天文業界
どうもこの業界は、需要超過の方向にあるようだ。つまり、生産・販売側が強く、消費者側が弱い。
需要超過と思われるフシはいっぱいある。
1 どこの販売店も価格が一緒。(日本だけでなくアメリカでも)
2 問い合わせに対する返事が遅い。
3 在庫切れを連発している某「システム望遠鏡」メーカがある。
4 販売システムが古臭い。あいもかわらず、電話、メールで注文を受け。。。
5 担当者が、いつも忙しそう。
忙しいとは、いいことです。この不況の時代に。。。ただ、「忙しい=需要が多い」とも言い切れないところがあって、単に効率が悪いだけというのが現実かも知れない。いずれにせよ、このような業界はおいしい業界であって、通常は新規参入がいっぱいあって、不親切、不効率な企業は淘汰され、需要と供給がほどよく一致するところで落ち着くのが経済原理ですが、そうならないところに消費者泣かせのところがあります。理由はおそらく次のようなことでしょう。
1 そもそも市場規模が小さいので、新規参入の魅力がない。(これが本命かな。スモール市場の宿命)
2 専門的な知識がいる。
3 何らかの参入障壁がある。
4 そもそも供給は十分であるが、ユーザの要求するものを供給してない。(需要の偏り)
供給側が強いというのも、下手な安売り合戦にならず、趣味性の高い商品が生まれるという意味では良いこともあるから、いちがいに今の状況がダメとも言えない。所詮、趣味の世界ですから。
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