イメージシフト装置3号機の製作
イメージシフト装置の3号機を製作中です。部品が揃いましたので写真をアップします。アルミの加工はいつものようにアルミプラスにお願いしています。あさって到着するので、届き次第組み立てです。できたらまたアップしたいと思います。
3号機は、絶対製作不可能と思っていたマミヤ645マウントです。マミヤ645のフランジバックは64mm。一方ニコンは46.5mmです。その差17.5mmです。光路差17.5mmでアダプターを製作するのは絶対無理と思っていました。というのは、最近のデジタル一眼レフは内臓フラッシュの部分が出っ張ていて、ニコンの場合は12mm近く出っ張ているんで、意外と難しいんです。
しかし、最近うまい方法を考えだしてなんとか製作できることが分かりました。
なぜ、ここまでしてマミヤ645マウントにこだわったかというと。
66判や67判のレンズより645判のレンズの方が明るくて、しかもシャープです。一般に撮像面積の小さいレンズの方がシャープなのです。645版は35mm判に近い設計がされていると言わてます。もうひとつ理由があります。
今まで、広角レンズで星野写真を撮ってきましたが、最近、150mm~200mmくらいのレンズでもっとクローズアップして撮りたいと思っていました。しかし、この焦点域だと、アポレンズやEDレンズでないとまず間違えなく青ハロが出ます。
ハッセルでアポレンズといえば、ゾナー250mmF5.6スーパーアクロマートがありますが、いつものようにめちゃめちゃ高いのと、F5.6と暗いのでこれはパスです。
あと、PENTAX67に300mmF4EDがありますが、これはちょっと焦点距離が長いのでこれもパスです。
ということで、645判レンズを使わざるをえなくなったわけです。
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