D50 VS D40ノイズ対決
ニコンのカメラの中では、一般庶民では買えないD3を除いて、ノイズが少ないことで有名なD50とD40。どちらが真の王者か対決してみました。その前に。
大きさ対決。
左側D50の勝ち。次は重さ対決。
D50の勝ち。そんなの見れば分かるってっば。
それではノイズ対決。まずは
D50 ISO1600 6min 21℃ レベル調整255->50
同条件でD40
アンプノイズはD40の方が大きいです。また輝点ノイズもD40の方が多いです。しかし、D50の方が全体的に赤っぽいのに対して、D40はバックが黒くしまっています。拡大してみて見ましょう。左がD50です。
どうなんでしょう。どちらがいいというより、ノイズの性格が違うようです。いずれにせよ。どちらも低ノイズです。引き分け!
次はD40のISO3200が使えるかどうか検証してみました。もともとD40を買った理由のひとつがISO3200でした。露出時間はISO1600の半分の3minです。感度が倍なので半分の露出で検証したほうが公平です。
まずは、レベル調整していないそのままの画像。
すばらしいですね。なお、ISO3200だと自動的にノイズリダクションがかかってしまうのですが、ノイズリダクション中に電源を切って、強制的に解除してあります。 これでは良く分からないのでレベルを255->50にして見ます。
ISO1600より悪いのは当然ですが、そんなに悪くないと思います。ただ、ノイズリダクションがかかってしまうのは避けられませんね。それではノイズリダクションをかけた場合のISO3200ではどうか。まずはレベル調整なし。
255->127にしてみました。
255->50にしてみました。
やはりISO1600より悪いですね。しかし、ここまで強調処理することはまずありませんし、コンポジット枚数重ねれば使えそうな気がします。
純粋にノイズだけを見ればISO1600で倍の露出時間かけたほうが良いのは分かりきっています。しかし、長焦点のノータッチガイドなどで長い露出をかけられない場合にこのISO3200は威力を発揮しそうです。
今後、デジ一眼の実用最高ISO感度はますます上がると予想されます。そうすると500mmの長焦点レンズで、1分露出×100枚コンポジットで、ノータッチガイドなんて撮影スタイルができるかも知れません。ポタ赤しか持ってない「ほんまか」でも星雲の写真が撮れるかも。
赤外カットはずしの詳細は明日、報告します。
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