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2014年6月25日 (水)

α7s感度別生データ公開

それでは、撮ってきた写真を公開します。まず画像処理していない素の画像を公開します。客観性重視のため、なんの処理もしていない画像です。

現像はDNG変換したのち、フォトショップで現像しています。現像時の明るさやコントラストのパラメータはすべて0です。

ノイズリダクションは長露出、高感度とも両方ともOFFです。

レンズですが、EF 28-105mm F3.5-4.5で、マウントアダプターで絞り開放で撮ってます。キタムラの中古で、8千円ちょっとで買った安物です。周辺部のものすごい収差と、かたボケがありますので星はあまり見ないください。

画像は各ISO別に3種類出しています。1素の画像、2レベル調整で255->150程度に強調した画像、3ピクセル等倍画像。

ISO3200(30秒)

1406251
赤い光は車のテールランプです。

1406252
1406253
なめらかですね。

ISO8000(4秒)

ISO6400で撮るの忘れました。そのかわし、ISO8000の画像がありました。

140625414062551406256
まだまだいけるかな。

ISO12800(8秒)

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このへんから、急に荒くなります。

ISO25600(10秒)

140625101406251114062512

う~ん、苦しい。このままではA4プリントは厳しい。この感度だと強調処理はほとんどできないと思います。

ISO51200以上になると、突如アンプノイズが出ます。長露出ノイズリダクションをONにするか、ダーク減算やらないと使えないです。

さて、いかがだったでしょうか。個人的な感想ですが、星景写真で一枚勝負ならISO6400までかな、コンポジットするか、強力なノイズ除去処理をやるなら、ISO25600でもいけると思います。

EOS 5D Mark2よりは明らかに良いですが、一枚勝負の星景ならISO6400が実用ということを考えると、EOS 6Dでも良かったかなとも思います。

ただ、ノイズリダクションを効かせればまだよくなるかも知れません。この辺は次の遠征時に検証したいと思います。

次回はちゃんと画像処理した作品をたくさん公開したいと思います。

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コメント

星景だけじゃなく星野写真での可能性を秘めたカメラですね、6Dも最初は驚いたもんですが、こちらはさらに上を行くのでしょうか。今後、レンズが問題ですかね。キヤノンの定評のある広角Lズームもしくはシグマなどの単焦点などが良いのでしょうか。レポートありがとうございます。この件について、またトークしましょう。

投稿: よっちゃん | 2014年6月25日 (水) 23時29分

よっちゃん、リアクション早い。

このカメラ、ソニーのあの宣伝にみるような超凄カメラというよりは、高感度化の順当な進化系というところでしょうか。
このカメラ用にレンズが一本ほしいですね。いろいろ使えるズームレンズを考えていますが、値段も高いので、シグマかタムロンを考えています。

またトークも楽しみですね。

投稿: ほんまか | 2014年6月25日 (水) 23時43分

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