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2008年6月30日 (月)

よっちゃんさんの画像を本気で処理

よっちゃんさんの「画像処理検定2級素材」難しいですね~。私も最初チャレンジしたのですが、よっちゃんさんのお手本処理があまりにも素晴らしいので、こりゃ無理とあきらめていたのですが。。。

でもお手本画像は見なかったことにして、自分なりにいつもやっているように処理して見ました。

Ami7honmaka_color

まぁ、この辺が限界でしょうか。よっちゃんさんの画像は、細部がもっと出ています。たとえば右の輝星部分の網ですが、下に伸びるフィラメントがありますが、よっちゃんさんの画像はフィラメントがつながっているのです。ほんまかのは途切れ途切れ。。。どうしてあれがつながるのかわかりません。まぁ、あの方は神様ですから。。。

私は細部をあきらめ、全体的なイメージで勝負してみました。特に星の表現と色に関してはこだわってみました。

星に関しては、この画像を撮影した夜は透明度が悪かったのでしょうか? 星の周りにちょっとハロが出ていました。それを大切に利用してやわらかく星を強調してみました。ただ、最後にダスト&スクラッチをかけたら、ちょっと硬くなってしまいました。もうちょっとレベルを落としても良かったかな。ちょっとうるさいようにも見えます。

色に関しては特定の色を強調するとか意識しないで、3色の山が一致するように心がけました。ただ、この星雲の特徴として青と赤なので、星雲を強調しようとすると、どうしても緑不足になってしまいます。そこで最後に星雲部分だけ選択して緑の輝度を上げました。RGBのヒストグラムを見る限り、バランスはいいようです。

どうでしょうか? 2級合格でしょうか?

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コメント

う~ん、ただならぬ雰囲気を醸し出していますね。
バックグラウンドと星雲の淡い部分のモコモコ感が、星雲写真マニアのツボを突いているようです。
これは僕にはない魅力ですね。
私のバックグランドは、ちょっとキレイに整形しすぎの感がありますから。
また中央上の淡い部分のグリーンがとっても良く表現されていますね!この作品の大きなアピールポイントですね。
あと、西部の赤く沈んだ領域の星々に立体感を感じます。


これだけ処理が上手いのだから、ぜひとも将来こちらの分野にも参入して来て下さい。
…いや、やっぱり強敵が増えるのでご勘弁を…(笑)

気になるところを少しだけ…。
星雲内部の微光星ですが、周辺部と比べてシャープネス臭さが目に付くような気がします。
あと、輝星はもうちょっと径が大きい方が好みなのですが、これは好みの問題でしょう。
フラット処理については、北部にある輝度カブリがやや気になるようです。ミラーもないのに、どうしてここが明るくなってしまうんでしょうね?僕は線形グラデで補正しました。

とにかくいきなりこれだけの処理結果…、素晴らしいです。
もちろん、2級はしっかり合格していますよ。
やや残る階調の不自然さ?と輪郭強調の好みがなければ、プリントでも大満足の1級品になりそうですね。

お付き合い頂いてありがとうございました!

投稿: よっちゃん | 2008年7月 1日 (火) 00時21分

それにしても、このサムネイルで見たイメージはまさに最優秀レベルの迫力オーラがありますね。

あと言い忘れましたが、透明度が悪かったこと…よく分かりましたね^^
この夜は、天の川のヌケが悪く何かもやった印象で目を何度もこすって眺めていました。

投稿: よっちゃん | 2008年7月 1日 (火) 00時59分

よっちゃんさん。評価とアドバイスありがとうございます。特に、星雲と星が重なった部分の処理に関しては、今後の研究課題としたいと思います。階調の不自然さとありますが、いかにも画像処理しましたみたいな作品になってしまいました。よっちゃんさんにように、自然な感じに仕上げられるようになりたいです。

それにしてもシビアな処理の連続で疲れました。はっきり言ってこんなシビアな世界には足を踏み入れたくないです。(笑)今後も星野写真の世界でぬるま湯につかっていますので、ライバルになることはないです(なれない?)のでご安心を。

投稿: ほんまか | 2008年7月 1日 (火) 01時01分

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