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2010年12月31日 (金)

大晦日の物欲

来年、「機材はEF85mmF1.2Lがほしいですね。買えるかな?」と言っておきながら。。。

まだ、年も明けないのに。。。

買ってしまいました。。。

(爆)。。。

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お正月遠征でどうしても、こいつを使いたくて、、、急遽ネット中古検索して八王子のキタムラまで行って買ってきました。

来年はこいつに活躍してもらおう。

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2010年12月30日 (木)

今年一年を振り返る

毎年恒例なんで、やっておきます。今年一年を振り返ります。

機材編

 新しくかった機材は、EF135mmF2LR64フィルターですね。今年はこれが大活躍してくれました。それ以外に買った機材はないですね。(10万円企画は別)

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 むしろ、買ったというより、売った年だったといえます。いっぱい持っていた中判レンズもほとんど売ってしまいました。とにかく貧乏な1年でした。

天体写真編

 今年は何といっても、中望遠レンズとR64フィルターによる作品ですね。私の新しいスタイルを築けました。それと春には「北天の分子雲」、冬に「オリオンエリダヌスバブル」を撮りました。激淡対象に果敢に挑戦しました。

 この路線は来年も続けたいですね。

フォトコン編

 前半はポンポンと入選できたのですが、後半は息切れしました。でも最近は以前より入選を意識しなくなりました。

遠征編

 今年も、湯沢、伊豆、長野を中心に遠征しました。最近は八千穂高原が多いですね。春にはgentaさんのお膝元、新宮池まで行きました。

ブログ編

 前回好評だった「デジタル星野写真入門」の続編として、「ワンランクアップのデジタル星野写真」をやりました。また後半、「めざせ10万円で入選」をやりました。この人気取り企画にみなさん、まんまとひっかかり、ブログ訪問者数が倍増しました。(150人/日->300人/日)しめしめ。来年も企画ものやって、さらに訪問者数を増やしたいですね。

来年の抱負

 とりあえず、10万円企画を成就させたいですね。機材はEF85mmF1.2Lがほしいですね。買えるかな? それから、天体写真は、今年同様、今までだれも見たことのないような、写真はバシバシ発表したいですね。

今年の1枚

 今年撮った一番のお気に入りです。

10090610_2 私が今まで、理想としてきた星野写真にほぼ到達できたかな、という自信作ですね。私的には最優秀とってもいいくらいだったんですが、入選すらしませんでした。これが入選でなかったら、じゃ、今までの作品はなんだったの? と思ってしまうくらいの出来でした。悔しいので、今年の私の最優秀としておきます。

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2010年12月29日 (水)

「めざせ10万円で入選」自作円形絞りの効果

ビニル板をくりぬいて、円形絞りを作りました。穴径5cmなので、F8ということになります。FC50と同じですね。表は白いですが、裏側は黒いですからご安心を。

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で、効果のほどは。

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滲みは改善されましたね。星も丸くなりました。まだちょっと滲んでますが、最初の状態からするとだいぶ良くなりました。あとは実際に長時間露出してみてですね。

これで、すこし明りが見えました。F8というとちょっと暗いですが、昔の望遠鏡はみんなこんくらいでした。

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2010年12月28日 (火)

「めざせ10万円で入選」扇形の滲みの検証

扇形の滲みを検証です。

外は寒いので、横着して部屋の中からテスト撮影。極軸はコンパス使って、適当に合わせました。けっこう追尾します。レンズにはEOS 5D Mark2がついています。

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部屋の中から撮影。

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フルサイズだとさすがに、周辺減光が目立ちますね~。

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やはり、扇形の滲みが出てます。

と、いうことは。。。

フィルターの問題ではなく、レンズ固有の収差ですね。たぶん。

やっぱ、安いレンズはだめ? おしいな~このレンズ、芯はシャープなだけに残念です。

こうなったら、絞るしかないですね。F8程度に絞ってみようと思います。こういった滲みはちょっと絞ると劇的に改善される場合もありますので、期待大です。ただ、このレンズ、デジタルだと絞れないことは以前、お話ししました。さて、どうやって絞りましょうか。分解して絞り羽根を直接操作するか、レンズ前面で口径を絞るかですね。

あと、もうひとつ救いは、上の画像はかなり強調しています。強調しないと、それほど濃くありません。強調してない画像です。

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要は画像処理で星を強調しないように星雲だけ強調するようにすればいいんです。まぁ、見ててください。なんとかしますから。

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2010年12月26日 (日)

「めざせ10万円で入選」ガイドテストリベンジ

土曜の夜に赤城高原にガイドテストに行ってきました。

赤城高原は夜景は奇麗ですが、空は明るいです。。。でも1時間でいけます。

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今回はガイドテストできました。最初は非常に暴れていたのですが、モーター倍速を2倍から8倍に変えたら、収束するようになりました。

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ちなみにパラメータは以下の通り。

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ガイドはうまくいったようです。もうちょっとパラメータを調整すればもっと良くなりそうです。

10分ガイドで撮った写真です。ガイドはいいのですが。。。

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ISO200 10min

星が扇型に滲んでいます。

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これはいかんですね。この滲み、実は前回のレンズテストで気付いていたのですが、それほど目立たなかったので、気にしていませんでした。ところが今回長時間露出して目立つようになってきました。

この滲みはジャスピンのとき、顕著に出ます。すこしピンボケだと出ません。

これが、レンズ固有の収差か、光路長調整のためにFFフィルターに張り付けたクリアーフィルターによるものか不明です。

クリアフィルターをはずしてみたいですが、はずすと無限遠でピントでません。ローパスフィルターを戻してみましょうか。ただ面倒ですね。それで直る保証もないし。最悪、ピントが出ない場合もあります。

とりあえず、今度もう一台のカメラEOS 5D Mark2でやってみます。こちらはバックフォーカスがあってます。

5DMk2でも同じなら、レンズ固有の収差といえます。5Dmk2で出ないなら、クリアフィルターの影響と考えられます。

まだまだ、調整は続きそうです。なんとか冬シーズンのうちに一作品くらい完成させたいのですが、先はまだ長いです。

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2010年12月24日 (金)

来年の抱負

最近ある法則を発見した。

「ほんとうに美しい写真はピクセル等倍で見ても美しい」。

自分でもよくわかっていることだが、私の写真はあまり美しくない。一方、天文紙のフォトコン常連で、いつもすごい作品を連発しているスーパーマイスター達の作品は非常に美しい。

私と、マイスター達でどこが違うか? もう写真の見かたが全然違うということに気付いた。

マイスター達はそもそも、考え方からしてピクセル単位なんです。ピントもガイドも、画像処理もすべてピクセル単位なんです。

私なんか、考え方からして所詮A4プリントなんです。

フォトショップでいえば、「ピクセル等倍」と「画面サイズに合わせる」の違いなんです。

来年はピクセル単位で考えられるようになりたい。

でも、これがどんなに大変なことかは、それだけは分かる。それが分かるだけの才能があることだけは自負したい。

最後に一言。マイスター達が、このカメラがいいとか、このレンズがいいとか、たまに云うことがあるが、よく考えてから飛びついた方がいい。それがほんとに自分にとって必要かどうか、そもそも考え方からして違うんだから。

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2010年12月19日 (日)

「めざせ10万円で入選」ガイドテスト。。。ならず。

土曜夜は、赤城高原にガイドテストに行ってきました。なんで赤城高原かというと、「あしかがフラワーパーク」のイルミネーションを見た後に近いところということで赤城にしました。

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コンパクトなシステムなので、セッティングはあっという間に完了。まだ慣れていないので、手間取ったところもありますが、慣れればもっと早くなりそう。

モーターの手動テストと、EOS Utilityの動作確認をして、すぐPHDによるガイドテストをしました。

PHDはガイドグラフが出るので、ガイドグラフを出そうとしましたが、メニューに項目がありません? PHDに詳しいgentaさんに聞いてみようと、電話をしてみましたが、出ません。今日は遠征しないでもう寝てしまったようです。(genatさんすみません)

仕方がないので、ネットに接続していろいろ調べてみると、単にバージョンが古かっただけみたい(1.7)そこで、最新版をダウンロードして実行してみると、

カメラ選択しようとSSAGを選択すると、エラーが出て異常終了してしまいます。何回かやってみましたし、パソコンも再起動をかけてみましたが、症状は変わらず。SSAGが接続されていなくても、異常終了してしまいます。上書きインストールなので、元のバージョンに戻せません。これにて万事休す。

結局ガイドテストはまったくできず帰ってきました。

翌日、gentaさんの協力でこの問題は解決しました。(gentaさんありがと~)
(WinXPでは最新版+SSAGの組み合わせはよくない見たいです。)

さて、もう年末ですね。仕事に集中したいので、しばらく天文はお休みです。

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2010年12月17日 (金)

「めざせ10万円で入選」10万円セット完成!

やっと電子工作が終わりました。電源などをケースに組み込んで完了。

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と思ったら、またまた電源異常、正常な電圧が出力されません。まだ接触不良があるのか、またはスイッチング電源を2つ並べたのが良くなかったのか? 結局すべての素子に一点アース配線を施して正常動作するようになりました。接触不良というか、もしかしたら、そもそもGNDパターンが弱いのかも知れません。あと、カメラ電源の場合、入力電圧(12V)と出力電圧(8V)の電圧差が4Vしかなく少ないのかも知れません。(そのため発振しやすくなっている?)

またこのスイッチング電源、一番の問題は正常動作しない場合、出力側に入力電圧がそのまま出てしまうことです。(つまり12Vが出力される)これはかなり怖いです。あと800円あれば、「天文屋のための電子工作」で紹介したスイッチング電源が組めたのですが、予算がなかったのでしょうがないです。

何はともあれ、完成です。モーターコントローラーはケースに埋め込みました。また、どのスイッチが押されたかわかるように4方向にLEDをつけました。
赤いツマミはヒーターコントローラーのボリューム、青いツマミは明視野照明のボリュームです。ヒューズも3系統入れたので安心です。

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これで「星雲星団撮影10万円セット」がめでたく完成です。どこかのショップにありそうなネーミングですね。分かりやすいように、かかった費用を入れてみました。

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でもまぁ、我ながら良く出来たと思います。ただ、この企画、10万円で機材をそろえよう!という企画ではなく、あくまでも「入選!」が目標です。これからが本番です。

今週末は天気もいいので、月明かりの中、ガイドテストが出来そうです。

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2010年12月14日 (火)

紹介

ブログのご紹介
早い物で天文を再開してから5年を過ぎました。
ブログを始めてからでも3年になります。
再開後はカメラレンズで星野写真撮影ばかりやっていますが大変奥の深い世界でまだまだ分からない事だらけです。
機材整備。
撮影技術。
画像処理。
この三つがうまくバランスしなくてはならずなかなか大変です。
これからもどたばたと悪戦苦闘を続けていこうと思っています。
皆様よろしくお願いいたします。

わし星雲
101215EF135mmF2L->F2.8 5分×128枚

H22年12月現在 使用中の機材

赤道儀
タカハシ スカイキャンサー

カメラレンズ
EF135mmF2L
EF35mmF1.4L

カメラ
EOS 5D Mark2

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「めざせ10万円で入選」電子工作続き

あいかわらず、電子工作しています。まずは、明視野照明装置。クリップにLEDつけただけ、いちおう、明るさの調整もできます。

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次にモーターコントローラを分解。

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オートガイダーからのST-4互換信号をスイッチに直結。

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ケースに組み込んで、PHDから操作テスト。

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無事動作しました。

もうじき完成です!

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2010年12月10日 (金)

「めざせ10万円で入選」ヒーターコントローラの製作

忙しくて、なかなか作業がはかどりません。二日かけてやっと、ヒーターコントローラーを作りました。2チャンネル分です。

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回路図と解説は「天文屋のための電子工作」を見てください。詳しく説明しています。

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あと、残ってる作業は「明視野照明装置」とモーターコントローラの組込みとオートガイダーとの接続です。来週中には終わらせたいです。

今後の予定
来週末くらいにガイドテストにもちこんで、お正月の遠征にはファーストショットといきたですが、さて間に合うかどうか。。。

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2010年12月 8日 (水)

オリオン-エリダヌス・スーパーバブル

ノーフィルター画像を64枚追加して、やっと色が出た。

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EF35mm F1.4L->F3.5 EOS 5D MARK2 ISO3200
5min×64枚 R64フィルター F2.0
5min×16枚 ノーフィルター F3.5
3min×64枚 ノーフィルター F2.8
合計144枚コンポジット 総露出時間9時間52分

前回までの画像は、なんか赤と黒しかない2色刷りのような作品でしたが、これは同じ赤でも微妙なニュアンスがあります。

アルデバランから南西に広がる分子雲が今回新たに出てきました。R64フレームにはほとんど写っていませんので、これはHαではありません。おうし座分子雲でしょうか。

オリオンの腰から、アルデバランにかけてあると思われる青いガスはまったく抽出することができませんでした。広角レンズでは詳細がつぶれてしまい難しいでしょう。

まぁ、これが限界かな。これ以上コンポ重ねても、カブリムラばっかり強調されて、星雲を強調してるのか、カブリを強調してるのかわからなくなります。

これをもって完成とします。

色を出すなら、コンポで重ねるより、おそらくモザイクのほうが有効と思われます。またモザイクのほうが総撮影時間も短くてすみそうです。またモザイクのほうが分割して撮影できるので、一晩で撮れる時間も多くできます。(広角一枚撮りの場合は、全領域がカブリの影響を受けない時間が一晩で3時間くらいしかありません)

来年はモザイクでまた挑戦してみたいと思います。

今回この作品のために、また新たなコンポジット法を発見しました。でもすごい大変だった。たぶん、だれもやりたがらないでしょう。だから公開しませんが、効果はありました。

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2010年12月 6日 (月)

モバイルパソコン買いました。

やっと念願のモバイルパソコン買いました。XP搭載モデルで29,800円でした。安い。

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今まではA4ワイドノートを持ち歩いていましたが、でかい、重い、バッテリーが持たないの3重苦でしたので、小さいモバイル用のパソコンがほしいと思っていました。

また、こんどオートガイドでPHD使うんで、これを機に買うことにしました。

1012062左が従来のノート、でかい。右が今回かったモバイルパソコン。

いや~ほんと小さくて持ち運びが楽。なんでもっと早く買わなかったんだろう。

しばらく、こいつのセットアップやります。

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2010年12月 4日 (土)

伊豆遠征、撮影失敗、全滅。

伊豆に遠征してきました。風が強かったのですが、なんとか撮影できました。

でも、全コマにフレアーが発生。全滅です。

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インターバルシャッターのLEDの光が、ファインダーから入り込んだようです。カメラの裏側の近くに置いたのが失敗だった。今度からファインダー見口をテープでふさぎます。

伊豆まで行って、成果なし。かなりへこんでいます。。。

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2010年12月 3日 (金)

オリオン-エリダヌスその後

コンポジットをやり直しました。

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EF35mm F1.4L->F3.5 EOS 5D MARK2 ISO3200
5min×80枚(うち64枚はR64フィルター使用 F2.0 輝度成分として加算)

前よりはだいぶ良くなりましたが、ただ、赤ばっかで、つまんないですね。

80枚のうち64枚がR64だから当たり前といえば、当たり前。ノーフィルター画像をもっと追加しないといけないです。

それに、ここはHα以外の星雲もあるはず。そこでノーフィルター画像を思いっきり強調してみました。

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オリオンの腰あたりから、アルデバランにかけて青いガスがありますね。色むらのように見えますが、色むらではないですね。確かに青いガスです。プレアデスの周りのガスと関係するのでしょうか。今まで、こういったものは「色ムラ」と簡単に片付けていましたが、淡いガスの可能性があります。そういえば、カシオペアのあたりもこのように青くなる部分があるんです。デジタルの時代になって、これからは、こういったものと真剣に向き合う必要がありそうです。

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それから、アルデバランから、エリダヌスにかけても、Hαではないガスが存在するようです。

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これらを出せれば、もっと見ごたえのある作品になりそうです。とりあえず、今週末は天気よさそうなので、コンポ枚数稼いできますよ。

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「めざせ10万円で入選」電子部品の購入

電気関係の製作をするため部品を購入した。

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今回製作するのは、

カメラ電源
モータ電源
ヒーターコントローラ(2ch分)
明視野照明

の4点です。すべて同じケースに収納します。
部品リストは以下の通り。

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電源関係ですが、電源については以前このブログでも紹介しました。知りたい人は左のカテゴリメニューの「天文屋のための電子工作」を見てください。ここで安価で小型のスイッチング電源の作り方を紹介しています。ただこの回路だと費用が1400円かかるので、今回は秋月電子の安い1000円のキットを利用することにしました。

ヒーターコントローラは、「天文屋のための電子工作」で紹介した回路とまったく同じ物です。

製作編

まずは、ケースの穴あけ。

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ボール盤を使わず、ハンドドリルであけたので、けっこういい加減。

次は秋月電子の電源キットを組み立てました。ただ、この基板、やたら半田ののりが悪いです。特にGNDはベタなので、熱がどんどん逃げていき、なかなかうまく半田付けできません。もっと強力な半田ごてがあれば良かった。

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完成したが、2台とも動かず。テスタで調べるとやはりGNDの接触がよろしくないようです。
そこで、接触の悪いGNDだけ、一点アース配線で補強しました。

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これだけ補強してやっと動作するようになりました。スルーホールの半田付けになれてしまうと、どうも安い基板の半田付けが下手になってしまいます。

続く、

残り202円です。

いちおう必要なものはすべて購入しました。どうにか10万円で収まったようです。めでたしめでたし。

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2010年12月 1日 (水)

「めざせ10万円で入選」極軸望遠鏡の中心軸出し

今日は地味だが、とっても重要な作業をしていました。赤経軸の回転中心と、極軸望遠鏡のレチクルの中心を一致させる作業です。これができていないとオートガイドも何もないです。

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この極望のレチクルは3本のイモネジで固定されていて、そのネジを動かすことによってレチクル中心をシフトできます。最初、この作業をどうやっていいのか分かりませんでしたが、英文の説明書を読んだり、あれこれやっているうちに次のようにすればいいことが分かりました。

まず、望遠鏡を左右どちらか水平に傾けた状態で、極望の視野中心に鉄塔の先など目印になるものを導入します。

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次に、望遠鏡を180度回転させ、反対側に傾けます。そうすると、目印が180度の円弧を描きながらずれていきます。この円弧の中心が回転軸です。

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したがって、目印が移動した半分の位置にレチクル中心をもってくるように3本のイモネジで調整します。

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この作業を数回繰り返して、追い込んでいきます。

ところで、この極望は、北斗七星とカシオペアが描かれて、それらの位置から北極星の位置をわりだすようになっています。時角の計算をしなくて良いので便利ですが、
いずれ、望遠鏡が真下にくる季節がやってきます。

どうすればいいの?

思いつく方法としては

1 極軸合わせの時は望遠鏡を載せない
 でも、望遠鏡を載せる衝撃で、極軸がまたずれそうで心配。

2 レチクルを一旦外して、向きを変える
 この極望は接眼部を外せばレチクルを取り出せます。向きを変えてまた元にもどし、中心軸出しを再度やり直します。
 もっとも手堅い方法と思いますが、この作業を毎年2回やるわけです。めんどくせー。
 それにやり忘れた場合は現地ではできない作業です。

3 北斗七星やカシオペアの絵を無視して、時角計算から北極星の位置を求める
 案外これがいいかも、でも目盛りがうってないから精度的にはどうなんだろう?

4 赤経軸に挿入してある極望のネジを緩めてくるくる回す
 中心軸がずれるから問題外。

まぁ、現実的な対処方法としては2を基本に、やり忘れたら、1または3の方法でやるしかないのでしょうか。私はタカハシの極望に慣れているので、ちょっと違和感を感じます。

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