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2014年10月29日 (水)

突貫工事→伊豆遠征

火曜夜、GP2新システムを絶対遠征にもって行きたくて、突貫工事でなんとか、完成させました。

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カメラ電源と、ヒーター電源をプレートに設置しました。2台のカメラを同時にシャッター切ると、電源が落ちたので、プログラムを修正して、1秒時間差でシャッターを切るように変更しました。

コントローラのケースはまだ未完成ですが、この状態で遠征に行きます。

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2台の撮影システムのうち、片方はR64フィルターをつけています。カラーアシストに対抗して「レッドアシスト」と名づけます。

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それで、伊豆に遠征に行きましたが、終始、小さい雲が通過する中での撮影で、2時過ぎには完全に雲ってしまいました。

3時間分、撮影してきましたが、どれだけ使えるコマが残っているか。またかりに残っていても眠たい空ではっきりいって、処理する気があまりおこりません。

でも、機材のテストができたことは大きな収穫です。とくにオートガイドは一番心配していましたが、ばっちり決まって、何も問題はありません。

今回、赤緯軸モーターの減速ギアに減速比の大きなウォームギアを使い、そのかわりバックラッシュの大きいギアードモーターを使わないですんだことは、大当たりで、赤緯軸のオートガイドが反応がすごく良かったです。高価なバックラッシュレスモーターを買う必要ないんです。

この方式は「理想のポタ赤」にも採用していますので、大いに期待できます。

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2014年10月 6日 (月)

忙しい

GP2新システム作りと「理想のポタ赤作り」を同時進行してるので、けっこう忙しいです。仕事も忙しいし、介護もあるし。でも納期は守りたいと思います。

さて、最近は電子工作関係が多いのですが、最近の電子工作のトレンドとしては、モジュールが豊富ですね。モジュールというのは、いくつかの電子部品をまとめた単機能基板ですが、種類が豊富で天文で使う工作はすべてモジュールでできてしまいそうです。しかも、安い。こんなに安いとちまちま部品つなぐのもめんどくさく思います。

特に電子工作が苦手で敬遠してきた人も、モジュールならなんとか、と思えると思います。近々、天文に使える便利なモジュールをたくさん紹介したいと思いますので、これもお楽しみに。

Android開発環境が重くて重くて、高性能パソコンを新調したいところですが、なんとか我慢しています。そろそろCCD-STACKも導入したいとこですが。カメラ2台体制だとコンポ枚数も一挙に跳ね上がるから、やっぱ高性能パソコン必要だよな。いつまでもVista->Win7Upマシンを使ってるわけにはいかないし。

ところで、Androidタブレットって、1万円で買えるんですね。これだけ安いと、専用のコントローラを作るより、すべてAndroidタブレットでやってしまったほうが安上がりですね。FAの分野では速度が命なので、まだタブレットの無線接続では無理がありますが、天文の世界なら速度はゆっくりでいいので、十分実用になりそうです。「理想のポタ赤2号機」はアンドロイドタブレットで完全無線化も面白そうです。だいぶ先の話ですが。

天文誌2誌の発売日、本屋で立ち読みしました。入選された方、おめでとうございます。

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