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2012年2月29日 (水)

画像劣化について

前記事の画像処理方法について、「明るさの最小値」は画像劣化をするとのご指摘を頂いたので、比較の画像を添付します。

「明るさの最小値なし」は、前記事の手順において、「明るさの最小値」フィルターの処理を外しただけの画像です。その他の処理は同じです。またダスト&スクラッチも今回の件とは直接関係ないので外してあります。ピクセル等倍画像です。

Hikaku1

全画像は以下です。(1Mの制限のためJPG劣化はご容赦下さい)

Hikaku3

Hikaku4

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コメント

議論に応じてもらってありがとうございます。
僕はだんだん頭がショートしてきました。
この上の最小値なしの画像、これはスゴすぎですね。
ちょっと最小値の話を抜きにして、よくパッとこういう美しいイメージになるなと感心します。僕はどうしても素材の耐性ばかりに捉われて印刷時の荒れを恐れすぎてしまっている部分がありますが、この上の画像は見せ場をよく分かった勇気ある処理結果ですね。これを無意識にやっているだろうところがスゴイですね。さすがほんまかさん、只者ではないです。

下の画像は、散光星雲やっている僕に言わせると、からくりがバレてしまった画像なんですよ。アンタレス付近のオレンジ色の散光星雲に埋もれてしまった星々…分かりますかね。これは星雲処理している人からすると不自然なんです。

上の画像の驚きと、下の画像の対比がスゴイというか、単にほんまかさんがどういう武器(処理手法)を取捨選択するかっていう問題だけで、ほんまかさんの作画イメージについてはやはりハイレベルだと思います。

投稿: よっちゃん | 2012年2月29日 (水) 23時36分

え、最小値フィルターなしの方が良かった?
それを言われると実もふたもないな。

私は星座写真専門だから、いつもは上の写真なんですよ。ただ、星雲写真の場合は、星雲をもっとわかりやすくした方がいいと思って、う~ん、どうなんだろう。

投稿: ほんまか | 2012年3月 1日 (木) 00時12分

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