天文屋のための木工入門 鏡筒ケースの製作
三脚の製作が終了したので、続いて鏡筒ケースの製作に入ります。ホームセンターで材木を買ってきました。
もちろん必要な大きさにカットしてもらいました。箱型に組み上げますが、今回はネジや釘が使わず木工ボンドだけで組み上げます。
まずは、仮留めの「隠し釘」を打っておきます。木工ボンド付けて乾かないうちに組み上げます。急いでやらないとボンドが乾いてしまいます。
赤い線の上が上蓋部分です。ケースと上蓋がぴったり重なるように組み上げ、重しを載せます。
隠し釘は、本来最後まで打ちつけ、ボンドが乾いた後、頭の部分をたたいて折るのが正しい使い方です。しかし、釘を抜きたかったので、最後まで打たないで、後でペンチで抜けるように中途半端に打ち込んでおきます。(結果的にこれは失敗でした。ボンドの接着力が弱くなりました)
それと、矢印のように下板と天板が少しはみ出していますが、これは最初から計算済みです。
このはみ出した部分を、
このようなトリマーで削り落とします。そうすると綺麗に仕上がります。トリマーはコロ付きストレートタイプを使用します。
さらに、トリマーで面取りをして、紙やすりで磨いて組み上げは終了です。紙やすりは上記のようなホルダーを使うといいです。今回新たに買いましたが、もっと前からあったら良かったと思う工具です。木工の必需品になりそうです。
続いて塗装ですが、今回は緑色にしました。こういった色にできるのは自作ならではです。
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