「スカイキャンサーオートガイド化計画」微動雲台の製作
現在、スカイキャンサーの極軸調整用の微動雲台として、マンフロットのジュニアギアヘッド(#410)を2軸改造したものを使っています。これはポタ赤ユーザの定番アイテムですね。
しかし、この雲台、たわむんですよね。載せるものが軽い分にはいいのですが、ある程度重くなると、このたわみも無視できません。また焦点距離も長くなるので、オートガイド化計画と一緒に解決して置かなければならない問題です。
そこで、工業用の精密機器を使って、自作することにしました。用意した部品は、
左から、回転ステージ、ゴニオ(傾斜)ステージ。これらは定価だとびっくりするほど高価なのですが、中古で安く買うことができました。(それでも高かったけど)
そして、マンフロットのプレートアダプター(#394)、きりいた.comで切ってもらったアルミ円板です。
まず、回転ステージの底の台板を外し、代わりにアルミ円板を取り付けます。
さらに、ジッツオの三脚の底版をアルミ円板に取り付けます。
取り付けはM4ネジ穴4本を開けてつけました。
後は、ゴニオステージ、プレートアダプターを上に載せて完成です。
赤道儀を載せると。
今までとは、比べ物にならないくらいガッチリです。逆にスカイキャンサー自体の貧弱さが目立ってしまいます。
さて、使用感ですが、おそろしく滑らかです。水平微動はもちろん、上下微動もまったく荷重を感じないです。ただ、上下微動の動作が細かい。北極星を探すのに苦労しそうです。視野の広いファインダーが欲しくなります。
次はいよいよ電気系の製作に入りますが、これがまた大変だ。
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