スーパーアクロマートの実力
速攻で処理しました。
Hasselblad Sonnar 250mmF5.6 スーパーアクロマート
EOS 5D ISO1600 3min×16コンポ×2モザイク L41
比較明合成によるほんまか流画像処理法を使用。
中央部トリミング画像
ノータッチガイドなので、露出は短めの3分としました。もっと立体的に表現したかったのですが、露出不足なようで、平面的な絵になってしまいました。
色収差は僅かに出るようです。しかし、補正が必要なほどではありません。周辺減光は相当激しいです。ただ、中判レンズの開放はみんなこんなもんです。
星像は恐ろしくシャープで、元画像は微光星があるのかないのかわからないような画像です。
高性能望遠鏡と十分張り合えるレンズではないかと思います。
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コメント
星ナビ買って来ました素晴らしいですね。おめでとうございます。
湯沢晴れてよかったですね。
CF250mmスーパーアクロマート、名前のようにやはり凄いレンズのようですね!!
ほんまかさんの画像処理が上手なので周辺減光は目立ちませんが、周辺まで星像がシャープで目が痛くなるほどですね。
FSQ85EDにもまけない性能を持っているように思います。
レンズの重さも1kgちょっとと非常に軽いみたいですね、CF180mmとあんまり変わらない重さです。これにもびっくりします。
もう絶対買いですね。買いますとも!
投稿: 中途半端 | 2008年10月 5日 (日) 13時08分
中途半端さん。ありがとうございます。
確かに素晴らしいレンズですね。ただ、私これを使いこなす自身がまだでないのですよ。
一つはガイドの問題。やはり星雲とか表現しようとすると最低でも10分くらいの露出が必要そうです。そうするとオートガイドがやっぱ必要と思います。中途半端さんはオートガイドのシステムを持っていますか?
それと、周辺減光の問題ですね。イメージサークル中央の2枚モザイクでもこれだけ出ると。イメージサークルをフルに使う4枚モザイクは無理のような気がします。一段絞ってF8にする手もありますが、そうするとさらに露出不足になってしまいます。
現状はこんな感じで、手放しでは喜べない状況です。レンズ自体には問題はないのですが。
今のところ、夏の天の川など明るい対象には素晴らしい写真を作り出すと思います。いて座あたりの銀河なら明るいので3分露出でも十分ですし、一段絞っても大丈夫な気がします。
それに5D Mk2が出てくればISO6400が使えるのです、ノータッチガイドの問題や周辺減光の問題もクリアできそうです。
それまでは、しばらくちびちび使っていきますよ。
投稿: ほんまか | 2008年10月 5日 (日) 17時27分