星野写真のポリシー、画像処理編3
今日は「星の表現」についてぐだぐだ書きます。
デジタルでは、特に広角系では星は美しく写らないですね。
星というより、唯の白い点。。。周辺のエッジが立っていて、星の周りに適度なニジミがないです。しかも丸くないし。
これは、元画像で、画像処理をした最終画像がこれ、
コントラストアップしたので、さらにエッジが立っています。このとげとげ感がデジタル特有で、銀塩に一歩譲るところですね。
周辺部では収差が入るので、さらに状況が悪化します。
解決策として、次のようなことをしてきました。
1 ソフトフィルターの使用 輝星には効果あります。しかし、微光星にはほとんど効果なし。
2 画像処理でなんとか コンポジットするとき上下左右に1ピクセルずつずらしてコンポする方法やマスクを使って周辺をにじます、あるいは、周辺の輝度を落とす方法を試しましたが、いまいち。
一番良いのは、望遠レンズで撮って、モザイクで写野を広げる。というのしかなさそうです。望遠レンズだと、星像もある程度大きく写り、それだけ表現の幅が広がります。ただ、モザイクするんじゃ、根本的な解決策になっていないような気がします。
モザイク以外で気をつけることは、やはりコントラストアップするとき星像のエッジが効き過ぎないように注意することぐらいでしょうか。とにかく悩ましい問題です。
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コメント
記事楽しく拝見させていたただいております。
まだすぐに理解すると言うレベルではありませんが、何とか頑張ります。
突然ですが豪州に遠征してきます。モザイク用の機材も持ってハッセル(40mm,100mm,250mm)でモザイク撮影してきます。モザイク用の機材は頼んでから1年半、ようやく遠征3日前に到着しました。テストもかねて行って来ます。うまくいったらオナグサミ。
投稿: 中途半端 | 2009年6月15日 (月) 18時03分
何? 豪州遠征? う、うらやましぃ~。
高度の高い天の川中心部、暗い空、梅雨関係なし。いいなぁ。
いってらっしゃい。お気をつけて。
く、くやじぃ~。
投稿: ほんまか | 2009年6月15日 (月) 18時25分