ウイルスに感染してしまいました。
コンピュータウイルスのことです。
ランサムウェアという身代金要求型ウイルスです。パソコン中のすべてのデータファイル、たとえば画像ファイルとかPDFファイル、文章ファイル、ほぼすべてのデータファイルを暗号化してしまい、元に戻したければビットコインを払うように要求してきます。
ファイルを暗号化したすべてのフォルダにHELP_DECRYPTという警告ファイルを置いておきます。
私は、パソコン上のデータファイルはほぼすべて、クラウドのDropboxに同期してあるので、難を逃れることができました。なぜ大丈夫だったかは後で説明します。ほんとDropboxにしておいてよかったです。Dropboxでなかったら、、、考えただけでもぞっとします。もちろん理想のポタ赤もパーになるとこでした。
ウイルスバスターのチェックには引っかからなかったです。Windowsも常にアップデートしています。JAVAは入っていないので、たぶん、AdobeFlashかAdobeReaderあたりのバージョンが古かったのを狙われたかも知れません。詳細は不明です。
ウイルス自体は、自分自身を消すので再発の恐れはないのですが、レジストリを書き換えるので、トレンドマイクロのHPに書いてあるのにしたがってレジストリを修正しました。ただ、セキュリティホールがあるのは確かなので、このパソコンをこのまま使い続けてよいかどうか。
とにかくこれほどあからさまウイルス感染は人生初めてなのでかなりショックです。
さて、Dropboxで同期をとってあったのでなぜ大丈夫だったかを説明します。Dropboxは複数のユーザが同一ファイルをアクセスしたときに競合が起きないように、競合コピーというコピーを作成します。このウイルスはファイル名もファイル日付も変えないでファイルを改変するので、Dropboxが競合と判断したのでしょう。改変されたファイルは競合コピーとして、コピーしたようで、元のファイルは無事でした。
また、競合コピーがなかったとしても、Dropboxはサーバー上に過去30日間の変更履歴をすべて保存しているので、二重に安全です。(ただし有料のプロプランに限る)
フィッシング詐欺といい、最近はほんと巧妙なので、十分注意しないといけないですね。
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