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2010年9月 6日 (月)

「ワンランクアップの星野写真その12」星の調整

この連載の題材になっている、「北アメリカ星雲周辺」の写真ですが、見事、「天ガ」に落選しましたぁ~。

ということで、「この連載、一気に説得力を失いましたぁ、あはぁ、はぁ。」

席を立って、お帰りの方、さようなら~。

はっきり言ってやる気出ません。でもとりあえず、前回までの画像。

1009061

もうこれで、ほぼ完成なのですが、ここで終わりにしたら、ブーイングなので、少し星をいじくってみます。

星の周辺の輝度をちょっと下げて見ましょう。そうすると星雲が浮かび上がってくるような効果があります。

簡単な方法を紹介します。まず、背景画像を複製します。(レイヤー)→(レイヤーを複製)

1009032

次に(フィルター)→(その他)→(明るさの最小値)で半径[1]

1009063

ここで複製したレイヤーの不透明度をいろいろ変えて、お好みの明るさに調整します。

1009064 

さて、次に星の周りの色合いまで変えて見ましょう。そのためには星選択マスクを作ります。背景画像を複製し、ピクセル等倍表示にします。そして、(フィルター)→(その他)→(ハイパス)で半径を星雲が消えて星だけが残る値にします。

1009065

次にレベル補正で下図のようにコントラストをアップします。

1009066

これで、星選択マスク完成、すべて選択s、コピーします。

1009067

レベル補正の調整レイヤーを作成し、今コピーした星選択マスクを貼り付けます。

そして、レベル補正で星の周りの色合いを調整します。この写真の場合、赤が強いので、バランスをとるため、赤を少し弱くすると、透明感が出ます。

1009068

完成です。

次回は、背景のならし処理について。

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