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2014年6月28日 (土)

α7s作品公開その2

引き続き、α7sの作品公開です。

実は今日公開する作品はすべて、カメラが出したJPG画像が元になってます。RAWをDNGに変換してフォトショップ現像では、なぜかうまく行かなかったんです。JPGのほうが、ノイズも少なく、色も良く出ています。なんとかJPGと同じになるようにがんばったのですが、超えられませんでした。それなら最初からJPGでやってしまえと、JPG画像を元にしました。

あとJPGだと、星の周りの色にじみも綺麗にとれてます。これに関しては異論もあるでしょう。

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ISO6400 6秒

ISO6400の画像ありました。ちょっとざらついていますが、これくらいなら問題ないでしょう。

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ISO25600 6秒

明るいレンズではないので、看板も星もピントが合います。

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ISO25600 10秒×4枚

夏の大三角。いて座付近より明るくない部分ですが、たった40秒でこの写り。ポタ赤載せて、こんな安いレンズではなく普通のレンズで5分くらい時間かければ、すごい画像ができそうです。

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EF100mmF2.8Lマクロ F2.8開放
ISO51200 4秒×4枚

ISO51200でもコンポすれば使えます。たった16秒でこの写り。ただし、ISO51200だとアンプノイズが出ます。この写真では、右下部分に出ますが、ちょうど木があります。あと右上の隅にも出ます。この写真でもうっすら赤紫になっているのがわかると思います。ノイズリダクションかダーク引きが必要です。

ここからはちゃんとしたレンズですが、やっぱ、高いレンズはそれなりのことがあります。機材はケチらないようにしましょう。

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ISO25600 6秒

これがやりたかったんです。不思議なポーズをとってます。天の川からダークエナジーをもらっているのでしょうか?

1406286

ISO25600 6秒

おまけのJPG撮って出し画像。

●まとめ

さて、これで全部公開しました。個人的な感想をまとめてみたいと思います。

重要な感度ですが、

ISO3200までならまったく問題ないでしょう。ISO6400あたりから気になりますが、許容量は人によって違うでしょう。

個人的には、このカメラは星景写真より、コンポやモザイク前提の方が力量を発揮できそうな気がします。

ISO25600なら1分も露出すれば十分な露光量が得られるので、ノータッチの限界が上がるでしょう。また場合によっては赤道義さえ要らなくなるでしょう。

あと、暗いレンズや、絞って撮影する場合にも有効と思います。ミラーレンズなんかいいんじゃないでしょうか。

●次回遠征時の課題

まず、ノイズリダクションの効果を確かめたいです。

それと、こんどは赤道義に載せて、ミニボーグでじっくり撮ってみたいですね。

あと、やっぱ、このカメラ用にちゃんとしたレンズもほしいです。

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