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2015年4月16日 (木)

「理想のポタ赤を作る」オートガイドカメラタイプA入手

オートガイドガイドカメラのタイプAのサンプルを入手しました。

ただ、写真やメーカなどの詳細はまだ発表できません。今、価格面や技術面でいろいろ交渉中でして、他社から横槍が入るとやりにくいので直前まで発表できません。

価格の方はだいたい固まってきて、

SS-one赤道儀購入者様 22,000円
SS-oneコントローラ単体 27,000円
一般価格             34,000円

で調整してます。75mmレンズ、ブラケット、フード、ケーブルすべて込みの価格です。この価格でオートガイダーセットが手に入るのは魅力だと思います。ただ、このメーカー、カメラ技術は相当あるのですが、天文用カメラなど作ったことがなく、こなれるには時間がかかりそうです。今、現在いろいろ要求を出しているとこです。

ただ、現在の状態でも使えないことはなく、昨晩、いつもの空き地に行ってきました。

オートガイドはちゃんとできました。まずは、PHD-Guidingでオートガイド、前回と違い天候が良かったので安定してます。

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次に作成中のSS1オートガイダーでテスト。まったく問題なく追尾しています。修正閾値を0.2ピクセルに設定してますが、ちゃんとこの範囲内に収まっています。反応性は予想通り、PHDよりいいです。この分だと、リリース時には、ある程度使えるレベルのものは提供できそうです。

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実際にFS-60CBで実写もしました。75mmで370mmをガイドできる心配しましたが、問題ないようです。(露出5分、輝星はベガ)

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この晩は朝までじっくりガイドテストを繰り返しましたが、失敗は一度もなく、きわめて安定的にガイドできました。だんだん自信が出てきました。

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コメント

 理想のポタ赤最終形がどのようなものになるのか、興味深く読んできました。最近は急ピッチで進展していて、ワクワクが止まりません。
 以前は自作したポタ赤で写真を撮影していましたが、製作精度に限界を感じて市販品を購入しました。しかし、安心して撮影できる精度ではなかったため、ガイド鏡は必須でした。
 ほんまかさんのSS-oneは、私が理想と考えていたレベルをはるかに凌駕しています。まだM-GENの詳細仕様がわからないので何とも言えませんが、これにM-GENをセットできたらパソコンいらずの高精度ガイドが実現するのでしょうか?
 合計したら結構な金額になりますが、遠征した時の作品撮りを安心して任せられるならば、決して高い買い物ではないと思います。
 電子極軸望遠鏡を使用してのセッティングは未体験ゾーンだし、機能豊富なコントローラーは上手くセットすればディザリングもできそうだし、脳内シミュレーションしていると底なし沼にはまりそうです。
 でも、台数限定なので購入できない人が多いのでは・・・?

投稿: あぶさん | 2015年4月17日 (金) 22時50分

あぶさん、コメントありがとうございます。
私も、始めたときは簡単に考えていたのですが、いざ、始めてみると、あれもこれもとなって、思いもよらず高機能になってしまいました。

M-GENに関しては今始めて知りました。ただ、私もスタンドアローンのオートガイダーを目指して作ってるとこです。
「けして高くない」という言葉うれしいですね。今、一番うれしい言葉かも知れません。

電子極軸望遠鏡に関しては私にとっても未知の世界ですね。視野が4度しかないで、センサーによる導入で一発で視野に入るかどうか、それが重要だと思います。試作基板もできてきたので、これから検証していきたいと思います。

台数限定の件ですが、ほしい人が多いなら、さらに作っても良いのですが、もう少しコスト削減しないと、私も苦労多くして。。。の世界に入ってしまいます。難しいですね。とりあえず、たくさん作らないと安くならないので、どのくらい要求があるか見極めてですね。

これからも宜しくお願いします。

投稿: ほんまか | 2015年4月18日 (土) 12時30分

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