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2007年7月28日 (土)

ミニボーグ

Kizai8_2 miniBORG 60ED

所有する唯一の屈折鏡筒。レジューサと組みあわせて直焦撮影したり、月の拡大撮影、撮影の合間の眼視観望など、オールマイティに遊べます。

性能は説明するまでもないと思います。ボーグはパーツが豊富で、なまじ自分でカスタマイズできるので、この小さな鏡筒にどっぷりはまってしまいます。何度も改良を加え、現在の姿になっています。リング地獄、ボーグ地獄とは良く言ったもので、ほんと罪な望遠鏡です。トミーテックのN川さん。(^.^)

それにしても、スカイキャンサーとミニボーグは良く会いますね。

ファインダーはウイリアムオプティクスの3cm正立ファインダーです。

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2007年7月27日 (金)

魚眼レンズ

Kizai7

ARSAT Fisheye 30mmF3.5

イメージシフトによるモザイク撮影を始めてから一度使ってみたかったのが魚眼レンズです。というのは、魚眼レンズによるモザイクなどはイメージシフトによる方法しかないからです。イメージシフトの利点を十分にいかせるからです。

でも魚眼レンズって他のレンズより高いですよね、特にハッセルの魚眼なんて、中古でも30万円以上します。それであきらめていたのですが。。。

ある日、アメリカのオークションサイトe-bayを見ていたら、このレンズが出品されていました。しかも400ドルくらいで買えそうな値段です。このレンズはもともとキエフやペンタコン6用のレンズで、ハッセルマウントに改造されたものでした。これはまたとないチャンスと思い購入を検討しました。

しかし、ウクライナ製のレンズというのが引っかかりました。ちゃんと写るだろうか。。。ネットで調べてみると、なかなか評判が良いことが分かりました。そこで入札を決意、買ってみました。

ファーストライトは、川上村で冬の星座を狙いました。結果は良好。ウクライナ製でもいいものはあるもんですね。このときの写真が星ナビに初入選しました。

このレンズのすごいところは、開放では周辺星像が乱れるものの、たった半絞り絞るだけで、劇的に改善するのです。

今では手放せない大切なレンズになりました。

後日談。

こんな大切なレンズを落下させてしまうという大失態を犯してしまいました。(泣)

幸いにも光学系には問題なく一安心でしたが、絞りがやられ、自分で修理しましたが、半絞りごとのクリックがなくなってしまいました。まぁF4.0以外で使うことはないので実害はないですが。このレンズ重いので、落下には注意しましょう。

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メインレンズ

Kizai6 はっせるぶらっど、でぃすたごん。

FE 50mmF2.8

このレンズを使いたいためにハッセルブラッドマウントを選択しました。

私の知る限り、6×6判以上の広角レンズでF2.8以上の明るいレンズはこれだけです。

広角モザイクの場合は、短時間露光がなによりも大切です。露出時間が長くなると、光害カブリや空の状態の変化で滑らかにつながらないのです。だから、半絞りでも明るく撮ることが重要です。

そこで思い切って買ってしまいました。もちろん中古です。新品では買えません。新品だと冷却CCDが買えてしまいます。(^^;

一段絞りで、周辺光量、周辺星像などまずまずです。一段半絞るとさらにシャープさが増します。

ほんとに買ってよかったレンズです。画角的にもちょうど良く、メインレンズになっています。

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カメラ

Kizai5 Nikon D50です。2台目です。最初はPENTAX *isDsでしたがノイズがひどく、一分も露出すると真っ赤になりました。ダークを引くことすらできず、ノイズリダクションで倍の時間をかけて撮影していました。でも、これが普通と思っていたので一年以上、一生懸命こつこつ撮影していました。

でも、ニコンやキャノンのダーク画像をネットで見るようになり、これはおかしいということで、思い切って買い換えました。(気づくの遅すぎ。。。)

キャノンも考えましたが、キャノンはミラーボックスが狭すぎです。これは相当ケラレそうなので、ニコンのノイズが少ないという評価のあったD50にしました。

使ってみて、ほんとにノイズが少なく、今までの苦労はなんだったのか、と思いました。ISO1600も実用範囲で、ダークも引けますので、ペンタックスに比べて撮影時間が4分の1になりました。ほんといいカメラです。

もちろん赤外カットフィルターの改造をしています。

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イメージシフト装置

Kizai4 モザイク星野写真のキモのイメージシフト装置です。同様のものが、天文ショップなどで売られていますが、けっこうな値段がしますので自作しました。しかも6分割です。

これは2号機で一号機は4分割で、ペンタックス67マウントでした。6分割になったことでより緻密な写真が撮れるようになりました。4分割だと35mmフルサイズよりちょっと広いだけで、あまりモザイクの効果が出ないんですよね。8分割も考えましたが、ミラーボックスでケラレてだめでした。ちなみに6分割のときの撮像サイズは約44mm×41mmです。645判を正方形にカットした感じです。

6分割だとミラーやミラーボックスのケラレは避けられません。多少の光量損失は覚悟の上です。ミラーケラレのため、上側2枚の光量が多少落ちます。そのため、カメラマウントの中心を、光軸中心より2mm上方にシフトしてあります。これで6枚均等に光量がくるようになりました。

2号機は思い切ってハッセルブラッドマウントにしました。理由は広角系に明るいレンズがあることと、ハッセルマウントのほうがレンズの選択肢が多いからです。悩みは、ペンタックス67とは比べ物にならないくらい高価なことです。結局ハッセルのレンズは一本しかもっていません。

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パノラマヘッド

Kizai2 パノラマヘッドは、アメリカのReally Right Stuff製です。この会社は主にクイックリリースプレートなどのカメラ用品を作っている会社です。少々高いですが、作りはしっかりしていてガタなど一切ないです。日本のメーカもこうゆうしっかりしたものを作ってほしいところです。

 カメラや望遠鏡などのクイックリリースプレートはすべてこのメーカのもので統一していて、きわめてポータビリティの高いシステムになっています。プレートですが、いちいち買うと高いので、アルミ板で自作しています。厚さ5mmのアルミ板を幅37mmにカットし、角を斜めにヤスリで削れば、はい出来上がり。30分ほどでできてしまいます。Kizai3_2

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こんなんで撮ってます。

Kizai1_1  撮影機材の紹介です。

押入れの中に20年以上眠っていたスカイキャンサーがベースです。いい赤道儀です。片手で持てます。赤緯部分が使いにくいのでばっさり切って、パノラマ雲台をつけています。

GITZOの三脚に、お決まりのマンフロット2軸改造ジュニアギアヘッド。アングルファインダーもつけて、らくらく極軸あわせ。

モータードライブは自作で、純正のように出っ張らないのでスマートになっています。

5分でセッティング、3分で撤収のお気軽撮影セットです。各部の詳細はこれから少しずつ紹介していこうと思います。

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2007年7月25日 (水)

はじめまして

Photo1_2 みなさん、はじめまして。ほんまか、です。

まだ何も分かりませんが、ブログはじめました。

星の写真についてあれこれ書いてみようと思います。

よろしく。

最初は記念すべき「天文ガイド」初入選作品です。

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