« 2011年2月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年5月30日 (月)

光害指数調査

なんか、普段行く遠征地の光害指数を調べるのが流行っているようで、私もやってみました。こういったソフトを作ってくれるというのはありがたいものです。

その前に、私が良く行く遠征地の紹介を主観的な順位順にかきます。

1 湯沢(新潟県)
 天の川がキラキラです。東、北東は特に暗く、まだ地平線近くの対象も十分狙えます。西側に湯沢町の市街地があるでのかなり明るいが、西側の対象は時期遅れで狙うことはないので、不便はない、全体的に暗く、私が知ってる中では一番暗いと思います。ただ、冬はまったく使えず、晴天率も悪い。

2 八千穂高原(長野県)
 暗い。湯沢のように特にこの方向が明るいというのはなく、いちおう全方向狙える。冬も寒いが使える。ただ、視界が開けた場所が少ない。あと雲も出やすい。

3 霧ヶ峰(長野県)
 八千穂高原よりかなり明るい。特に諏訪市街の明かりは強烈。ただ標高があって、空気が澄んでいるので、光害のわりには天の川は綺麗に見える。地名のとおり霧が出やすい。

4 伊豆冷川付近(静岡県)
 南側が特に暗いので、南側を撮るならここ。冬もそれほど寒くなくていい。だけど、南側以外は強烈に明るい。

で、例のソフトで調べた光害指数の結果はご覧の通り。

1105300

主観的な順位どおりでした。こうして見るとやっぱり湯沢は暗いですね。距離も一番近いので、冬以外の観測地としては最適です。

各地の詳細は以下のとおりです。

1105301

西側が数値的に暗いのは異論があるところです。南側よりはるかに明るいです。光源があまりにも近いと計算は難しいようです。あとはだいたい感覚どおりです。

1105302

東側、そんなの明るいかな~というのが印象。でもまぁ、だいたいこんな感じ。

1105303

やっぱり諏訪方面は明るいね。

1105304

南側は驚異的な暗さ。東側は数値的に小さいが、北東の強烈な明かりが漏れているので、数値以上に明るいと思う。

だいたい主観的な感じと一致しているので、このソフト素晴らしいと思います。新しい遠征地の開拓なんかにすごく役に立ちそうです。

| | コメント (0)

2011年5月27日 (金)

「めざせ10万円で入選」初応募

ゴールデンウイークは一作品しかゲット出来なかったのに、もう入梅。8月まで、撮れそうにありません。

その貴重な一作品を今日、天ガに応募しました。

0527

今回は淡い部分で相当無理しているので、自信がありません。あまり期待していません。まぁ、入選してしまってこの企画が終わってしまうのもなんですから、でもその心配はなささそうです。とりあえず送ってみました。

梅雨です。つまんないです。ネタもないです。いちおう新企画計画中です。梅雨の時期にぴったりな勉強企画ですが。。。

| | コメント (0)

2011年5月18日 (水)

「めざせ10万円で入選」ガイドテスト

月が大きいのですが、晴れたのでガイドテストしてました。
検証したいことが2つほどありました。

1 MaxImDLが使えるか?
 MaxImDLがSSAGに対応しているそうなので、さっそく体験版をダウンロードして試してみました。結論から言うと、まったくダメでした。まったく収束しません。過敏に反応しすぎるようです。
 またこのソフトに一番期待したのはバックラッシュ時間を設定できることですが、これもほとんど無意味なことがわかりました。バックラッシュ時間というのは、あくまでも反転した場合の最大時間であって、いつも常に最大時間とは限らないからです。たとえば、バックラッシュが完全にキャンセルされない状態でさらに反転した場合は、実際のバックラッシュ時間が何秒になるかまでは分からないと思います。この状態でバックラッシュ分、修正時間が加算されたら明らかにオーバーシュートします。

05181

2 2番目の検証は、PHDGuidingで、ガイドスタート時点からDECが発散する問題の原因追及です。

これは次のような仮説を立てています。

PHDGuidingがDECのキャリブレーションをするとき、まずN側にずらし、次にS側にずらします。もし、最初N側のバックラッシュが残っていたとすると、キャリブでまったく反応しなくなります。これでエラーが出ればよいのですが、そうではなく、ちょっとしたずれに反応して、キャリブが完了してしまいます。

この状態では、最悪、DEC+、DEC-を逆向きに解釈している可能性があります。これによりDECが発散したと思われます。

検証結果、この仮説は正しかったです。

よって、キャリブを始める前に、DECをN側に動かしておいて、あらかじめバックラッシュをキャンセルしておく必要があります。

また、ガイドスタート後、N側にずれやすいのか、S側にずれやすいのか、あらかじめ、傾向をつかんでおいて、その方向のバックラッシュをとっておくと、ガイドが安定するまでの時間を短縮できることも確かめました。

05182

ただ、上図のように、DECのずれが大きいときは、PHDGuidingは修正信号を出しているのですが、なかなか追いつかないようです。これはわりと高度が低い場合のようです。

アルゴリズムをローパスから通常に戻すとこの問題は解消しますが、こんどはオーバーシュートの問題が出るようです。

解決策としては、ガイド途中でモータ倍速を上げるか、まだ試していませんが、ガイドカメラの露出時間を短くしてみるといいかもしれません。

結局は、

結局、ガイドで苦労しているのはバックラッシュが長いからです。4倍速では10秒以上あります。このため、MaxImDLには期待したのですが、ダメでした。

バックラッシュの問題ですが、原因は赤道儀ではありません。この赤道儀はかなり優秀です。小型の望遠鏡やカメラレンズにはちょうど良いコンパクトな赤道儀でいいと思います。問題は安物のモータです。

ただ、いろいろやっているうちに、だいたい癖も分かったきたし、PHDGuidingの動きも理解してきたので、ある程度制御できるようになってきたし、大きくずれた場合も原因がわかるようになってきました。だから、多少不安はあるものの、実用上はそれほど不便なく使えています。

今日も晴れたら、露出時間とガイド精度の関係を調べたいと思っていますが、また今度でもいいかな。

| | コメント (2)

2011年5月12日 (木)

「めざせ10万円で入選」入選戦略

非力な機材で入選するにはどうしたらいいか。
真っ先に思い浮かぶのはマイナー狙いか、モザイク。まずはマイナー狙いでせめてみる。
ところが最近はマイナーな対象も撮り尽くされていて、かつてのマイナー天体も今ではマイナーではなくなってきている。

ましてやF8という暗い光学系、分子雲のような淡いものは狙えない。明るいマイナー天体なんてあるのだろうか?

ようやっと探したのがさそり座の下の方にあった。彼岸や出目金のさらに下のほう。IC4628という散光星雲。かなり、高度が低いので、4月下旬、南伊豆まで撮りに行ってきた。

そして、今日、やっと画像処理が終わった。

Take11

Sigma AF APO Macro 400mmF5.6 -> F8(自作円形絞り)
EOS Kiss X2 ISO1600 15分×6枚
ビクセンスペースギア赤道儀+300mmガイド鏡+SSAG+PHDGuidingでオートガイド

苦労の割には、作品としてはかなり地味。淡い部分がかなり広範囲に広がっているので、ここを出せれば、かなり見ごたえのある作品になるのだが、F8と暗いし、高度も低いので、これが精一杯。

でも画像処理としてはかなりうまくいったので、これはこれでよしとしよう。

とりあえず、応募はしてみます。

ということで、ゴールデンウィークの成果はこの一枚だけ、かなりさびしい。

来月の戦略でも練るか。。。

| | コメント (4)

2011年5月10日 (火)

報告

いろいろ、いろんな人にご心配かけたようで、申し訳ありません。

もともと春は晴れないし、晴れても撮る対象ないし、休んでいたのですが、

そこへ、不況や地震や健康問題、家庭問題いろいろ襲い掛かってきて、とてもブログどころではなかったのです。今は大丈夫です。これからも頑張ります。

さて、休んでいる間に、いくつか入選したようです。「天文ガイド4月号」の「わし星雲の広がり」、「同5月号」の「ガム星雲の広がり」、どちらも、撮影、画像処理とも大変だったので、入選できて嬉しいです。この冬は最優秀の作品とあわせて3作品撮ったのですが、すべて入選できて完璧でした。少数精鋭作戦がうまくいきました。

そして、GW連休ですね。今年は、新月期と重なり絶好の連休だったのですが、天気がよくなかったですね。晴れてもなんだか眠い空でした。

私は、2回遠征したのですが、結局、一作品しかゲットできませんでした。さそり座の下の方にある散光星雲です。10万円セットで撮影しました。

簡単に処理してみたところ、予想以上に淡く、作品に仕上げるのは難しそうです。しかし、まぁ、なんとか頑張ってみます。うまくいけば、10万円企画の初応募作品になりそうです。

作品はうまく仕上がっても、そうでなくても、そのうち、アップしますので、お楽しみに。

| | コメント (10)

2011年5月 9日 (月)

そろそろ復活

すみません、ご心配かけています。

いろいろあって、ブログを3ヶ月も放置してしまいました。

申し訳ありませんでした。

そろそろ復活したいと思います。

| | コメント (8)

« 2011年2月 | トップページ | 2011年6月 »