冬の撮影・観望ガイド
冬のダイヤモンドを知らない方のために線をひいてみました。
一番下のおおいぬ座シリウスから反時計周りに、オリオン座リゲル、おうし座アルデバラン、ぎょしゃ座カペラ、ふたご座ポルックス、こいぬ座プロキオンです。
T-Fixさんの「冬の星雲星団一網打尽」の言葉に調子に乗って、「撮影・観望ガイド」を作ってみました。
オリオン座付近
●エンジェルフィッシュ、バーナードループ 馬頭星雲 コーン星雲 バラ星雲 赤い散光星雲。残念ながら眼視では見えない。写真向き。どれも淡く短時間露出では薄っすらと写る。
●オリオン大星雲 鳥のように見える大星雲。肉眼でも見えます。小型望遠鏡でも飛び立つ鳥のように広がった星雲の姿が良くわかります。
●M78星雲 ウルトラマンの故郷。小型望遠鏡低倍率でもうっすらと存在が確認できます。中型望遠鏡になると良く見えます。意外と明るい。
おうし座付近
●すばる(プレアデス星団) 肉眼でもわかる星団。小型望遠鏡で低倍率で見ると、それはもう綺麗の一言。こういった星団は低倍率で見ることがポイント
●ヒヤデス星団 まばらに散らばった星団。望遠鏡で見てもあまりぱっとしない。
●カリフォルニア星雲 眼視では見えない。写真撮影向き。
ぎょしゃ座付近
●勾玉星雲 眼視では見えないが、中心部分の星が密集したところは、眼視でも綺麗に見えます。
●M35 M36 M37 M38星団 小型望遠鏡低倍率でも良く見えます。こういった星団は低倍率で見た方が明るく綺麗です。倍率は10倍~20倍で十分。
●モンキー星雲 写真向きの小さな星雲。中型の望遠鏡ならなんとなく存在がわかる。
おおいぬ座付近
●シリウス 全天一明るい恒星。この明るく青い光はほんとに綺麗です。
●M41星団 シリウスの下にあるのですぐわかります。
●M46 M47星団 低倍率なら同一視野で見えます。M46は淡く、M47はキラキラしてます。2つの星団の対比が面白い。
●わし星雲 「わし」というより「かもめ」型の星雲。眼視では見えないが、写真では天の川の中にあって綺麗に写る。
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