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2012年11月29日 (木)

「スカイキャンサーオートガイド化計画」光学系の選択

着々と進んでいるスカイキャンサーオートガイド化計画。そもそもなぜ、オートガイド化しようかと思ったのかは、もっと長い焦点距離で撮りたいから。だいたい200mm~400mmくらいで考えているのですが、そこで問題になるのが、どの光学系を選択するかです。

大雑把に分けて、「望遠レンズ」か「望遠鏡」になると思います。それぞれの利点、欠点をまとめて見ます。ただし、フルサイズセンサー利用が前提です。

望遠レンズ
●利点
 イメージサークルに余裕があり、周辺減光も少ない。
 安い軽い。中古市場も充実しており入手しやすい。マップカメラのポイントも使える。
 望遠鏡より若干明るい。
●欠点
 中心像のシャープさは、望遠鏡に劣る?
 天体写真特有の扱いずらさ。

望遠鏡
●利点
 中心像は望遠レンズよりシャープ?
 レジューサー、フラットナー、拡大撮影、眼視いろいろ使えて楽しい。
 合焦装置にロック機構があったり、ファインダーが付けられるなど、当たり前だが、天体写真には使いやすい。
●欠点
 小口径だとイメージサークルに余裕がない。周辺減光も多い。
 望遠レンズより若干暗い。
 高い。望遠鏡本体、レジューサー、カメラ回転装置、鏡筒バンド、カメラマウント全部そろえると非常に高い。そのうえ、重い。

まぁ、だいたいこんな感じですが、具体的に機種を絞ってみていきましょう。まずは、望遠レンズから。

1 EF300mm F4L IS
 焦点距離、明るさとも魅力的。IS付きになって光学性能も上がったようで、作例を見る限り性能に不満もない。中古価格もそこそこ買いやすい。周辺減光も少ない。

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2 EF400mm F5.6L
 スリムな筒で、スカイキャンサーによく合いそう。400mmの焦点距離も星雲を大きく撮れていい。しかし、設計は古い。天体写真の作例もあまり見かけない。少々心配。

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望遠レンズとしてはこの2つが最有力。150mmや200mmの焦点距離もセカンド機として考えています。次に望遠鏡。

3 タカハシ FS-60CB
 スカイキャンサーにはやっぱり、タカハシの鏡筒が良く似合う。
レジューサー併用。 イメージサークルが40mmとちょっと足りない。でも明るくて良い。
フラットナー併用。 イメージサークルは十分だが、F6.2とちと暗い。
80φの鏡筒はスカイキャンサーにはちょっと大きい感じがする?

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4 ミニボーグ
 60φの鏡筒は小型でバランス的にいい。マルチレジューサーはフルサイズ対応だが、評判がよくない。マルチフラットナーは良いみたいだが、やはり暗くなる。マルチレジューサーがもうちょっとましなら、選択枝に入るのだが。

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最初はEF300mmF4L ISが最有力候補だったのですが、なんかやっぱり望遠鏡がいいなと思ってきました。私は天文屋ですからね。それに望遠レンズで天体写真撮るなんて、なんか「せせこましい」 分かるかなぁ~、この感覚。

ということで、今はFS-60CBが最有力候補かな。 

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2012年11月26日 (月)

途中経過

かねてから言ってる「おうし座分子雲4枚モザイク作品」計画ですが、晴れないので、なかなか進みません。2ヶ月かけて、やっと2枚分、撮れただけでした。

とりあえず、この2枚を適当につなげて見ました。

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けっこう、広がっているのがわかります。アルデバランの周辺も面白そうですね。

しかし。。。

木星がじゃま!

木星がどくのは来年だよ。ほんといつ完成することやら。

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2012年11月17日 (土)

いろいろ

報告が遅れましたが、水曜夜に伊豆まで遠征してきました。翌日仕事だったため0時半には切り上げましたが、ずっとすっきり晴れた快晴で、良い結果を残せました。

頼んでおいた、タイミングプーリとタイミングベルトがやっときました。タイミングベルトは、ピッチ3mmのS3Mというタイプで幅10mmです。

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プーリの軸穴とタップ加工をメーカ頼んだので追加の料金を取られました。プーリからベルトが外れないようにするフランジの取り付け加工(カシメ加工)も頼んだのですが、9,000円と言われて断りました。

で、自分でやりました。フランジをかぶせて、ポンチなどでたたいて、カシメします。けっこう簡単でした。

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さっそく赤道儀に取り付けました。

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さて、今夜も伊豆に遠征の予定です。明日仕事ですが、もう翌日休日にこだわっていては、全然結果が残せないので、遠征=翌日休日の概念は捨てました。もういつでも行く。

それではまた。

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2012年11月 5日 (月)

「スカイキャンサーオートガイド化計画」赤緯モーターの取り付け

赤緯モーターを取り付けました。

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このモータは赤経モータとまったく同じもので、オリエンタルモータの28mm角の1/36ギア内蔵型です。赤経で実績があるので、少々高いですが、これにしました。

ギアですが、バックラッシュゼロにするため、タイミングプーリにするつもりです。ひとつちょうど良い大きさのプーリが会社に転がっていたので、つけてみました。もうひとつと、ベルトは、これから購入する予定です。

着々と進んでいますが、今回はオートガイド化以外に、もうひとつ大きな工作があります。これについてはおいおい紹介していきますが、かなりの工作なので、実践投入は、来年になりそうです。

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2012年11月 1日 (木)

「スカイキャンサー・オートガイド化計画」赤緯ユニットの取り付け

注文してあったアルミ円板がやっと届きました。

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ドリルで穴を開けます。

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スカイキャンサーの赤緯軸の切り口にもネジ穴を開けます。

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アイベルの赤緯ユニット(ていうか、ポルタミニの部品でしょ)の方も際外周にネジ穴を開けます。あける時はユニットをバラして開けないと中が鉄くずだらけになります。

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アルミ円板をスカイキャンサーに取り付けます。

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赤緯ユニットは下からネジでとめます。

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完成です。スカイキャンサーが2軸全周微動に生まれ変わりました。

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クイックリリースクランプをオフセットさせて取り付けました。こちらは、もともと開いていたM6ネジ穴を利用してつけました。

次の課題はモータ、ギア、赤緯クランプの取り付けですが、お互い干渉しないようにつけるのが結構考えさせられます。

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