夏休みの自由研究発表
夏休みも終わりに近づいてきましたので、これから、私の夏休みの自由研究の発表を連載でしたいと思います。
自由研究のテーマは「比較明(暗)合成を使った新しい画像処理法」です。
従来の画像処理法のトーンカーブやマスク処理といった微妙な調整を必要としない、簡単なコマンドでだれでもできる画像処理法です。
従来法を駆逐するような画期的な画像処理法と意気込みましたが、結果から言うと、かなり限定的で、またやはり微妙な調整は必要です。それに従来法のほうが逆に簡単な場合もあり、これだけですべてまかなえるものではありません。
しかし、一部の方式について、従来法より良い結果を得ています。特に、「彩度アップ、ダウンによる輝度アップ」は非常に良い結果を得ていいて、先日のアンタレス付近の写真もほとんどこれで仕上げました。彩度をアップすることによって、特定領域とりわけ淡い領域の輝度をアップさせるのです。不思議なことに彩度ダウンでも輝度をアップさせることができます。
ですから、従来法の補完として、またトーンカーブやマスク処理が苦手な人、フォトショップエレメンツで画像処理している人など限定的に使うには良いと思います。それにこれからの研究しだいではさらに応用範囲が広がるかも知れません。
とりあえず、私が試したことは以下の通りです。これから少しずつ、やっていきたいと思います。
1 ハイライトを飛ばさないで、コントラストアップ
2 シャドーをつぶさないで、コントラストアップ
3 彩度アップ、ダウンによる淡い部分の輝度アップ
4 バックグランドだけぼかしをかけ滑らかにする。
5 アンシャープマスクの荒れを緩和する。
6 微光星の輝度を落とす。
ところで、これらの記事にサンプル画像載せたいのですが、わたし、星雲星団の画像もっていません。以前ミニボーグで撮ったひどい画像ならあるのですが、どうせなら良い画像を使いたいのですが、だれかいただけませんか。
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コメント
ほんまかさん、僕のでよければ。
アイリスでも大丈夫ですか?
投稿: よっちゃん | 2008年8月28日 (木) 23時52分
よっちゃんさん、ありがとうございます。
何でも良いのですが、2パターンほしいのです。
一つは、M31やM42のようなすぐ白とびしそうな画像と
もう一つは、淡い散光星雲のような白とびの心配のない画像です。
アイリスは後者になるでしょうか。
よろしくお願いします。
投稿: ほんまか | 2008年8月28日 (木) 23時57分
M31は以前のやつがあったような気がします。
投稿: よっちゃん | 2008年8月29日 (金) 00時05分