「理想のポタ赤を作る」電子極軸望遠鏡の試作機ができました
電子極軸望遠鏡の試作機ができました。
まずは、赤道儀にねじ込みます。2~3回、回したところで、矢印のロックネジを締めつけます。これで完了。このロックねじの位置は芋ネジで固定できますので、次回以降は、極軸望遠鏡が上を向いた状態でピタッと、止まります。
ですから、その都度、脱着してもそれほど面倒ではないはず。光軸もずれません。
拡大表示です。
これは、センター出し作業。光学式と原理は同じです。東西に90度傾け、地上の目標物を十字センターに合わせます。次に逆に90度傾けます。ここまでは光学式と同じです。次に、目標物が動いた位置にポイントペンでクリックするだけ、緑の□をクリックすれば微調整もできますし、拡大表示もできます。良ければOKボタンをクリックして完了です。これでほぼ正確にセンター出しができます。このセンター位置は当然、電源を切っても保存されます。
(実はこのセンター出し作業も画像処理で自動化したかったんですが、マイコンのメモリが足りなくてできなかった。ケチって、すみませんでした)
この画面は地点登録画面。8個まで地点登録できます。地点登録すると、傾斜センサー、方位センサー、GPSの北緯、緯度を記憶しておきますので、次回、センサーを頼りに北極星を導入するとき、正確さが増します。また、万が一、GPSが測位できなくても、安心です。
明日あたり晴れそうなので、実際にフィールドテストできそうです。
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