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2008年3月25日 (火)

EOS 5D赤外カットフィルターはずし

Photo1041

まな板の上の鯉。EOS 5Dくん。 安物のNikon D40とは緊張度が違う。。。

Photo1042

こんなところにネジがあります。

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ご開帳。この電磁遮蔽板を取らないと、CCDユニットと基板を分離できません。しかし、15Wのコテではまったく歯が立たず。仕方がないので、このまま続行。

Photo1044

ご開帳から、ここまでくるのに一時間くらいかかった。それほど厄介だった。

この後、赤外カットフィルターユニットをはずそうとしたが、なかなかとれない。一度あきらめて元に戻したが、再度挑戦して、やっとはずれた。かなり固着していたようです。

Photo1045

やっとはずしたフィルターユニット。今度は赤外カットフィルターがはずせません。完全に接着されています。そこでカッターで無理やり切り取りました。

ということで、無事終了。テスト撮影も問題なしで一安心。

それにしても緊張したなぁ。もうこんな趣味は嫌だ。

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コメント

はじめまして、NAと申します。よろしくお願いします。初心者なのですが、フィルター改造をしてもらったEos5Dで天体写真を撮っています。
ほんまかさんは、その5Dをご自分で改造されているのですね。そのうえD40の冷却も…。驚きました。
そこでお聞きしたいのですが、5Dの冷却改造は構造的にいかがでしょうか。もちろん価格的には勇気がいると思うのですが…。
私もふと自分で…などと考えて、いかん、いかんと思い直したりしています。
勝手な質問で恐縮ですが、お考えをお聞きできれば幸いです。よろしくお願いします。

投稿: NA | 2008年5月14日 (水) 02時04分

NAさん。はじめまして。初心者の方大歓迎です。

5Dの冷却改造の件ですが、
一番の問題は、メイン基板とCMOSユニットの間にある、基板を覆ってるスチールの電磁遮蔽板ですね。これをはずさないと隙間が確保できません。(上から4枚目の写真にちょっと写ってる) ただ、この板は電気的ノイズの低減に役立っていますので、これをはずすのは問題ありかと思います。

そのほか5Dは、D40とは比べ物にならないくらい、細かな配慮がなされています。たとえば、CMOS前面の金属のフレームですが、これがちゃんとアースイングされていたりして、これをはずすのはちょっとと考えたりします。

冷却効率は落ちますが、考え方を変えて、前述の電磁遮蔽板を冷やすとか、4番目の写真に写ってるボディー側の銀のフレームを冷やすとかなら、なんとかできそうには思います。

わたしの個人的な感想からいえば、5Dの価格とかを考慮すると、ちょっとリスクが高いかなと思います。

NAさん。今後ともよろしくお願いします。

投稿: ほんまか | 2008年5月14日 (水) 09時42分

ほんまかさん、早速詳しくありがとうございます。これは難しそうですね。5D冷却をされている方をお聞きしないのがわかった気がします。私は電気系が弱いので改造はとんでもないですね(笑)。実は三ツ星さんの冷風を送るタイプもあるようなのですが、現実的にはそちらのような…。検討してみます。
どうもありがとうございました。今後もよろしくおねがいします。

投稿: NA | 2008年5月14日 (水) 14時49分

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