入選作品の画像処理過程を全公開その2
このようなS字が基本です。さらにトーンカーブかけます。
強調処理は一度にしないで、何回かに分けて慎重にやります。
次に、ヒストグラムを見ると、カブリ補正でグリーンが弱くなったのが分かります。そこでレベル補正で、カラーバランスを整えます。
ヒストグラムの左傾斜が一致するようにそろえるのがコツです。
ここでステップ1終了です。ファイルを保存して、レイヤーを統合します。そしてステップ2へ続きます。
ステップ2: まだ、眠たいので、またまたトーンカーブで調整
これでよし、次に背景の色ムラやカブリをとるため、背景だけ選択するマスクを作ります。このようなマスクです。
作り方は元画像を複写して、レベル補正の下のスライダーを上げてヒストグラムの下部を切り詰めます。そしてそれを反転させます。
マスクができたら、それをコピーして、調整レイヤーのマスク画面に貼り付けます。
色相。彩度の調整レイヤーを作りマスクを貼り付けます。そして、彩度を落とします。
次にマスク画像を選択し、マスク画像に対してレベル補正をかけます。上のスライダーを下げると、マスクの白い部分が増えます。あまり増やすと、天の川の彩度がなくなってしまいます。
天の川の彩度を落とさないで、背景の彩度だけを落とすぎりぎりのところを見つけます。上の例では背景だけではなく天の川の彩度まで落ちてしまっています。
これでステップ2は終了です。レイヤーを結合してステップ3へいきますが、また今度。
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