理想のポタ赤を作る」オートーガイダーソフト作成中
ネタがないので、今日は開発中のソフトの話です。
本体のリリースが遅れているので、幸か不幸か、ソフト開発が進んでいます。オートガイダーソフトがだいぶ進んだので紹介します。
SS1コントローラは、パソコン不要のスタンドアローン・オートガイダーを内蔵する予定ですが、いきなりスタンドアローンはきついので、まずはパソコンで動作するオートガイダーソフトを作成しています。
まだ室内レベルのテストですが、いちおう動いてます。
このように、人工星を模したプリントを下げてテストしてます。
室内なので25mmレンズつけていますが、本番は100mmレンズつける予定です。
こんな感じでガイドしています。
来週あたりには、フィールドテストできるレベルにもっていきたいです。
モーターコントローラとオートガイダーを一体化させるとメリットは大きいです。PHD-Guidingなどのオートガイド単独ソフトはガイド修正速度は恒星時に対して、0.5倍とか1倍とか2倍などの速度で修正しますが、これは、10倍から数十倍の超高速で修正出します。これだけ、速いとオーバーランを心配するかも知れませんが、大丈夫です。パルスモーターは出したパルス以上に回転することはありません。どんなにずれていても、ほぼ一発で、ガイド点に収束させることができます。何ピクセルずれたら、何パルス出せばよいか、対応がとれているからできる技で、モータコントローラとオートガイドソフトが分離しているとこうは行きません。(もういい加減、オートガイダーとモーターコントローラのインターフェースがデジタルになりませんかね?いつまでもST-4では)
また、このオートガイドはフルオートマティックにする予定です。ユーザは一切気にする必要はありません。撮影を開始すると、自動でガイド星を選択し、キャリブして、自動でガイドします。もちろん、モザイクなどで、写野が動くときは、オートガイドはいったん停止し、再度ガイドします。
次回はガイドカメラについてお話します。実は先週、ガイドカメラのテスト撮影をしてきたのです。
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コメント
ほんまかさん
初めまして
以前より、こちらのblogで勉強させていただいておりましたが初めてコメントいたします
「理想のポタ赤」の記事、根っからの文系の自分は、書いてある事の半分も理解できないですが、とても楽しみに拝見しております
こちらはまだ購入予約とか可能なのでしょうか?
コメント欄でも、記載しましたメアドでも結構ですので回答いただければ幸いです
投稿: びくこな | 2015年3月16日 (月) 02時00分
びくこなさん、始めまして。また、いつもブログ見ていただいてありがとうございます。
さて、予約ですが、まだ予約受付してないので、可能です。
予約受付は、試作機できて、一通り動作確認してからにする予定です。そのときはよろしくお願いします。
投稿: ほんまか | 2015年3月16日 (月) 08時52分