「天文屋のためのマイコン入門」マルツパーツでお買い物その2
続きです。
●アナログスイッチ MAX323CPA
アナログスイッチとは、デジタル信号でON/OFFできるスイッチ ICです。カメラのリモートシャッターに使います。
●ロータリースイッチ A6A-10RS
1~10の状態を指定できるロータリースイッチ(デジタルスイッチ)です。1~16を指定できるものもあります。(16進) 正論理のリアルコードタイプを選択します。
●プッシュスイッチ(タクトスイッチ) TVDP01-9.5
スタート、ストップスイッチとして使います。
●2.54mmピッチユニバーサル基板 ICB88G 72mm*47mm
基板です。初心者の方はあまり安物を買わないほうが半田付けしやすいです。私はガラスエポキシ基板が好きでよく使います。
●赤色LED HT333SRD
インターバルシャッターの動作状態を示すためのLEDです。何でもいいです。
●1/4Wカーボン抵抗 10Kオーム
後で説明する。プルアップ、プルダウン抵抗に使う抵抗です。たくさん使うのでたくさん買っておきますが、そもそも100本入りしか売ってません。
●1/4Wカーボン抵抗 680オーム
LEDの電流を調整するための抵抗です。今回電池の電圧が4.5Vなので、抵抗には4.5V-2V=2.5Vの電圧がかかります。(2VはLEDの電圧)
したがって、流れる電流は
2.5V/680=3.7mAとなります。
消費電流を抑えるため、このくらいの値にしました。昼間なら暗いですが、夜使うので大丈夫でしょう。
●積層セラミックコンデンサー 0.1μF RPEF11H104Z2P1A01B
デジタル回路では、それぞれのICの近くのプラス電源ラインとマイナス電源ラインの間をショートさせるようにコンデンサを入れます。コンデンサは直流成分は通しませんが、交流成分は流れるので、交流成分をショートさせることにより電源ラインのノイズを取ることができます。このようなコンデンサをパスコンといいます。0.1μFがよく使われます。コンデンサ表面には104と書かれていますので、覚えておきましょう。
プルアップ・ダウン抵抗と同じようにたくさん使いますので、たくさん買っておきましょう。
「パスコンなんていらねぇ~」と豪語するような人がいますが、私は昔、そのような人に仕事を依頼してひどい目にあったことがあります。パスコンさえ手抜きするような人は、ほかでも手抜きしている可能性が高いので要注意です。
以上で部品の説明は終わりです。
まだ部品が届いていません(納期すら確定していないようです。)届き次第LEDを光らせたいと思います。
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