2010年3月29日 (月)
2010年3月24日 (水)
北天の分子雲
この一カ月、ブログの更新もしないで、こいつの撮影と画像処理に専念していました。まだ納得の出来ではありませんが、これ以上いじくりまわしても全然良くならないし、締切も近いのでこれで完成とします。
まずは、GENTAさんの影響で最近ブーム?のM81/M82周辺の分子雲です。(3/27差し替えました)
EF135mmF2L -> F2.8 EOS 5D Mark2 ISO3200
5分×56枚(うち24枚はLPS-P2使用L成分に加算)
2010/2/20 23:53~ 静岡県浜松市新宮池にて
淡いです。なかなか彩度が出てきません。まぁ、こんなもんかも知れません。GENTAさん命名の大王イカ星雲、鯉星雲とも良く写っています。
次の写真です。どこを撮ったかわかります?
EF135mmF2L -> F2.8 EOS 5D Mark2 ISO3200
5分×37枚+7分×46枚(うち23枚はLPS-P2、15枚はR64使用L成分に加算)
2010/3/13 23:42~ 長野県霧ヶ峰高原にて
2010/3/19 22:12~ 長野県八千穂高原にて
真ん中の輝星は、天体写真やる人ならだれもが見る「北極星」
こんな星雲に囲まれていたなんて。。。
でもこんなところにこんな星雲があるなら、全天星雲だらけですね。全天撮りつくすには一生かかりそうですけど。
この作品は最初から2枚組の予定でしたので、2枚組写真として天文ガイドに応募します。間に合ってよかった。
2010年3月 5日 (金)
今月はW
星ナビと、天ガに入選しました。パチパチパチ。
なんか久しぶり、入選。
星ナビの方は従来通りの私の作風ですが、天ガの方は今年から始めた中望遠画角で、もろ星雲星団分野とかぶるので、不安だったのですが、入選できてうれしいです。
さて、星ナビの方で指摘されていますが、
「この濃さの星雲描写を維持しながら、恒星や反射星雲領域の色を再現するようにはできないものでしょうか?」
できないですね~。
この通りやったのが天ガの作品ですが、広角になるとできないんですよ。なんででしょうね~。
私が思うに。広角ほどコントラストが高いからだと思いますがどうでしょう。今、望遠レンズで撮った美しい星野写真があるとします。これをそのままたくさん並べてモザイク広角写真を作ったとします。はたしてこれが美しいでしょうか? たぶんモヤっとした非常にコントラストの低い画像になると思います。広角でも美しく表現するには、コントラストを高くしないといけないと思います。そうすると、淡い部分はつぶれてしまいます。このへんの案配が非常に難しいです。
けど、いずれはなんとかしたいですね。
次に天ガの方で、「赤いH2領域の色飽和度が低く、白っぽい色合い。。。」
とありますが、これは今まさに「よっちゃんさん」がブログで解説しているLががんばりすぎてしまった好例ですね。このL成分加算法の欠点です。これもいずれ、なんとかしたいです。
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