「理想のポタ赤を作る」新設計完成
新しく設計しなおした「理想のポタ赤」ですが、3D製図が完成しました。
大きさは本体の横幅が10cmくらいあります。ポタ赤というより小型赤道儀なのですが、でもGP2もビクセンはポタ赤と言っているし、それよりははるかに小さいので、このままポタ赤と名乗らせて頂きます。
でも、言い訳をひとつ言わせてもらえば、望遠での撮影も考慮して、頑丈に作ろうと思えば、これくらいはどうしても必要な大きさです。あと、大きさは、ウォームホイルの歯数でほぼ決まってしまいます。この設計では120枚ですが、120枚での最小の大きさと言ってもいいと思います。
スペックですが、
赤径軸ウォーム歯数120枚 モータ42mm角、バックラッシュのないノーギアタイプ
赤緯軸ウォーム歯数120枚 モータ28mm角、バックラッシュのないノーギアタイプ
導入速度 最高300倍まで可能。
極軸望遠鏡 ビクセンGP系、セレストロンCG5などと共通
ウエイトシャフト φ20 ビクセン互換 延長シャフト付き
搭載重量 ウエイトと合わせて10Kgまで。(推奨6Kgまで)
いくつか工夫点があります。まず、ガイド鏡テーブルをつけました。このポタ赤は、望遠では無理してノータッチするよりはオートガイドしてね。というコンセプトなので、ガイド鏡テーブルを標準でつけました。
あと、ウエイトシャフトを短くしました。ウエイトをつけたまま運べるようにです。短い場合は、延長シャフトをつけて、ウエイトを下に下ろせばいいので楽です。
まずは、試作機を一台作ってみたいと思います。
コントローラの方ですが、ソフト開発がなかなか進みません。基板の方はすでに製造に入っていて12月中旬あたりに入荷するのですが、ソフトの方がまだで、無線通信の部分はリリース後の対応になりそうです。いちおう、無線部分以外、プログラム撮影機能とかはなんとか組み込めそうです。
自動導入ですが、コントローラ本体だけで簡易的な自動導入はできるのですが、パソコンをつないで自動導入ソフトからも操作できるようにLX200互換コマンドくらいは組み入れたいと思います。
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