スカイキャンサー退役へ→新システム構築
この趣味をはじめて以来、ずっと使い続けてきたスカイキャンサー。もう9年くらい使っています。
もうそろそろ退役させて、新システムを構築したいと思います。スカイキャンサーありがとう。(ほしい人がいれば売ってもいいが高いよ)
今現在、「理想のポタ赤」作りを進めていますが、あれはあくまでもサブシステム。メインのシステムはこのスカイキャンサーをずっと使い続けていくつもりでした。しかし、これから先、さらに作品のレベルを上げていくには、搭載重量がどうしても少なすぎるのです。
そこで、今回ワンランク上の赤道儀に移行したいと思います。実はやりたいことがあるのです。それにはスカイキャンサーでは無理なのです。具体的にはレンズとカメラを2セット載せたいのです。今考えてる撮影システムは、
Zeiss Sonar 135mmF2 + EOS 6D 2セット
プロミナー500 + EOS6D 2セット
撮影システムが2セット載ってるといろいろできます。コンポジットを半々ずつ撮る。2枚モザイク同時撮影。片方をR64フィルターで(カラーアシストみたいな)
ただ、私はあくまでも大きいシステムは嫌いです。またセッティング5分、撤収3分を目標にしていますので、ギリギリ上のシステムを載せられる赤道儀としてGP2を考えています。
もうすでに製造中止ですが、これはなかなかいい赤道儀と思います。ほんとは、GPDやSXDの方が安定感がありそうですが、小型システムにあこがれる私としては、この大きさくらいがちょうどいいかと。
もちろん、GP2をそのまま使う気はありません。スカイキャンサー同様いろいろ手を加えるつもりです。特にモーターです。赤緯モーターは、スカイキャンサーでハーモニックドライブを使用して以来、もうこれなしではやってられません。麻薬みたいなものですね。ハーモニックか低バックラッシュタイプのモータを使います。
そのほか、カメラを2台載せるとなると、インタバールシャッターやカメラ電源なども2台対応にしないといけません。GP2赤道儀は赤経モーターのカバー、あの青い部分です。あの部分にコントローラーを組み込めば、かなりコンパクトになるのではないでしょうか。今使っているスカイキャンサーのシステムより、トータルで考えれば、より小型軽量化することも可能です。
新GP2システムの特徴をまとめると
●赤経HB型ステッピングモーター、赤緯低バックラッシュモーター
●赤経モーターケースにコントローラー搭載
●オートガイド端子、2chリモートシャッター、明視野照明装置など搭載
●マイコン搭載、ステップ微動、無線LAN搭載スマフォなどから操作可能
これができた暁には、天の川ぐるっと一回り撮りつくしたいですね。この計画もうすぐに始めます。まずは赤道儀の購入。急がねば。
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