「理想のポタ赤を作る」上下水平微動装置をどうするか
極軸合わせ用の微動装置は既製品を利用と前回書きましたが、いざ、選ぶとなると悩みますね~。これといったものがない。安くて強度のあるものが良いのですが、なかなかそうもいかず、何かを犠牲にしないといけないようです。
とりあえず、良し悪しは置いておいて、世の中にどのようなものがあるかリストアップしてみました。
この件に関しては、広く情報を募りたいと思います。まだ他にあるとか、またこれを試してみたいというのがあれば、実際に私が買って試してみます。また、必要ならアダプター類も作成します。とりえず、リリースまでには何かひとつくらいこれというものを出したいと思います。
まずは、三脚の微動雲台から、マンフロットが有名です。
410ジュニア雲台は天文分野でも有名ですね。私も2軸改造して、スカイキャンサーで使っていました。ただこれしなるんですよね。強度重視なら400型ですが、10万もします。
カメラ用品では雲台ではなく、レベリングベースというものがあります。これも使えそうです。
●マンフロットレベリングベース
http://www.manfrotto.jp/levelling-base-338
これは丈夫そうだが、ネットの評判によるとダイアル重いらしい。
●ベルボンレベラー
http://www.velbon.com/jp/catalog/accessory/precisionleveler.html
中国製侮れないです。けっこういけるかも。買うだけ買ってみるか?
次は、他社ポタ赤用微動装置。使用目的がそのものずばりなので、機能的には問題ないが強度的にはどうなのか。
●TOAST用
http://www.toast-tech.com/enjoy/s32.html
●SWAT用
http://www.unitec.jp.net/option.htm#KBU
次はガイドマウント
●タカハシ
http://www.mmjp.or.jp/takahashi-sb/data/azbidou.htm
天下のタカハシ。見た目以上に丈夫かも。
●TOMITA
タイプS
http://www.y-tomita.co.jp/original/dxbido/dxbidos.html
タイプM
http://www.y-tomita.co.jp/original/dxbido/dxbidom.html
タイプL
http://www.y-tomita.co.jp/original/dxbido/dxbidol.html
タイプLは丈夫そうですね。あとは値段を許容できるか
最後に工業用ゴニオステージ。私もこれを使っていますが、操作性は一番いいと思う。すごく滑らかです。ただ日本製はすごく高価なので、中国製でひとつ紹介します。
さらに使えそうなものがあれば追加していきます。さて、どうしようか。
安上がりな方法として、三脚アジャスターもいいかもしれません。
http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/018009000001/
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コメント
スカイメモS 用の微動雲台はどうでしょうか?
アリガタで雲台とポタ赤を接続できますし、ポタ赤側の傾斜部をアリガタに交換、又は改造できれば僅かながら軽量化もできるかと思います。
投稿: オカピ | 2015年4月 4日 (土) 14時45分
オカピさんありがとうございます。
ケンコースカイメモSって、最近でたやつですよね。
確かに、あれいいかもしれませんね。
ちょっと大きさが心配ですが、傾斜スタンドの部分は確かに重いので、あそこを省略できれば軽くなると思います。
検討してみます。実物をどこかで見たいな。
投稿: ほんまか | 2015年4月 4日 (土) 15時16分
発売は今月下旬のようです。
スカイメモSの搭載重量が5キロ、本体が1キロ強ですから、強度はギリギリかもしれませんが、微動雲台の重量が500グラム、実売価格が11000円位とコストパフォーマンスが良さそうです。私もスカイメモR 用に予約しています。
投稿: オカピ | 2015年4月 4日 (土) 15時36分
オカピさん、
まだ出てないんですね。出たら要チェックですね。
搭載重量は、かなり余裕を見て決めているようですから、実際に現物で判断ですね。
投稿: ほんまか | 2015年4月 4日 (土) 15時55分
初めまして。
今日たまたまこちらのブログにたどり着いて、「理想のポタ赤」SS-oneができるまでの、夢を現実にする過程がとても楽しかったです。そして、色々なお話大変参考になりました。
実は、工業用ゴニオステージの利用を見て、非常に興味を示したのですが、どうも真ん中にある穴は三脚で使う3/8-16UNCや1/4-20UNCではなく、3mmや4mmなどの4点締めだったりするんですね。もしかして、タップなどで再度中央に穴を開けられたのでしょうか?使い勝手が良さそうなので、お伺いできればなと思いました。
アルカスイスなどがゴニオステージのような雲台を出していますが、いかんせん10万を超える高価な品なので、もし工業用のゴニオステージが使えたらすごく便利ですね。
実は私、ポタ赤用の上下微動装置には随分色々手を出してきたのものの(各メーカーチルト雲台、ビクセンの新旧タイプ、KYOEI、スカイメモS用などなど)、荷重をかけるとガタが出るものが多く、未だに良い品が方法が見つからないままだったので、一度試してみたいと思います。
投稿: タイチ | 2017年6月23日 (金) 12時43分
タイチさん、はじめまして。
ゴニオステージや回転ステージに直接カメラネジを開けるのは不可能ですね。
私は、アルミ板一枚を挟んで、ステージ側は既存のM3とかのネジで固定して、三脚側は、Gitzoの曇台を載せる丸い円板に穴を開け、直に付けています。
工業用ステージは高価ですが、動きも滑らかで、ある程度の大きさがあれば丈夫なので、お薦めですね。
一度慣れるとやめられないです。
投稿: ほんまか | 2017年6月23日 (金) 20時18分