冬のダイヤモンド
完成したんで、とりあえずアップ。解説はそのうち。。。
EOS 5D Mark2 ISO3200 EF35mmF1.4L
R64 8分4コンポ F2.8
RGB 8分4コンポ F4
(L+R64)-RGB合成 3モザイク
久々に、イメージシフトによらない3枚モザイク、つまりフツーのモザイク。
歪の修正や、部分部分の色合わせ、めんどくさいです。二度とやりたくないですが、みんなこーやってモザイクしてるんですね。ご苦労様です。
さて、画像処理を三回やり直して完成しましたが、てこずったのは、星がシャープになりすぎて、ノイズのようになってしまったことです。1枚でもシャープなこのレンズ、モザイクなんかするもんでないです。シャープな光学系はモザイクしない方がいいという鉄則はここでもあてはまります。ただ、今回はどうしても冬のダイヤモンドを入れたかったので、3枚モザイクになりました。
結局、天の川をあまり強調しないということで、このノイズみたくなる問題を回避しましたが、当たり前と言えば当たり前の結果でした。
いずれにしても、苦労の割には、あまり納得いかない出来でした。
話は変わりますが、この日は寒かった。気温こそ伊豆ということで2度あったのですが、風が強く、冷えましたね~。
もう冬の星座も傾くのが早くなりました。あと「大犬座」撮ったら、今シーズンも終わりかな。
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コメント
初めまして。
素晴らしい作品に感動しております。
最近ポータブル赤道儀を購入、ただ単に比較明合成した星景写真とは違ったものを撮ろうとし始めました。
ただいまこちらのブログで勉強させてもらってます。まだまだ読み進められてませんが、非常に為になっています。
ところで赤道儀を使って長時間露光したら輝星って露出オーバーになるのですがどうすればいいのだろうか?どこかに書いてあるのでしょうか???
これからもどうかよろしくお願いいたしますm(__)m
投稿: 凧tako | 2009年12月24日 (木) 14時45分
凧takoさん、はじめまして。
比較明の星景写真では飽き足らず、ポタ赤をご購入とは、なかなかよろしい心構えでいいと思います。(笑)
そんな方のために、以前「デジタル星野写真入門」というシリーズ書きましたから、勉強して帰ってくださいませ。
ところで、CD-1でいきなり180mmレンズは無理です。まずは広角レンズで行きましょう。
さて、輝星の露出オーバーですが、我々天文屋は輝星の飽和を気にすることはまずありません。気にするのは背景の露出オーバーだけです。輝星が飽和しても中心部分の一点だけですから、それほど問題になりません。
ただ、以下の点は注意する必要があります。
現像するときに、明るさなどのパラメータを+0にします。カメラの初期設定のまま現像すると、輝星の周りまで飽和してしまうことがあります。
また、フォトショップで、「明るさ・コントラスト」を強めにかけるとやはり輝星の周りまで飽和します。
理想はトーンカーブで、輝星の周りが飽和しないように、うまく中間調だけ強調する必要があります。
難しいなら、あまり強調処理しないことです。当たり前ですが、実はこれができていない人がいっぱいいます。
それでは、がんばってみてください。分からないことがありましたら、また聞いてください。
投稿: ほんまか | 2009年12月24日 (木) 23時14分
「デジタル星野写真入門」スクリーンショットもあり、またElements5.0なんでこの点でもすごく分かりやすく為になっております。部分的にプリントアウトさせてもらってPCを立ち上げなくても読めるようにしてます。ほんと感謝感謝です。
180mmダメ元でやってみました(笑)180mmでそこそこ合えば広角レンズではきっちり合うだろうと思って。と言うかまだ広角でどこ狙えば分かってない言うのもあるのですが(^_^;)
明るさ、コントラスト注意ですね(入門の始めの方にも書いてましたm(__)m)。了解しました!今度、輝星の飽和気にしないでこちらのデータ参考に少し長めに露出かけてみます。
投稿: 凧tako | 2009年12月25日 (金) 12時13分