遠征の成果
処理が終わったのでファーストライト画像公開です。
まずは、ケフェウス座の散光星雲です。どこだ、これって感じですが、右の方に有名なIC1396があります。
FSC-60CB 0.7RD EOS 5D MARK2 ISO3200 5min×16枚
スカイキャンサー+P25+LodeStar+PHD Guiding
星雲星団写真とすると255mmフルサイズというのは写野が広すぎます。かといって星野写真と捉えると、ちょっと長い。実に面倒な焦点距離です。よほど構図をよく考えないと、こんな間抜けな作品になってしまいます。
それと、周辺減光ですが、カメラレンズで絞って撮るのに慣れていると、やはり大きく感じます。私のいい加減なフラット補正では、補正しきれませんでした。普段から望遠鏡を使ったり、カメラレンズでも開放で撮っている人なら当たり前なんでしょうけど。フラット補正はちゃんとやらないと厳しそうです。
とりあえずはトリミングでしのぎます。幸い写野が広すぎるので、トリミングしてちょうどいいくらいです。
次の作品もかなりトリミングしていますが、ハート&ソウルです。
FSC-60CB 0.7RD EOS 5D MARK2 ISO3200 5min×7枚
スカイキャンサー+P25+LodeStar+PHD Guiding
gentaさんの2011年入選作品を参考に処理しましたが、足元にも及びません。やはり自分の機材の特徴を有効に表現できるような対象を選定することが重要と思います。そういう意味では前者のような対象がこの機材には合ってるかも知れません。
それとフラットナーも試して見たいですね。暗くなりますが、焦点距離が長くなりますし、周辺減光もレデューサーよりは少ないでしょう。BORGの新鏡筒も気になります。
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