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2008年7月25日 (金)

ブログ開設一周年

ほんまかのブログです。

ブログ開設一周年を記念して、リニューアルしてみました。って、ベランダGPDさんのパクリじゃん。すんません。すぐ直します。

いや、ネット進出して一年が経ちました。3万以上のアクセスを頂きました。ほんとうにありがとうございます。

ネットから情報を得ようとすれば、自分からも情報を発信しないと駄目だと思いブログを始めたのが一年前。その目的は達成でき、いろいろな方から有益な情報を得ることができました。ネットの世界はギブアンドテイクだと思います。どんな小さな情報でも、ある人にとっては追い求めていた情報かも知れません。情報の共有。これからも頑張ります。

ブログを始めた当初はほとんどアクセスがありませんでした。Blue Light StarさんのHPに画像を投稿して、飛躍的に、アクセス数があがりました。Blue Light Starさん、ありがとうございます。

定期的にコメント残してくれる方、ありがとうございます。特に、

よっちゃんさん。コーチさん。 私から見れば憧れの方々、このような大御所の方が私のブログにコメントいただけるだけでも光栄です。よっちゃんさんは、私のブログを積極的紹介していただき、おかげでアクセスが大幅にアップしました。私の作品の良き評価者でもあります。悪い部分も指摘してくれます。コーチさんは、私がデジタル写真を始めた当初のお手本でした。またモザイクも星野写真もやられるので、意見交換は私にとってとっても有意義です。ありがとうございます。

t_fixさん。gentaさん。いつもありがとうございます。天文始められた時期が私と近いことから、分野は違いますが、私は恐れ多くもライバルと思っていました。しかし、お二人とも最近の飛躍はすばらしい。ついていくのが大変。これからもよろしくお願いします。

そのほか、大勢の方にコメント、アクセスいただきました。ありがとうございます。これからもよろしく。

週末晴れないかな~。

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2008年7月21日 (月)

スイッチング電源の製作 その2

続きです。

まずは部品リスト

  • 1/4W金属皮膜抵抗 1KΩ [MF1/4CC1001F]  KOA  21円
  • 1/4W金属皮膜抵抗 5.1KΩ [MF1/4CC5101F]  KOA 21円
  • 降圧型電源レギュレータ [LM2596T-ADJ] ナショナルセミコンダクター 777円
  • ショットキーバリアダイオード [31DQ03L] 日本インター 126円
  • SNコイル [SN8S-300] NECトーキン 157円
  • 電解コンデンサ 1000μF 35V あまりもの
  • 電解コンデンサ 330μF 25V あまりもの
  • 追加抵抗 330Ω あまりもの
  • 基板 あまりもの

部品は、あまりもの以外は全てマルツパーツで購入しました。1000円ちょっとでできてしまいます。

抵抗は普通の抵抗でも良いですが、誤差の小さい金属皮膜抵抗にすると良いです。青い色の抵抗です。ショットキーダイオードは、前回、回路図に示したものがなかったので、耐圧、耐電流が高い上記のものにしました。何でも良いと思います。電解コンデンサは、耐圧の高いものにするようにデータシートに書かれています。

Photo1551

部品はたったこれだけ。

製作上の注意

●レギュレータの端子は基板の穴のピッチと違うので、カットして、抵抗のリードの切れ端などで付け足します。あるいは、ラジペンで伸ばして、間隔を少し広げてやっても良いでしょう。同様にダイオードのリードも太く基板の穴に入らないので切って、リードをつけます。

Photo1552

●回路図の太い線の部分は、配線を短く太くします。あまり神経質になる必要はありませんが、なるべく部品を密集させるようにすれば、配線も自然と短くなります。

Photo1553

●GNDラインは線でつなげるというより、面でつなげます。あまったリード線を敷き詰めて、はんだをこってり流し込みました。(ちょっと汚い)

Photo1554

完成

ちっちゃいので、コントローラの空いたスペースに入りました。秋月のキットだと大きいのでこうはいきません。

Photo1555

レギュレータはケースに固定します。ケースに固定しない場合は放熱器が必要ですが、スイッチング電源なのでそれほど熱くなりません。

連続撮影試験をしましたが何の問題も発生しませんでした。これで完成です。スイッチング電源に変えて消費電流がだいぶ減りましたので、これでバッテリーも長持ちです。

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2008年7月18日 (金)

スイッチング電源の製作 その1

久々の「天文屋のための電子工作」です。今回は電源の話です。

実は、今カメラ用電源に秋月電子の可変安定化電源キットを使っているのですが、大きいのと、シリーズレギュレータなので、損失が大きいこと、レギュレータの放熱板がプラスなので漏電が心配なこと、いろいろありまして、スイッチングレギュレータに変えようと思っていたところなのです。

ほんとは、秋月電子のスイッチングレギュレータキットを買って簡単に済まそうと思ったのですが、これが大きい。コントローラ装置の中に入りそうもないので、自作することにしました。

●電源の基礎知識

降圧型の電源には2種類あります。

1 シリーズレギュレータ

 3端子レギュレータとも言います。特徴は回路が簡単なこと、発振しにくく安定しているなどがあります。

Power2

 ↑のよに3端子レギュレータとコンデンサだけで、できてしまいます。C2、C3は容量の小さいセラミックコンデンサで0.1μ~0.33μくらいですが、レギュレータの発振を抑えるのに使われます。C1、C4は入力、出力コンデンサで、電圧のサージやリップル(バラつき)をとるのに使われます。容量の大きい電解コンデンサなどが使われます。

 3端子レギュレータは、出力電圧固定型と可変型があります。固定型は電子回路でよく使われる3.3V、5V、9Vなどがあります。カメラ電源などは、中途半端な値ですから必然的に可変型を使うことになります。

 手っ取り早く済ませたいなら秋月電子のこのキットがお勧めで、私も現在使用しています。でも最初に述べたようにいろいろ問題があって、スイッチングレギュレータに変えようと思います。

 シリーズレギュレータは、損失が大きいこととそれに伴う熱対策が問題です。シリーズレギュレータは電圧降圧分がそっくりそのまま熱として放出されることが特徴です。

Power1

 今、12Vの電源を6Vに降圧するとします。消費電流は2Aとします。電力は電圧×電流ですから四角の面積が消費電力になります。これを6Vに降圧した場合、灰色の部分の電力が熱として放出されます。

 12Wというのは尋常ではない発熱量です。私が今使っている半田ごてが15Wですから。。。 これはオーバーな例としても、シリーズレギュレータの場合は放熱対策をしっかりしなければなりません。

 一般的には、電圧降下が大きい場合や消費電流が大きい場合はシリーズレギュレータは向きません。

 それから、これはスイッチングレギュレータにも言えることですが、入力電圧は、出力電圧の3Vくらい高い値でないといけません。つまり12V電源から10V電源を出すことはできません。もし、もしそうしたいなら、LDOと呼ばれる低ドロップ型の3端子レギュレータを選びます。

2 スイッチングレギュレータ

 スイッチングレギュレータは前回の「ヒーターコントローラ」で説明したPWM制御に発想が似ています。高速にON/OFFを繰り返すことにより出力電圧が一定になるように調整されます。

 損出が少ないこと(効率は70%~90%くらいです)が最大の特徴です。欠点は回路が多少複雑になることと、配線など注意しないと発振しやすくなることです。

 簡単に済ませたいなら秋月電子のキットを利用すればよいでしょう。こんなものが売っています。 しかし、今回は小型にしたかったので作ることにします。

3 LM2596

 今回スイッチングレギュレータとして利用したのは、ナショナルセミコンダクターのLM2596T-ADJです。最後の-ADJは可変型を意味します。最大出力電流は3Aで、カメラ電源としては十分です。

 メーカ推奨の回路図を以下に示します。データシートはこちら

データシートの詳しい解説にしたがって設計すると次のようになります。(出力7.5Vの場合)

Power6

 2つの抵抗の値によって、出力電圧が決まります。

Vout = 1.23(5K/1K + 1) = 7.38V

 ちょっと電圧が低くなるので、後から5Kオームの抵抗に330オームの抵抗を直列につなぎました。これで電圧は

Vout = 1.23(5.33K/1K + 1) = 7.79V

 EOSの電源としてはちょうどいいと思います。

 ダイオードは必ずしも1N5825でなくてもかまいませんが、耐圧の高いショットキーダイオードにします。

 コンデンサは容量だけではなく耐圧にも注意します。上図の値より大きければ問題ありません。

次回は製作編です。部品リストと入手先、製作上の注意点を書きます。

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2008年7月15日 (火)

Hαに挑戦

常に進化続けるほんまかのデジタル星野写真。先週の霧ヶ峰で、月が出ている間にR64フィルターで撮ったはくちょう座下部の画像。ほんとはHαフィルターがいいんでしょうけど、広角なので使えません。

R64

Hasselblad CF Planar 100mmF3.5->F4 EOS5D ISO1600 8min×2コンポ×4モザイク。R64フィルター

荒いです。デジカメで単色で撮るとこうも荒くなるのでしょうか。はくちょう座上部は雲が出て撮れませんでした。

ためしに、昨日のはくちょう座写真と、適当にR64-RGB合成してみました。

R64rgb

発色がいいですね~。何か銀塩に近いような気がします。これは面白そう。一回くらいちゃんとやってみる価値あり。

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2008年7月14日 (月)

ぼけぼけ画像を無理やり処理

先々週の八千穂遠征の写真。薄雲にやられてボケボケの画像ですが、無理やり処理してみました。

Photo154

Hasselblad CF Planar 100mmF3.5->F5.6

EOS5D ISO1600 5分×10モザイク

フルサイズ10枚モザイクとは思えないこのボケボケ感。あまりにも眠いのでシャープ系フィルターかけたらザラザラ感も加わってしまった。薄雲に光害が反射して、すっきりしないバック。おまけに輝星の処理を間違えて、中心部を潰してしまった。

ボツかな。

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2008年7月12日 (土)

霧ヶ峰遠征中

今、霧ヶ峰にいます。

快晴です。

久々に撮影できそう。

==結末==

結局だめでした。月が沈んで、さぁこれからというタイミングで曇りました。(泣)

でも、月が出ている間に撮ったR64フィルターの画像をゲットできました。作品にはなりませんが、貴重なデータになります。

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2008年7月 7日 (月)

七夕

今日は七夕ということで、「天の川」というキーワードでもの凄いアクセスです。どうやら画像検索で私の天の川の写真がヒットしたらしい。ところで。。。

天の川が「七夕」でしか見られないと思っている方。

「間違えです。」

1 田舎の暗い夜空。2 晴天 3 月が出てない。 この3条件を満たせば、いつでも見られます。 方向は今の時期なら、南の地平線から、天頂よりやや東側にアーチがかかっています。初めての方は、最初、雲に見えるでしょう。でもずーと見ていても動きません。それが天の川です。

天の川の写真を見たい方は左の「星野写真2007/2008」アルバムをクリック。でもこれは長時間露出で光を蓄積した写真で、肉眼ではこのように見えません。

Photo153

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2008年7月 5日 (土)

八千穂遠征やっぱり失敗

がーん。画像処理し始めたら、どのコマもボケボケ。やっぱりうす雲があったみたい。10枚モザイクのうち、まともなのは最初のひとコマのみ。。。 これで7月もボウズかぁ~。

「ちくしょ~、やってらんねぇ~よ~。」

トホホ。。。

せっかくなので、そのまともな一枚だけ公開。

Photo152

Hasselblad Planar CF 100mmF3.5->F5.6

EOS 5D ISO1600 5min×2 自作ソフトフィルター ソフト0.5

それにしてもこのレンズ、中判レンズにしては凄い解像度。最新EDレンズなみ。モザイク前提で高感度にしたから荒れ気味だけど、低感度あるいはもっとコンポジットすれば、この一枚だけでもいけそう。

これを10枚並べたら、凄いことになりそう。あぁ~あ。

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八千穂遠征帰還&天ガ落選

八千穂高原に遠征してきました。薄雲が途切れなく通過する眠たい空でしたが、薄明一時間前にようやく晴れました。速攻で10枚モザイク分撮ってきました。

実にゴールデンウィーク以来の作品ゲットです。写り具合はあまり良くないのですが、なんとか仕上げたいと思います。今回は銀塩写真風に仕上げたいと思います。お楽しみに。

それから、今日は天文誌の発売日。入選された方おめでとうございます。私は。。。 あの広角天の川は自信あったのですが、あれを蹴られるとちょっと辛い。あの構図であれ以上の作品はもう無理。だから、「デジタルで広角星野写真はやめろ」と言われてるみたいで。。。ちょっと。。。

もうしばらく頑張ってみます。

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2008年7月 2日 (水)

検定画像の処理過程公開

せっかくなので、画像処理過程を大公開! ほんとは恥ずかしくてやりたくないのだが。。。

マスク処理を躊躇されてる方、これを見て「そろそろやってみようか」なんて思っていただければ。

ほんとは全過程を公開したいのだが、それは無理。あまりにもレイヤーがたくさんありすぎて。。最初のワンステップのみです。でも今見るとこの最初の段階の画像が自然でいい感じ。この後、シャープだ、ダスト&スクラッチだの下手糞なくせにやってしまったため、ちょっとおかしくなってしまった。

それじゃ、スタート。

Ami1

まず、レイヤーの説明。レイヤーは下から効果が表れるので、下から見ていく。最初の3レイヤーは、星雲の青い部分の強調レイヤー。これを一番最初にもってくることによって、赤と青のバランスを整えます。

次の3レイヤーは星雲全体の強調レイヤー。以上6つのレイヤーをグループにして、グループ全体に星マスクをかけています。残りの2つのレイヤーは最後の微調整です。

これ以外に効果を見るための強調レイヤーがありますが、ここではカットしています。次はマスクの説明。

Ami2

星雲の青い部分を選択するマスクです。色域指定、レベル調整、ぼかしを組み合わせて作りました。

Ami3

これは星雲全体を選択するマスク。レベル調整、ぼかしで作りました。

Ami4

最後は星マスク。星マスクの作り方は良く分からないのですが、私は最近、フィルターの輪郭抽出、ぼかしで作っています。星野写真の場合はこれが一番うまくいっています。

Ami5

まずは元画像です。ほんと淡いですね~。

Ami6

順番が逆になってしまいましたが、星雲全体の強調処理です。星野写真ではここまでトーンカーブを持ち上げることはありません。こんなにしてしまっていいのでしょうか。そんな不安になる処理です。ポイントは青丸の部分です。この部分に星雲が出ないとこの作品は寂しいので、ここに星雲がほんの少し出る、ぎりぎりのところまで強調します。

Ami7

トーンカーブだけの強調では物足りないので、彩度を上げます。さらにカラーバランスを調整。

Ami8

上の処理と順番が逆ですが、星雲の青い部分の強調。ほんのちょっと持ち上げてやります。

Ami9

さらに彩度アップ。ポイントは青丸の部分。ここが一番輝度が高いのですが、ここがつぶれてしまうと、みっともなくなります。ここがつぶれないギリギリのところまで強調します。

そして、星雲部分がG不足になるので、少しオーバー気味にカラーバランスでGを強調。(ヒストグラム見るとGオーバーがわかります) この崩れは最終段階で調整することにします。とにかく今は星雲中心に処理します。

Ami10

最後に各マスクのマスク加工を行います。マスク処理の肝はこのマスク加工だと思います。上の例は星マスクの加工ですが、悪い例です。マスクが悪いと、上の矢印のように星雲と星が重なった部分で、星の周りにくぼみができてしまいます。このくぼみが出ないように、マスクを加工します。レベル調整やぼかし、シャープ、ありとあらゆる手段を使って調整します。

こんな感じです。参考になりました?

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