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EL発光パネル買いました。
ACとカーバッテリーの2つのインバーターも一緒です。
これで、フラットの精度が上がります。
それと、今度からちゃんと、フラットのダークも引きます。
当たり前のことですが、、、
当たり前のことをちゃんとやるかどうか、、、
。
この差が実は大きい。。。
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おおーEL発光パネルですね。 最近、淡いのを撮っていると、フラットが決まっていないので、ムラムラの写真ばかりで、悩んでいました。 この辺は、押さえておくべきポイントなのでしょうね。 どこで売っているものなのでしょうか?
投稿: NIKON1957 | 2011年11月30日 (水) 21時10分
NIKON1957さん。 まだ処理途中ですが、 ELパネルフラットは今のところ、うまく合ってますね。
私が買ったのはここです。 http://item.rakuten.co.jp/denshi/391107/#391107
カーバッテリー用のアダプタもあるので、現地フラットもできます。
投稿: ほんまか | 2011年12月 1日 (木) 11時13分
こんばんは。 自分はフラットは液晶ディスプレイを使って撮っています。ELパネルで撮るフラットはどう違うのかな。 確かにフラットを撮るようになってから後の処理が楽になりました。 ELパネルのフラット撮影に非常に興味があるのでそのうち詳しく解説をお願いします。
投稿: higurasias | 2011年12月 1日 (木) 21時57分
higurasiasさん、 液晶を斜めから見てください。 暗くなったり、色味が変わって見えると思います。 だから、これでフラットを撮ると、 周辺がレンズ固有の周辺減光に加えさらに減光します。 これで、フラット補正すると、過補正になるはずです。
この現象は広角レンズほど顕著に出ます。
投稿: ほんまか | 2011年12月 2日 (金) 08時07分
ほんまかさん、こんばんは。 広角の場合斜めからの光で仰せのような現象が出るだろうと思ったので一応トレーシングペーパを2枚重ねで挟んでいます。 ただ、トレーシングペーパを挟んだ散乱光でLPS-P2-FFのような干渉系のフィルタを使うとフラットとしては使えない写真になってしまうのでIPS-P2-FFは外してフラットを撮ります。すると、撮影時の光学系をきちんと再現してないことになるのでEL板はどうかなと考えているところです。
投稿: higurasias | 2011年12月 2日 (金) 20時43分
higurasiasさん、 「LPS-P2-FFのような干渉系のフィルタを使うとフラットとしては使えない写真になってしまうので」
ここが分からないですね~。 そんな事はないと思いますよ。
もっとも、LPS-P2を使うと色むらが出ますが、この色むらの出方は、光の成分によって異なりますので、ライトフレームとまったく同じ成分をもつ連続光を作り出さない限り絶対補正はできないです。 ですから、それは液晶でもELでも同じことです。
投稿: ほんまか | 2011年12月 2日 (金) 21時55分
higurasiasさん、 散乱光だから、LPS-P2フィルターだと入射角の問題が発生するということですかね? それは間違いですね。
レンズを通った光は、無限円からの平行光束だろうが、近接散乱光だろうが、まったく同じです。 一度レンズを通れば、両者の区別はまったくなくなります。同じような道筋を同じ角度で光が通ります。 このブログの過去記事を見てください。 http://honmaka.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_02e4.html
そうでなければ、近接光でフラット補正などできないです。
もし、LPS-P2-FFを付けた状態でフラットがうまくいかないのであれば、それは光の成分の問題なので、ELでも同じことと思います。
投稿: ほんまか | 2011年12月 2日 (金) 22時08分
ほんまかさん、こんばんは。 丁寧な解説、ありがとうございます。過去記事読ませて頂きました。 光学は学生時代から苦手でどうにもレンズの向こう側とこっち側の光の振る舞いがイメージできないのです。 申し訳ありませんが少し整理させてください。 LPS-P2は干渉計フィルタで光路長の微妙な変化で効果が変わってくるので色ムラなどが発生しやすい。光源が近接散乱光だろうと無限遠に光源があろうと一度レンズを透過した光は同じなのでLPS-P2-FFを使ったからといって光源の位置の違いで差は出ない。 もう一つは、ELパネルを使おうと液晶+トレーシングペーパを使おうと光源が一様な光であれば効果は同じ。 と言う理解でよろしいでしょうか? それにしてもLPS-P2-FFを付けた状態で撮ったフラットがかなり不穏な写り方で、googleでフラットについて検索していて今となってはどこだかわかりませんが近接散乱光を光源にLPS-P2を付けて撮ってもフラットとしては使えないと言う記述を見つけたのでそれに飛びついてしまいました。
投稿: higurasias | 2011年12月 2日 (金) 23時45分
higurasiasさん、
>光源が近接散乱光だろうと無限遠に光源があろうと一度レンズを透過した光は同じなのでLPS-P2-FFを使ったからといって光源の位置の違いで差は出ない。
そうです。
>もう一つは、ELパネルを使おうと液晶+トレーシングペーパを使おうと光源が一様な光であれば効果は同じ。
そうです。 ただし、トレーシングペーパーが100%全方向に光を散乱させるかどうかは検証が必要ですね。 トレーシングペーパーに強いレーザーポインターの光を当て、その光が白い壁を照らすようなら100%散乱していません。(波長により結果は異なる) 私がやってみたところによると、薄いトレーシングペーパーより厚手の紙の方がいいような気がします。。。
>それにしてもLPS-P2-FFを付けた状態で撮ったフラットがかなり不穏な写り方で、
液晶やELの光の成分にLPS-P2が遮断する波長が含まれているなら、何らかの影響が出るでしょうね。 だから、外しておくのがいいかもしれません。ただ外すと、光路長が変わるのと、フィルター枠のケラレの影響を考慮できないので、同じ厚みのクリアなFFを挿入するのが理想ですかね。
>近接散乱光を光源にLPS-P2を付けて撮ってもフラットとしては使えないと言う記述を見つけたのでそれに飛びついてしまいました。
レンズの前のフィルターなら、そう言えると思います。 今回はFFフィルターなので、レンズを通った光なので、 平行光束でも、近接散乱光でも違いはありません。
投稿: ほんまか | 2011年12月 3日 (土) 09時34分
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おおーEL発光パネルですね。
最近、淡いのを撮っていると、フラットが決まっていないので、ムラムラの写真ばかりで、悩んでいました。
この辺は、押さえておくべきポイントなのでしょうね。
どこで売っているものなのでしょうか?
投稿: NIKON1957 | 2011年11月30日 (水) 21時10分
NIKON1957さん。
まだ処理途中ですが、
ELパネルフラットは今のところ、うまく合ってますね。
私が買ったのはここです。
http://item.rakuten.co.jp/denshi/391107/#391107
カーバッテリー用のアダプタもあるので、現地フラットもできます。
投稿: ほんまか | 2011年12月 1日 (木) 11時13分
こんばんは。
自分はフラットは液晶ディスプレイを使って撮っています。ELパネルで撮るフラットはどう違うのかな。
確かにフラットを撮るようになってから後の処理が楽になりました。
ELパネルのフラット撮影に非常に興味があるのでそのうち詳しく解説をお願いします。
投稿: higurasias | 2011年12月 1日 (木) 21時57分
higurasiasさん、
液晶を斜めから見てください。
暗くなったり、色味が変わって見えると思います。
だから、これでフラットを撮ると、
周辺がレンズ固有の周辺減光に加えさらに減光します。
これで、フラット補正すると、過補正になるはずです。
この現象は広角レンズほど顕著に出ます。
投稿: ほんまか | 2011年12月 2日 (金) 08時07分
ほんまかさん、こんばんは。
広角の場合斜めからの光で仰せのような現象が出るだろうと思ったので一応トレーシングペーパを2枚重ねで挟んでいます。
ただ、トレーシングペーパを挟んだ散乱光でLPS-P2-FFのような干渉系のフィルタを使うとフラットとしては使えない写真になってしまうのでIPS-P2-FFは外してフラットを撮ります。すると、撮影時の光学系をきちんと再現してないことになるのでEL板はどうかなと考えているところです。
投稿: higurasias | 2011年12月 2日 (金) 20時43分
higurasiasさん、
「LPS-P2-FFのような干渉系のフィルタを使うとフラットとしては使えない写真になってしまうので」
ここが分からないですね~。
そんな事はないと思いますよ。
もっとも、LPS-P2を使うと色むらが出ますが、この色むらの出方は、光の成分によって異なりますので、ライトフレームとまったく同じ成分をもつ連続光を作り出さない限り絶対補正はできないです。
ですから、それは液晶でもELでも同じことです。
投稿: ほんまか | 2011年12月 2日 (金) 21時55分
higurasiasさん、
散乱光だから、LPS-P2フィルターだと入射角の問題が発生するということですかね?
それは間違いですね。
レンズを通った光は、無限円からの平行光束だろうが、近接散乱光だろうが、まったく同じです。
一度レンズを通れば、両者の区別はまったくなくなります。同じような道筋を同じ角度で光が通ります。
このブログの過去記事を見てください。
http://honmaka.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_02e4.html
そうでなければ、近接光でフラット補正などできないです。
もし、LPS-P2-FFを付けた状態でフラットがうまくいかないのであれば、それは光の成分の問題なので、ELでも同じことと思います。
投稿: ほんまか | 2011年12月 2日 (金) 22時08分
ほんまかさん、こんばんは。
丁寧な解説、ありがとうございます。過去記事読ませて頂きました。
光学は学生時代から苦手でどうにもレンズの向こう側とこっち側の光の振る舞いがイメージできないのです。
申し訳ありませんが少し整理させてください。
LPS-P2は干渉計フィルタで光路長の微妙な変化で効果が変わってくるので色ムラなどが発生しやすい。光源が近接散乱光だろうと無限遠に光源があろうと一度レンズを透過した光は同じなのでLPS-P2-FFを使ったからといって光源の位置の違いで差は出ない。
もう一つは、ELパネルを使おうと液晶+トレーシングペーパを使おうと光源が一様な光であれば効果は同じ。
と言う理解でよろしいでしょうか?
それにしてもLPS-P2-FFを付けた状態で撮ったフラットがかなり不穏な写り方で、googleでフラットについて検索していて今となってはどこだかわかりませんが近接散乱光を光源にLPS-P2を付けて撮ってもフラットとしては使えないと言う記述を見つけたのでそれに飛びついてしまいました。
投稿: higurasias | 2011年12月 2日 (金) 23時45分
higurasiasさん、
>光源が近接散乱光だろうと無限遠に光源があろうと一度レンズを透過した光は同じなのでLPS-P2-FFを使ったからといって光源の位置の違いで差は出ない。
そうです。
>もう一つは、ELパネルを使おうと液晶+トレーシングペーパを使おうと光源が一様な光であれば効果は同じ。
そうです。
ただし、トレーシングペーパーが100%全方向に光を散乱させるかどうかは検証が必要ですね。
トレーシングペーパーに強いレーザーポインターの光を当て、その光が白い壁を照らすようなら100%散乱していません。(波長により結果は異なる)
私がやってみたところによると、薄いトレーシングペーパーより厚手の紙の方がいいような気がします。。。
>それにしてもLPS-P2-FFを付けた状態で撮ったフラットがかなり不穏な写り方で、
液晶やELの光の成分にLPS-P2が遮断する波長が含まれているなら、何らかの影響が出るでしょうね。
だから、外しておくのがいいかもしれません。ただ外すと、光路長が変わるのと、フィルター枠のケラレの影響を考慮できないので、同じ厚みのクリアなFFを挿入するのが理想ですかね。
>近接散乱光を光源にLPS-P2を付けて撮ってもフラットとしては使えないと言う記述を見つけたのでそれに飛びついてしまいました。
レンズの前のフィルターなら、そう言えると思います。
今回はFFフィルターなので、レンズを通った光なので、
平行光束でも、近接散乱光でも違いはありません。
投稿: ほんまか | 2011年12月 3日 (土) 09時34分