ぎょしゃ座南部の星雲星団
連休の遠征写真完成しました。早っ!
その前に、ほんまかの撮影システムをご紹介。
中望遠レンズを使う上で大切なのはバランス。光軸方向にスライドできるのはもちろん、
それと直角方向にもバランスとれます。デジカメはグリップ側の方が重いので、これも重要ですね。バランスにこだわるのは、ガイド精度もありますが、一番は構図です。バランスが合っていれば、クランプフリーでも停止し、微妙な構図合わせができます!
今回、淡いレムナントも対象になっているので、初めてフラット撮影してみました。
こんなんで、いいのかな? RAP2のカラーのフラットは難しそうなので、ステライメージの簡単なフラット処理をしてみました。
そのかいあって、レムナントが出てきました。どうぞご覧ください。
EF135mm F2L EOS 5D MARK2 ISO1600
RGB: F3.5 7min*7comp
R64: F2.8 7min*8comp
(L+R64)RGB合成
素晴らしいですね。このレンズ。T-Fixさんの報告では赤ハロが出るとありましたが、そんなものどこにもありませんでしたよ。真っ白なまんまるい星像でした。空がもっとすっきりしていれば、もっと詳細を出せたかも知れません。それは残念です。
キャノンのレンズはEF35F1.4Lに続いて2個目ですが、どれも素晴らしいですね。でも一つだけ文句言わしてください。このペラペラで付けにくいレンズフードだけは、なんとかしてください!
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コメント
ほんまかさん、Sh2-240しっかり出てきましたね。V3でなくてR64でしっかり描写しているところが、ほんまかさんの画像処理のなせる技ですね。
EF135mmは、フルサイズでも良いですね。でも、キャノンのプラのフードは、ちゃっちい感じなのでイマイチです。私は、他社のメタルフードをステップアップリングなどを併用して使ってます。
投稿: NIKON1957 | 2010年1月12日 (火) 20時47分
NIKON1957さん、このレンズ買いです!
Sigmaの150mmマクロと悩みました。150mmは焦点距離と三脚座が着いているのがポイントだったのですが、やはり一段明るいEF135mmにしました。
フルサイズでも隅々までシャープなので、APS-Cなら余裕ですね。
レンズフードはそうですね。他社のメタルフード使うのがよさそうです。
投稿: ほんまか | 2010年1月12日 (火) 20時50分
ほんまかさん
こんにちは、良い写真ですね。
LプレートやパノラマヘッドはRRSのものでしょうか。光軸方向のスライドできるとは知りませんでした。
カメラ自体のバランスをとっているとはさすがです。7分以上でも微動だにしないのには訳がありますねー。
投稿: takos | 2010年1月14日 (木) 11時02分
takosさん、こんにちは。
そうです。RRSのものです。
私は風景撮影も含めてすべてRRSで統一しています。そのため、いろいろ使い回しができて便利です。
このプレートシステムは世界標準といってもいいですね。なぜか日本で普及していないのが残念です。
RRSの製品はじょうぶで使い勝手が良く気に入っていますが、少々値段が高いのが悩みです。
星野写真に限らず、長時間露出する天体写真はバランスが大事ですね。追尾ミスというのは滅多にしません。
投稿: ほんまか | 2010年1月14日 (木) 22時07分
さすがほんまかさん、僕の好みの仕上げを的確に攻めてきますね(´*ω*)
やっぱ経験値の差なんですかね?
とことんまで魅了され、ボク昨日は一日中ミイラ状態でした(笑)
しかし赤ハロは出ませんか。きれいな星像ですよね。
私は開放やF2.8までしか絞らなかったのがいけなかったかもです。35mmフルサイズでも崩れない周辺星像にはびっくりしました。
投稿: T-Fix | 2010年1月17日 (日) 16時19分
T_Fixさん、こんにちは。
この作品は薄雲の中なのでボツにしました。
16日晩に取り直してきましので、そちらをお楽しみに。
T_Fixさんもこないだの、M42下の淡い星雲。あれ凄いですね。みんなレベルアップしているので、私も取り残されないよう一生懸命です。
投稿: ほんまか | 2010年1月18日 (月) 13時15分