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2015年1月24日 (土)

「誰でもわかるマイコン入門」電源の話

「電子工作は、電源に始まり電源に終わる。」

電子工作をやっていると、5Vとか3.3Vとかの電源を作りださなければならない事に直面します。電源回路は簡単なものから、大げさなものまでいろいろありますが、用途や仕様に合わせて適切に選択しなければなりません。

ただ、趣味の工作ですからね。気軽につかえて、便利なモジュール電源を紹介します。

これです。

1501241

マイコンで良く使う5Vの電源のほか、抵抗で6.5~15.5Vまで可変できる出力をもちます。ただし、ほしい電圧の+4V以上の入力電圧が必要です。

このモジュールの便利なところは、3Aも電流を流せるところです。その割には発熱も少ないです。3Aも流せると、デジカメにも使えます。私は出力を8VにしてEOSで使っています。今のところは問題は出ていません。

購入先はここ
http://www.kugaden.com/
商品ページ
http://www.kugaden.com/kk-s05am-3.html

私はまとめ買いしていろいろ使っています。

5Vで使うのは簡単です。おおきい基板に電源ユニットと電解コンデンサの2つを半田付けするだけです。抵抗はつけません。

それでは、これを前回作ったヒーターコントローラーに取り付けてみましょう。

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入力12Vと出力の5Vの3本の線を上のようにつなげてください。出力のGNDは入力側と共通なので、配線しなくて大丈夫です。(ほんとは配線した方がいい)

これで、これ単体で動作するようになります。

コスト重視なら、ほんとは5V電源なんて、もっと簡単にできるのですが、あれこれ考えずに気軽に使えるこういったモジュールもいいかと思います。

さて、次回は、最近、赤道儀にカメラを2台載せる人が増えてきました(←私)そこで、シャッター分配器を作ってみます。

ちなみに、今後予定しているものとしては、電子水準器、GPS受信機とそれを応用した北極星時角表示器などです。

お楽しみに。

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コメント

こんばんは。この電源はある程度大きい電力が必要な時に使えそうですね。秋月のものよりだいぶコンパクトに見えます。性能もこちらの方が上でしょうか?

投稿: enif | 2015年1月25日 (日) 18時20分

enifさん、こんばんは。

秋月のどの電源のことかによりますが、
これだけ、高電圧で、高電流で、しかも小型のものはあまりないですよね。
カメラなどは、シャッター押したとき、けっこう電気食うので、高電流タイプは安心して使えます。
あと、やっぱマイコン電源としてはとてもいいですね。5V固定だと回路も簡単だし。

投稿: ほんまか | 2015年1月25日 (日) 23時08分

一口に秋月の電源と言ってもたくさんありましたね・・・私はほんまかさんが以前、10万円企画で使われていたスイッチング電源キットをカメラ電源として使っていました。大きくかさばるので作り直すとしたらこちらのモジュールのほうがよさそうですね。まとめ買いすれば送料もかからないようですし。

投稿: enif | 2015年1月25日 (日) 23時52分

あっ、あの電源使ってしましたか。
以前はあのくらいの大きさが普通でした。
小さい電源モジュールが出てきたのはここ数年ですね。
モータードライバもそうですが、半導体技術の進歩はすさまじいですね。

投稿: ほんまか | 2015年1月26日 (月) 11時09分

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