カールツアイスコレクション
満月近くで、天文ネタはないので、今日は、私のM42レンズのコレクションを紹介します。風景写真に使ってるレンズたち。
この5つのレンズは「イカレックス」という昔のカメラ用に作られたカールツアイス製のレンズです。「イカレックス」用と言っても、M42マウントなのでアダプターでニコン以外のカメラに使えます。
写真手前左から
- ディスタゴン 25mmF4
- ウルトロン 50mmF1.8
- スーパーダイナレックス 135mmF4
- テッサー 50mmF2.8
- スコパレックス 35mmF3.4
このうち、カールツアイスオリジナルは、ディスタゴンとテッサーだけで、他はフォクトレンダーブランドになりますが、この時期、2社は合併していたので、すべてツアイス名になっています。
最初に手にしたウルトロンの写りの良さと外観の美しさに惚れ込んで、5兄弟すべてを集めてしまいました。国内だけでは手に入らず、e-bayやドイツのフォトアーセナル(写真家の間で結構有名)で購入しました。
実際に使ってるのは、ウルトロンとディスタゴンだけで、他はコレクション専用です。ウルトロンの写りは最高です。ボケ味が自然で、写真に立体感が出ます。何か窓の外を覗いてるような絵が撮れます。言葉で説明するより実際に写真を見てもらったほうがいいと思います。↓これ。
ところでこのウルトロン、前玉が凹レンズです。前玉が凹レンズというのは珍しいと思います。これは、レンジファインダーのレンズを一眼レフ用にするため、バックフォーカスを伸ばすために使った手段とか。けっこういい加減と思えなくもないですが、結果よければすべて良しということでしょうか。
このウルトロンは人気が高く。ヤフオクでたまに見かけると入札がいっぱい入ってます。
ディスタゴンの方は、広角で暗いのでピントが合わせずらいので、苦労しますが、合えばシャープです。周辺もなかなかです。こちらは希少価値が高く、けっこうな値段がします。
最新のデジタル対応レンズもいいですが、たまには古いオールドレンズを一本つけて、撮影散歩に行くのもオツなものです。
天文ネタでなくてごめんなさい。
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