「めざせ10万円で入選」光学系の購入
この10万円企画で一番のキーポイントになるのが、光学系。光学系が悪く、青ハロ出まくり、ボテボテの星像じゃ入選なんて絶対無理。かといって、予算が限られているから、そんな高級なものは買えない。
まぁ、現実的にはカメラレンズの中から選ばざるをえません。望遠鏡は高い。本体も高いが、望遠鏡の場合は付属品がけっこう金がかかる。鏡筒バンドやレジューサー、カメラアダプター。望遠レンズなら、これらは最初からついている。
しかし、下手な望遠レンズじゃ、とても入選なんて無理。キャノンのEF400mmF5.6Lあたりが買えれば問題はないが、ジャンクでも3万円もする。
高性能なレンズで安く買えるレンズはあるか。
で、選んだのがこのレンズです。
Sigma APO TELE MACRO 400mm F5.6
このレンズ、ネット上の評判や、MTFのデータは非常にいいです。EF400mmF5.6Lにせまる性能です。残念ながら星の写真のサンプルは見つけられませんでしたが、これの兄弟分の300mmF4の写真は見つけられました。非常によかったです。
で、このレンズ、高性能にも関わらず、中古市場では非常に安いのです。なぜかというと、デジタルでは絞り込むとエラーが出るのです。ROMを交換すればデジタル対応になるそうですが、ROMの在庫もないそうです。
そんなこんなで、このレンズ、15,800円で購入できました。
さっそく、部屋から、外の風景を撮影してみました。(のぞきと間違えられないように、電気を消してこっそりと、、、)
中央でピントを合わせて、中心を4隅で撮影してみました。
周辺で、大きな崩れはないようです。なかなかいいんじゃないでしょうか。ほんとのとこは、星を撮ってみるまではわかりません。
早く、星の実写で確認してみたいです。もし、いいなら、このレンズ、ビンボー天文屋の大きな味方になること間違えなしです。
ところで、無限遠でピントが合いません。
まぁ、予想されていたことですから、別に驚きませんが、、、今のところ、レンズ後部に小さな保護フィルターを埋め込むか、FFフィルターにガラスだけ抜いて貼り付けようと考えています。
アルミプレートも買いました。
960円です。ということで、
残り34,977円です。
まだ買わなきゃいけないものは、
ガイド鏡にガイドカメラ、三脚、カメラ電源やヒーターなどの電気関係、まだまだたくさんあります。う~ん、だんだん厳しくなってきました。
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