (火)

120mmガイドカメラセットがさらに安くなりました。

120mmガイドカメラのセットですが、ガイド鏡を他社のものに変えました。
これにより、従来より5,000円お安くすることができました。

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ガイドポート付きが、税別30,000円、ご購入はこちらから
http://shop.ss-one.net/?pid=133684813

ガイドポートなし(SS-one AutoGuider Pro専用)が、税別27,000円、ご購入はこちら
http://shop.ss-one.net/?pid=133684942

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2019年2月25日 (月)

SS-oneトラベラーさっそく不具合報告

SS-oneトラベラーの不具合報告が一件ありました。個体差によるものなので対象は一部の個体と思われます。(すべてではない)

今回の不具合、簡単に言うと、DECのモーターにかける電圧がちょっと高すぎたかも知れないです。高いと電流がたくさん流れ、リミッターがかかり、モーターへの給電がストップしてしまいます。

●不具合が発生するか確かめる方法
鏡筒を載せ、電源を入れてから10分くらい放置してください。
DEC軸を手で動かしてみてください。給電ストップされているなら簡単に回ってしまいます。

●不具合が発生した場合の対処方法
DECのモーターにかける電圧を少し下げます。方法は、製品に同封した「SS-oneトラベラーの注意事項」に書いてあります。
DECのHigh Voltageの値を70から60に下げてください。
RA側は下げなくて大丈夫です。なぜならRAのモーターの方がコイルの抵抗が大きく、DECと同じ電圧なら、電流は全然少ないからです。RAの値はそのままで良いです。

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2019年2月24日 (日)

SS-one CMOS Capture入荷しました。

本日、3度目のブログ更新!!

長いこと品切れになっていた「SS-one CMOS Capture」ですが、入荷しました。

ほんとは、簡単な解説動画を作ってから売り出す予定でしたが、「そんなの良いから早く売れ」と聞こえてきそうなので、もう売ります。動画はそのうち作ります。

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再販売にあたって、カメラドライバを最新のものして出荷しようとも思ったのですが、トラブルが怖いのでやめました。1年くらい前のカメラドライバです。ZWOもここ1年くらいは新製品もないので。ASI183とか、294とか1600とか、そのへんは大丈夫です。Miniシリーズは対応していません。最新のカメラについては個別に対応します。

以前とちょっと仕様が変わりました。

1 色が黒になりました。
2 電源コネクタの形状を変えました。これは以前のDCジャックでは、ZWOの冷却電源コネクタと同じで、間違って挿してしまうのを避けるためです。
3 タカチ電機のケースが値上がりしたので、価格を税別32,000円にアップさせていただきました。その代わり、外部シャッター入力を標準装備にしました。外部シャッター入力ありでは価格は変わりません。

外部シャッター入力を標準としたのは、「デジカメのように」といううたい文句をより強調するためでもあります。

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ご購入はこちらから
http://shop.ss-one.net/?pid=125037985

マニュアルは古いタイプのままですが、こちらから
http://ss-one.net/downloads.html

市販のUSBメモリーをご用意ください。FAT32でフォーマットされたもののみ有効です。



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SS-oneトラベラー開発の歴史

SS-oneトラベラーの発送、すべて完了しました。
やっと肩の荷が下りた感じです。いままでトラベラーの作業が占める割合が多かったので何も出来ない状態でしたが、これからはもう少し余裕が出来そうです。

今日は、トラベラー計画完遂記念として、トラベラーの開発の歴史を振り返ってみたいと思います。

構想
FSQ85EDやBORG90FLなど中型屈折鏡筒が楽に載せられ、構造を思いきって簡略化し、ほんとうに電車で持ち運べる新しい概念の赤道儀を作りたいというのが最初でした。
名称は、「ポタ赤」でも良かったのですが、最近は「ポタ赤」というと、ポラリエみたいなものを想像するので、「トラベル赤道儀」という名称にし、製品名を「SS-oneトラベラー」とすることにしました。

第一試作機

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そこで、最初に作ったのがこれ。第一減速機に採用したのが、なんとタイミングベルト。このアイデアはあっけなく撃沈でした。
以前、ハーモニックドライブ赤道儀のところで説明したように、ウオームギア以外の減速機は、回転力が双方向に伝播するので、中間ギアのガタがそのまま赤経軸に出てしまいまいました。もうガタガタでした。特に、この試作機の場合、中間ギアにウオームを採用しているので、モーターの軸方向のガタまで赤経軸のガタに影響してしまいました。

これ以降、第一減速機はウオームホイル・ギアということにしました。

基本構造

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トラベラーの赤緯軸が前に飛び出し、赤緯回転面の極軸に対する重心が低いという特徴がこの時点でほぼ決まりました。

一見、ユニークな構造のようですが、ドイツ式赤道儀の欠点を克服しようとすると自然とこの形になります。確か、HUQさんも同じような事を言っていました。
それができないのは、強度の問題とか、極望の問題とか、いろいろ制約があるためで、このような制約が緩和されれば、合理的な形と思います。
事実、天文台などの据え置きの赤道儀とか、CRUXシリーズも結局は、この2つの特徴を有しています。

第2試作機

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基本構造を元に、その有効性を確認するために作ったのがこの第2試作機。

第3試作機
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さらに、実際に使うことを目的に作ったのが、この試作機。

胎内星まつりに展示

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ここではじめて、みなさんにお披露目。けっこう評判が良かったので、本格的に作ることを決意しました。

それで最初に作ったのが特注ウオームホイル

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2枚だけだと、流石に高価で、6万6千円でした。

第4試作機

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特注ウオームを元に作ったのがこの試作機。ほぼ完成型と言っていい。

挫折と復活
ところが、ここへきて、量産化を断念しないといけないことになってきました。金属加工業者と折衝を続けてきましたが、普通に頼むと、とても現実的な値段にならないことが分かりました。

そこで、量産化はあきらめ、私の手作りの試作機レベルで良いなら、という条件で募集しました。

私は、1人でも居れば作ろうと思いました。多くても4~5人と思っていましたが、なんと10名もの方が応募してくれました。やる気が戻ってきました。

ハーモニックドライブ化
もうひとつ転機がありました。ここ最近話題のハーモニックドライブです。

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ハーモニックドライブなら、ウオームを特注する必要はないし、構造も簡単だから、作るのは楽だと思いました。

ただ、ハーモニックドライブは非常に高価なので、SS-oneトラベラーの定価はもう決まっていたので、ハーモニックドライブにすれば、利益は0どころか赤字になるだろうと。

応募した10名の方にアンケートをとったところ、ウオームがいい、という人はおらず、ハーモニックドライブでいくことにしました。

ハーモニックドライブで苦戦
ところが実際にやってみると大変。ハーモニックドライブが悪いのではなく、中間ギアなしのダイレクトドライブのため角分解能の粗さがたたって、ガイドがまったく安定しません。

そこでいろいろ工夫しました。最初にやったのはガイドアルゴリズムの改善。SS-oneはモーターを直接パルスで制御しているので、この効果は非常に大きく、かなり安定しました。しかし、まだ突発的にガイドが乱れることがあり、苦戦。

この突発的な乱れが、モーター線のノイズが原因と分かりました。そこで行ったのが、
1 モーターにかける電圧を高くする
2 RAとDECで、モーター線を分ける
3 モーター線を短くする

これで突発的な乱れもなくなり、ほぼ問題ないレベルまでにできました。

CNCフライス盤の導入
そして、もうひとつ大きな転機がありました。CNCフライス盤の導入です。

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CNCフライス盤の導入で、このような立体的な部品が作れるようになり、部品点数の削減、強度アップにもつながりました。

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ところが、そのCNCフライス盤が思うように動いてくれません。

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結局、ノイズフィルターを挿入したり、モーターを交換したりして、やっとまともに加工できるようになりました。

最終試作機完成

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すったもんだでやっと完成しました。

CNCフライスのおかげで複雑な設計もできるようになり、将来のラズベリーパイ内蔵も考慮しました。

胎内星まつりにも2回目の展示。

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とにかくトラベラーを最初に持った時の感想はみな同じ。「軽い」

もともとトラべラーは4Kg以内が目標でしたが、ハーモニックドライブの採用でさらに軽くなり、最終的には3Kちょっとでした。

ついに完成

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ということでやっと完成したSS-oneトラベラーです。

改めまして、みなさんありがとうございました。

今後ですが、まずはコントローラ内蔵化です。

コントローラ内蔵でなくても良いからほしいという人もいますが、「SS-one AutoGuider Pro」の在庫もないし、コントローラを内蔵した方が、ガイド性能は良いのは確実です。ですから、コントローラ内蔵化の後に、一般販売を考えています。

価格は流石に上げざるを得ません。コントローラ、オートガイダー内蔵で、30万円を考えています。高いは高いのですが、他のハーモニックドライブ赤道儀に比べれば、かなりお安いのはないでしょうか。とにかく早くやるようにします。

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「TOAST PRO2」にガイドポート増設

いろいろ頼まれると断るのが苦手なほんまか。
TOAST PRO2にガイドポートの増設を頼まれました。

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TP2の速度制御のロータリースイッチ出力がエンコードされているので、単純なON/OFFでは切り替えできないため、中に小さなマイコンを入れました。

ガイドポートは横に出しました。

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TP2にSS-oneオールインワンガイダーを使いたいそうです。それでこのご依頼。確かに、オールインワンガイダーみたいなのがあれば、ポタ赤でもオートガイドしたくなりますよね。


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2019年2月17日 (日)

SS-oneトラベラー完成、第一号機発送

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やっと、完成しました。本日、一台発送しました。明日は2台発送します。2月中にはすべて発送します。(オートガイドカメラなど、トラベラーオプション以外のものがあると遅くなります。)

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それにしても長かった。構想からちょうど2年。やっとこさ完成です。お客さんも良く待ってくれました。感謝、感謝です。

ほんとはもっと早く作りたかったのですが、前半は業者との折衝に費やされました。結局、業者任せでは、現実的な値段で販売できなことがわかり、後半は、CNCフライスを導入して完全手作りにしたのですが、フライスのトラブルや、ハーモニックドライブの特性の把握に苦労するなど、2年かかってしまいました。

ということで、今日は完成を記念して、SS-oneトラベラーの写真展開催です。たっぷり写真を掲載します。

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1902173コネクタは3つあります。

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モーターコネクタはRAとDECでピン数が違うので、間違って挿すことはありません。

こちらは反対側。

1902175SS-oneの常識、電子極望内蔵です。

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上下微動は、回しやすさを優先して大きめのハンドルにしました。

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ちょっと上から、将来はラズベリーパイ内蔵です。

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最終的な重さは、3.11kg、3kちょっとオーバーしましたが、ハーモニックドライブならではの軽さです。

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こちらは、ビクセンアリガタ直付けオプションです。

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こちらはシルバーバージョン。シルバーは、傷が目立たないの良いです。

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望遠鏡を載せた写真も。1.2kのウエイトで、5kの重量をバランスできます。(写真は、4cmの短シャフトを併用した場合です)

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子午線越えも有利な形状です。

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星野写真では、ぶつかることを気にせず、がんがん回せます。ウエイトも付けたまま持ち運び可能。

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ビクセン互換のウエイトシャフト。

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今日はここまで。

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2019年2月 9日 (土)

SS-oneトラベラーの進捗状況

もう、ほとんど完成しています。

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一部、ネジ類で足りないものがあり、取り寄せてる段階です。
今月中旬ごろから順次発送し、遅くとも今月中には発送完了する予定です。

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2019年1月14日 (月)

SS-one CMOS Capture販売見込み

2月中旬には販売できそうです。

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2019年1月12日 (土)

SS-oneトラベラー オプション品販売開始

SS-oneトラベラーのオプション品の販売を開始します。

こちらからご購入できます。
http://shop.ss-one.net/?mode=cate&cbid=2416463&csid=0

なお、しばらくしたら受付終了しますので、必要な方はすみやかにご購入お願いします。
寸法を変更したい場合は備考欄にてお知らせください。別途お見積りし価格を変更します。

(既にSS-one AutoGuider Proをお持ちで、トラベラー専用版に変更する作業も承っております。お問い合わせください)

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本体の方は、これから1台1台、丁寧に磨いて、磨いて、塗装、コーティングして送ります。2月の初めに第一号機を送り、2月中に全部送るつもりです。

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2019年1月11日 (金)

エンゼルフィッシュ星雲 SAO

ここのところ撮影していたエンゼルフィッシュ星雲がやっと完成しました。

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Carl Zeiss Planar 50mmF1.4 -> F2.8  ASI183MM-Pro ゲイン15/25  -15°
Hα:5分×31枚 S2:5分×28枚 O3:5分×15枚 トータル370分
SS-one CMOS Capture リアルタイムダーク減算
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider Pro + 100mmガイド鏡
撮影地 Hα:秩父美の山公園 S2:O3:本栖湖

久々に納得の出来。ほんまか会心の一枚。このエンゼルフィッシュ星雲は普通にRGBで撮ると赤一色と言う感じですが、SAOだとけっこうカラフルなんですね。まぁ、すべてのSAOに言えることですが。

さて、これをどんな機材で撮ったかと言うと、これ。

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このくらいの焦点距離だと、ガイドエラーとか気にせずほっとけるのがいい。ウエイトも付けたまま運べるし。どこにもぶつかることなく、赤経軸が360°くるくる回るので、テレスコープイーストとかウエストとか気にすることなく、好きなところから撮影始められます。ほんと気楽に撮影できるシステムです。

ただ、このくらいの画角で狙えるSAO向き星雲って、そんなにないんですよね。結局300mmくらいで落ち着きそう。



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