EOS 5Dテスト撮影
5Dのテスト撮影に川上村に遠征してきました。気温マイナス13度。ケーブルは凍りつきカチカチに、ピントリングは重くなるわ。集中力は持たないわ。冬の川上村遠征はちょっと考え物ですね。
天候は終始うす雲があり、とても天体写真撮れる状況ではなかったのですが、撮らなければ何もデータが得られないので、雲を無視して撮ってきました。
30mmF4 ISO1600 1分
このワイド感いいですね。あまりにもワイドで左側、フードでケラレています(笑)。赤外カットはずしていないためか、発色もいいですね。これを見ると赤外カットそのままにしたくなります。
D50は高感度設定にするとノイズ除去のためか、のっぺりした絵になるのですが、このカメラはそれがないです。立体感があります。
こんな気象条件の中、唯一まともに撮れたのがこれ、
50mmF4.5 ISO1600 2min×2 ディフューザ ライト使用
心配していた、ミラーケラレ、とミラーボックスケラレ。やっぱり出ていました。これは何らかの対策をしなければなりませんね。
ほんとは、4枚コンポの予定でしたが、雲のため2枚になりました。また、この上部も撮って8枚モザイクで冬のダイヤモンドを収める予定でしたが、実に中途半端になってしまいました。せっかく撮ったので、適当に仕上げてみました。
極めてナチュラルですね。赤外カットノーマルだからでしょうか。
ケラレ以外にもうひとつ深刻な問題があって、ピントの山がつかみづらかったです。フルサイズのため許容量が増えたのか、赤外カットはずしてないので、ピントはずしたときの色滲みが少ないためか、どこでピントが合ってるかまったく分からない状況で、最後は適当にカンで決めました。いけませんね。今度月か何かで、ピントの最適位置を調べておかないといけません。
とりあえず、いろいろ課題が分かったので、良かったです。
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コメント
5Dのテスト撮影拝見しました。私も去年12月、5Dの中古が安くなったので、購入しました。早速DARKを撮ってみたところ、思いの外右側のアンプノイズの範囲が大きいのにがっかりしました。
それと、全体に赤ノイズが結構乗っていて、自宅(光害地)での撮影は画面がなんとなくザラザラした感じです。ミラーのケラレも結構有りまた。
現在はC-MOSとアンプの間に断熱材を挿入し、ミラーのストッパースポンジを薄くするなどケラレ対策を行いました。断熱材挿入はC-MOSの性格を全く変えてしまいました。
赤ノイズはC-MOS上から影を潜め、右側のアンプノイズは赤から青へと変化し、規模も縮小、CS3でのRAW現像ではアンプノイズはほとんど目立たなくなり、DARKを引かなくても良くなりました。ミラーのケラレも小さくなり、何とか実用出来るかと考えています。
投稿: T.Nagai | 2009年1月17日 (土) 16時52分
T.Nagaiさん、ご訪問ありがとうございます。
EOS 5Dのノイズですが、私もニコンD50/D40を使っていた感覚からすると、ノイズ多いなぁ~って思いました。特に夏場になるとぐーんとノイズ量が増えて、最初はびっくりしましたよ。
でも、断熱材一枚で、ノイズが軽減できるとは、これは、安くなった5Dを狙っている人にとっては有益な情報ではないでしょうか。
私は、暑くなる夏までにはEOS 5D Mark2をなんとかゲットしたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
投稿: ほんまか | 2009年1月17日 (土) 18時39分