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2015年7月29日 (水)

SS-one×FSQ-85ED

先日、SS-oneのゾナー2台搭載を紹介しましたが、今日は、FSQ-85EDを載せてみました。

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さすがに無理だろうと思っていましたが、載せてみると、けっこういけそうです。

振動することもなく、意外としっかりしてます。軽量化のため、アリガタプレートは使わず、直に鏡筒バンドをつけ、カメラ回転装置も使わないようにします。

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この状態でまだウエイトの方が重いです。カメラをつけても大丈夫でしょう。ガイドカメラをどうするかですね。オフアキにするか?従来どおりでいくか?

FSQがSS-oneに載るとなると、俄然、持ち出しが増えそうです。そうすると、フォトコン復帰にまた近づいた。

今夜は、SS-one GPモーターセットの300倍速仕様のテストのためスタンバってるのですが、なかなか晴れてくれません。

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2015年7月28日 (火)

いまさらSI7

今さらですが、やっとステライメージ7を買いました。

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今まではSI5だったのですが、いろいろ新しくなってるみたいで買いました。フォトコン復帰はステライメージから。

早速使ってみました。5月末に撮った写真で、ほったらかしがあったので処理してみました。

まずは、8枚コンポジットをしました。コンポジットの精度向上は一番期待した部分でした。精度は上がってるみたいです。でもものすごく遅いです。

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次に、大まかにレベル調整。

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次にデジタル現像。デジタル現像はステライメージの一番いいとこだと思います。

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最後に、トーンカーブでコントラストをちょっと上げて完成。

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選択マスクもやってみたかったのですが、使い方がよくわかりませんでした。

1507285_2FS-60CB+フラットナー EOS 5D Mk2 SS-oneポタ赤

ステライメージは、フラット、コンポ、デジ現などの下処理に使うつもりです。仕上げはフォトショップですね。

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2015年7月27日 (月)

SS-one GPモーターセット300倍、値下げ

SS-one GPモーターセットの導入速度は、

赤経側 200倍
赤緯側 100倍

となっています。実は赤経側は300倍までいけます。赤緯側は100倍が限度です。あまり差があってもいけないので、赤経側を200倍としました。

この差はどこからくるかと言うと、ギア比の問題です。赤経側は1/9ですが、赤緯側は1/40です。つまり赤緯側はより高速で回っています。回転数の限界にひっかかり、100倍までとなっています。

そこでコストは増えますが、赤緯軸にも、赤経モーターユニットを取り付けました。

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これで両軸とも300倍までいけます。300倍なら、自動導入としてはまずまずではないでしょうか。特に眼視観望では待つ時間が短くなります。

今後はこのセットで販売することにします。

なお、すでに購入された方には、新モーターユニットを無料で送ります。古い方は返す必要はないです。返してもらっても、使いようもないので。

いちおう、デメリットもあります。ギア比が小さくなるので、動作が荒くなります。ただ、オートガイド上、問題になるレベルではないと思います。どちらを使うかはユーザ様に任せます。念のため今度晴れたらテストします。

あと、もう一点、

SS-oneコントローラをもっと普及させるべく、GPモーターセットおよびコントローラ単体を2万円ほど値下げします。

すでに購入された方には、お金返せないので、電子極軸望遠鏡をプレゼントします。ノミの市で購入された方も対象です。モーターユニットと同時に送ります。

その電子極軸望遠鏡ですが、いろいろ忙しく、一カ月遅れで作業が進んでいますが、8月中には絶対出します。

オートガイドカメラタイプBも少しずつですが、進んでおります。SS-oneもこれからも進化させますので、ご期待ください。

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「経緯台で天体写真」ローテーターの原理

今日は経緯台追尾の肝であるローテーターについてのお話です。

ご存知のように、経緯台で星を追尾すると、写野が回転します。それをキャンセルするのがローテーターです。

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ローテーターには2種類あって、像を回転させるイメージローテーターと、撮影装置全体を回転させるインスツルメントローテーターです。大きい天文台では撮影装置全体を回転させるのは大変なのでイメージローテーターが使われているようです。

民生品ではミードがフィールド・デ・ローテーターという装置を販売していたようですが、あまり精度が良くなく普及しなかったみたいです。

さて、私のローテーターは撮影装置を回転させるインスツルメントローテーターです。それに2ポートのオフアキシスガイダーをつけています。下図のように2つの星の動きでもって星を追尾します。

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ここで星を追尾する原理を紹介します。

まず、2つの星の重心でもってガイドします。そうるとやがて写野が回転してきます。回転の中心はガイド点、つまり2星の重心です。

1507262ここで、ローテーターの出番です。回転角検出し、ローテーターを回転させます。しかし、ここで問題が発生します。写野の回転中心と、機械的な回転中心が必ずしも一致しないことです。

1507263写野の回転中心と、機械的な回転中心が一致しない場合は回転によって、重心が移動してしまいます。どのくらい移動するか見積もってみましょう。
そのためには、2つの星の関係を下図のように並行移動してみましょう。

1507264角度θを挟む三角形は相似形ですから、星の移動距離と重心の移動距離(青の矢印)との比は、図でm:nになります。

この図から明らかなように、仮にm:n=10:1くらいと仮定すれば、星の移動距離はせいぜい1ピクセルですから、重心の移動距離は0.1ピクセル程度ですぐ修正信号を出せば撮影には影響しないレベルです。

ここで影響が出ないレベルというのは、常に星の動きを見てガイドしているから言えることです。0.1ピクセルでも積み重なれば大きくなります。経緯台のノータチガイドや、ミードのローテータのように計算だけで、回転を制御しようとすると、このずれが無視できなくなります。今まで経緯台の追尾が難しかったのはこのような理由が大きいと思われます。

最後にローテーターにどれだけの回転分解能が必要か見積もってみます。

フルサイズの場合、回転中心から20mmくらいの点を考えれば十分でしょう。つまり半径20mmの円周にどれだけのピクセルがあるか計算すれば、それがそのまま分解能になります。

1ピクセル5ミクロンとすれば、分解能はおよそ1/25,000になります。角度にすれば0.014度です。

これはパルスモーターで制御する場合、余裕で実現できる値です。ただ機械的な滑らかさが0.014度の精度であるかどうかはわかりません。ベアリングが必要になるかも知れません。

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2015年7月26日 (日)

湯沢遠征の成果

火曜晩の湯沢遠征での写真、完成です。

キタムラで衝動的に買ってしまったEF17-40mmF4Lの実力は?

まずは、立ち上がる天の川を広角端で一枚。

1507261EF17-40mmF4L -> 17mmF5.6 EOS 6D ISO6400
SS-one赤道儀 ノータッチガイド 5分×4枚

まずまずですね。湯沢は関東平野を真南に構えるので、南の空が明るいです。これでもかぶり補正したのですが。

次は、テレ端で夏の大三角をパチリ。

1507262EF17-40mmF4L -> 40mmF5.6 EOS 6D ISO6400
SS-one赤道儀 ノータッチガイド 5分×8枚

中心付近はシャープですが、ちょっと離れるとボテボテですね。特に左側がひどい。ほとんど片ボケですね。Lレンズでも一昔前のズームだとこんなもんか。

次は、主題のはっきりしない秋空の一コマ。

1507263EF17-40mmF4L -> 40mmF5.6 EOS 6D ISO6400
SS-one赤道儀 ノータッチガイド 5分×8枚

星がシャープでないので、それを逆手にとって、天の川がはっきりわかるような処理をしてみました。というのは、この領域はあまり星がシャープすぎると、天の川が消えちゃんですよね。

EOS 6Dですが、夏場のISO6400では派手にアンプノイズが出ます。EOS 5D Mk2はISO3200ではアンプノイズでないので、

EOS 5D Mk2 ISO3200 > EOS 6D ISO6400

です。感度一段分のアドバンテージはないことになります。夏場は冷却がほしくなりますが、ほんと暑いのは2ヶ月くらいですから。

それにしても久々に天体写真、仕上げました。ほんまか、ちゃんと天体写真撮れるんです。フォトコン復帰に向けて頑張るぞ。

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2015年7月25日 (土)

SS-one延長シャフト、iPhoneアプリ

要求の多かったSS-oneポタ赤用の延長シャフトの試作ができました。

Ssonespcb
長さ15cmです。これでシャフトは

8cm×2本
15cm×1本

の計3本で、8cmから~31cmまでの長さを作ることができます。価格は3400円になります。なお、ある程度数がまとまったら製作します。とりあえず、1週間後にまとめて発注かけますので、ほしい方は8月2日までにSS-oneショップにてご購入ください。

SS-oneのiPhoneアプリですが、iPadでも使用できるようになりました。iPhoneアプリご希望の方は、こちらの説明書を読んでiPhone/iPadのUDIDをお知らせください。

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2015年7月23日 (木)

「経緯台で天体写真」イントロダクション

新企画、経緯台で天体写真の2回目。今日はこれからどんなことをやるのか、簡単に説明していきたいと思います。

はじめは理論的な話が中心になります。また、思いついたアイデアなど、理論も含めて、このブログで発表していきたいと思います。理論的な話はつまらないかもしれません。ただ、それでもここに詳細に、ときにはうんざりするほど書きたいと思います。

それには、理由があります。特許の問題です。私はこの企画で特許を取ろうとは思いません。また、自分と同じアイデアを他者が特許取得するのもまったくかまいません。ただ、私のアイデアなのに、私自身が使えなくなるのだけは避けなければいけません。

それには、特許を出願するのが一番です。いわゆる防衛特許です。しかし、特許文書を書くのは面倒ですし、お金もかかります。それよりもインターネットで発表するのが手っ取り早いです。インターネットで発表すれば、特許の要件である新規性はなくなり、自分自身でさえ、特許取得ができなくなります。

まぁ、そんなことなので、理論的な話に興味のない人はどんどんスルーしてもらってかまいません。

さて、経緯台で天体写真を撮るための方法、つまり追尾方法ですが、以下の2通りの方法が考えられます。

1 望遠鏡の向きから、星の移動速度、方向、および写野の回転方向を計算で出し、追尾する。いわゆる、経緯台のノータチガイドです。これに2台のガイドカメラによる実写によりずれを補正する

2 2台のカメラにより、星の動きをリアルタイムに検出し、追尾する。

1の方法の方が、技術的には簡単そうです。ただ、これをするには経緯台を少なくとも2星でアライメントしなければなりません。これは面倒です。

私が目指すのは2の方法です。これをFTS(フリー・トラッキング・システム)と呼ぶことにします。

FTSなら、経緯台を置けばすぐ撮れることになります。水平を出す必要もありません。また、応用範囲も広く、経緯台でなくてもかまいません。極軸を適当に合わせた赤道儀や、極軸を合わせにくいフォーク式赤道儀などにも応用できます。

とにかくどんな架台であっても置けばすぐ撮れる。これが理想です。

ただ、実際は1と2の中間の方式になると思います。

つまり、最初はFTSで追尾を始めるのですが、星の動きを学習させるのです。そしてある程度動きを予測しながら、誤差の分だけ修正していくことになります。

で、リアルタイムで星の動きを追尾できるのでしょうか?実現可能かどうかちょっと見積もってみます。

焦点距離500mmでEOS6Dで南の星を撮るとします。そうすると、星は画角の端から端まで16分で横切ることになります。これは1秒あたり6ピクセルになります。仮に1/10でガイドカメラをキャプチャし、修正信号を出せば、1ピクセル以内に収めることができます。

露出1/10でどの方向に向けてもガイド星を見つけるのは以前は無理でした。しかし、現在なら可能です。すでにSS-oneオートガイダーで実証済みです。SS-oneオートガイダーでは1/8秒でもガイド星が十分写ることを確認しています。

今後、もっと感度の高いCMOSセンサーも出てくるでしょう。そうすれば、さらに1/20とか1/30でガイド信号を出すことも可能になります。もちろん学習機能も働きますので、なおさら余裕です。現在の技術ならFTSも十分可能なのです。

今日は、このあたりで終わりにしておきます。次回はローテーターについてお話します。

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広角レンズ購入、湯沢遠征、SS-one2台体制

火曜の晩は湯沢に遠征に行ってきました。出発前に、なぜか久しぶりに天の川の写真を撮りたくなったのですが、気がついてみたら広角レンズを持っていない。

そこで近所のキタムラに駆け込んでみると、中古でちょうど良いレンズがあったので買ってきました。

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17mm-40mmF4通し。

広角端の17mmは星景写真も撮れるし、テレ端の40mmでは星座写真も、いろいろ使えて便利そうです。

で、湯沢遠征ですが、GPSの予報とは逆に一晩よく晴れました。天の川もくっきり。作品の方は、のちほどアップしていきます。

さて、三基光学館さんで、こんなもの買いました。SS-oneにはベストフィットですね。

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何がしたいかと言うと、SS-oneのゾナー2台体制です。

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重量的に無理無理かなと思ったのですが、載せてみるとけっこう余裕です。足回りさえ丈夫にしていおけば、SS-oneはかなりいけます。ウエイトシャフトは3本つないでいます。(追加ウエイトシャフトは現在製作中です。)

GP2赤道儀3台体制も良いのですが、やはりSS-oneの方が、持ち出しやすい。実は平日遠征をちょくちょくやろうとしているのですが、平日遠征でサクサクと撮って、サクサクと帰る。そうっするとやっぱSS-oneの方が楽なんですよね。

これからはこれをメインにしていこうかな。

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2015年7月18日 (土)

ノミの市、大盛況

ノミの市ですが、開始10分でほとんど売れてしまいました。

ありがとうございます。

買えなかった人、すみません。私の周りにはガラクタやら試作機がまだまだいっぱい転がっていますので、次回にご期待ください。

購入された方には確認メールを送っています。代引きの場合は、そのままお待ちください。すみやかに発送いたします。銀行振込みの方は、入金先を記したメールが行っているはずです。着てない方は連絡ください。入金確認後の発送になります。

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2015年7月17日 (金)

ノミの市と、iPhoneアプリ不具合

いよいよ、明日土曜日(18日)の22時にノミの市開催です。

販売はSS-oneショップにて行います。

一点限り早いもの勝ちということで。(22時になると自動で商品が掲載されるように設定してあります)

iPhoneアプリですが、不具合を直しています。もう少しかかりそうです。

不具合は以下の通り

1 導入ボタン 上下ボタンが逆
2 1/2追尾が効かない->これはコントローラのファームの問題
3 表形式の画面で表示が崩れる

上記以外でもいくつかあります。iOS7で開発したのですが、iOS8だと動作おかしい場合があり、そこを直しています。

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2015年7月16日 (木)

ノミの市商品情報最後

週末のノミの市の出品商品案内です。

カメラがもう一台出てきました。

Tpc1Tpc2
ToupCamの顕微鏡用カメラです。センサーはAptinaのMT9M111カラーで1.3Mピクセルです。感度は高くないです。普通のCMOSセンサーの感度です。天文適正は定かではありませんが、月や惑星の撮影にいかがでしょうか? 31.7mmアイピーススリーブを付けます。200ドルくらいの価格でしたが、2,000円でどうそ。(USBケーブル付き)

次はSS-one GPモーターセット、中古GP赤道儀つきです。

Gp1
これで自動導入やガイドカメラを買えばオートガイドもできます。赤道儀は私がオーバーホールしてグリス変えました。SS-oneの高機能を安く手に入れたい方はどうぞ。なお、モーターは試作機になりますが、動作上まったく問題ありません。価格は108,000円です。

次はSS-oneの2軸MT1モーターセットです。赤道儀はありません。

Mt1
導入速度は最高30倍なので、自動導入はイライラしますが、オートガイドは普通にできます。MT1モーターはバックラッシュが大きくてオートガイドが安定しなかったり、パラメーターの調整が大変だったりしますが、SS-oneオートガイダーならモーター直接コントロールなので安定してガイドできます。GP持っててオートガイドしたい人向け。価格は68,000円です。コントローラ単体価格より3,000円高いだけです。お買い得。

最後に、SS-one用ウエイト1.5Kです。

Ss1w1
SS-oneポタ赤ユーザのみ購入できます。3つあります。価格は3,000円です。

なお、長いウエイトシャフトがほしいとのご要望が多いのですが、作ることにしました。しばし、お待ちを。

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2015年7月14日 (火)

「経緯台で天体写真」新企画

SS-oneプロジェクトが一段落したところで、ほんまかの次の計画発表です。

それは、これ。

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FSQ-85ED+TG-L経緯台。FSQ-85EDは今日届きました。ずっしり重いです。この赤帯がなんとも言えません。タカハシのFSQやイプシロンは天文屋なら一度は使ってみたい筒。

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さて、そんなFSQを経緯台に乗せて、のんびり眼視観望ではなく、本気で天体写真を撮ろうという企画。それが「経緯台で天体写真」。

ご存知のように経緯台で天体を追尾すると写野が回転します。それをキャンセルするのが、このローテーターと、デュアルオフアキ。

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やっぱ赤道儀は重いです。足腰の弱い軟弱天文屋には、もう経緯台しかありません。

すばる望遠鏡が経緯台なのは有名な話ですが、今や65cmくらいの天文台でも経緯台が使われる時代です。天文台にできて、アマチュア用望遠鏡にできない理由はないと思います。私はかなり勝算があります。これから経緯台の時代がきます。ミードやセレスロンあたりは必至で研究してるでしょうね。

さて、いちおう2年後にはそれなりに商品化したいです。対象の鏡筒としてはFSQ-106EDとFSQ-85EDを考えています。シュミカセとか焦点距離が長くなるので、第二ステージ以降の課題ですね。

また赤道儀は極軸合わせとかセッティングが面倒ですが、この経緯台は置けばすぐ撮れる経緯台を目指します。車から出してポイと置けばすぐ撮れる。または眼視観望中心で良ければ写真を撮るこんな使い方もいいです。

とりあえずは、次のスケジュールで進めたいと思います。
1 自動導入経緯台として使えるようにする
2 とりあえず、回転を無視して追尾する
3 コントローラの製作
4 ローテーターの導入


SS-oneの残った仕事を優先させながら、こっちも頑張っていこうと思います。それではご期待ください。

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2015年7月13日 (月)

GP赤道儀オーバーホール、ノミの市情報

古いGP赤道儀を分解しました。オーバーホールのためです。

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パーツひとつひとつ丁寧に洗浄してかわしてるところ。

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これにGPモーターセットを付けてノミの市に出品予定です。

そのノミの市の商品情報です。今日は、カメラ/レンズ関係。

まずは、ZWOのASI034MC。

Zwo1Zwo2
SS-oneのオートガイドカメラタイプAの候補として購入しました。でかいのでSS-oneには合わないので、ボツになりました。ガイドポートがないので月・惑星カメラ用か、リレーボックスを使えば、オートガイドカメラとしても使用できます。日本では16,000円くらいで売られていますが、3,000円でどうぞ。

次はオートガイドカメラセットのB級品。

Gs1

どこがB級かというと、まずレンズですがSS-oneショップで売られているのは75mmF2.4ですが、これは75mmF2.8です。性能的には問題ないです。それからビクセン互換のアリガタの止めネジが一本しかありません。それとフードがありません。
これを破格の15,000円で。

次に、ToupCamのペンシルボーグセット。

Pgs1
焦点距離75mmでは不安という方はどうぞ。プレートには私が開けた穴がいっぱいあります。これも破格の20,000円でどうぞ。

最後に本日の目玉、SS-oneとは直接関係ないが、BORG67FLフラットナー撮影セット。

B67fl
色収差少なくフルサイズ対応というのがいいですね。K-ASTECの鏡筒バンド3点付き。価格は激安、50,000円で。

明日は、新企画の発表です。

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2015年7月12日 (日)

のみの市出品物と新企画ヒント

今週は、週末に行う「ノミの市」の商品紹介を少しずつしたいと思います。今日は、マウント関係。

まずは、トミタのガイドマウントM。

Tgm1
Mサイズだけど、かなり大きくずっしり重い。ネジはM8×35mm。

Tgm2
裏側にはオプションのアダプタープレート。ネジはM8×35mm。
定価44,900円を半額以下の22,000円で。

次は同じくSサイズ。

Tgs1
Sサイズだけど頑丈です。

Tgs2
こちらもオプションのアダプタープレート付き。定価32,800円を16,000円で。

次はタカハシの微動マウント。

Tb1
裏側。

Tb2
定価31,320円のところを15,000円で。

次はタカハシの三脚アジャスター。

Ta1
小さい方です。9,288円のところを3,000円で。1/3以下です。

次は工業用の回転ステージ。

Rs1
ずっしり重いです。ガタなく頑丈。中国製です。直径10cmあります。
Rs2
裏側です。120ドルくらいのところを3,000円で。

次は同じく中国製のゴニオステージ。

Rg1
65mm角です。

Rg2
このゴニオステージはポタ赤の上下微動や、ガイド鏡の微動マウントとしてちょうどいい大きさです。

Rg3
回転ステージと重ねてみました。
240ドルくらいのところを10,000円で。

今日のところはここまで。明日は、CMOSカメラ関係。高感度ガイドカメラがこんなに安く買えちゃうの。って驚く値段で。

さて、以前にちょっと出した新企画。今日もちょっとヒントを。

R1

何これ? 

そろそろ新企画も正式発表しましょうかね。

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2015年7月11日 (土)

SS-oneポタ赤保守体制、ノミの市開催

SS-oneポタ赤は限定生産ですが、末永く使って頂くため、保守部品を保存しています。

まず、完成品一台は未使用でそのまま保存しています。

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また、一台分の部品は部品のまま保存していいます。

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傷つきやすいケースは別途2台分保存しています。

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これでも足りない場合は試作機を分解すればいくつかの部品を取り出せます。

このように保守体制万全ですから、安心して壊して頂けます。なんてね。

さて、いろいろ開発段階で出た試作品やサンプル購入品などがたまってきたので、来週末にも「ノミの市」を開催したいと思います。中古相場よりさらに安い、激安セールですので、お楽しみに。

どんなものが出品されるかと言うと、

ガイド微動マウント、三脚アジャスター、回転ステージ、サンプルや中古レンズによるガイドカメラセット、SS-one-GPモーターセットの試作品+GP赤道儀、MT1モーターセットの試作品、CMOSカメラなどなど。

あと、SS-oneポタ赤のウエイトとウエイトシャフトも余ってるので販売します。これをほしい人多いみたい。来週末はお見逃しないように。

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2015年7月10日 (金)

GPモーターセット発送、ポラリエ購入

SS-one GPモーターセットですが、すでに入荷しております。

明日には、すべて発送完了する見込みです。

説明書の類はまったく入っていません。こちらからダウンロードしてください。

●GPモーターセット取り付けマニュアル
「SS-one-GP.pdf」をダウンロード

また、ガイドカメラセットも同時に購入された方、マニュアルは同梱されていませんのでこちらからダウンロードしてください。

●ガイドカメラ、スタートアップマニュアル
「ToupCam-Startup.pdf」をダウンロード

GPモーターセットですが、在庫だいぶ余っています。(作りすぎた。)ただいま、即納ですのです。ご購入はSS-oneショップでどうぞ。

ポラリエを購入しました。

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コンデジの形してるけど、コンデジよりだいぶ大きいので、なんか違和感。

電子極軸望遠鏡は入りそうです。さっそく、業者にアダプターを発注しました。

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開発中の上下水平微動装置にもフィットしそうです。

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ポラリエ強化バージョンも楽しみですね。

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2015年7月 6日 (月)

iPhoneアプリリリースとスカイキャンサー購入

お待たせしました。SS-oneのiPhoneアプリがやっと公開です。SS-oneアプリをインストールするには、iPhoneのUDIDというID番号を知らせて頂く必要がございます。

詳しくはSS-oneのページに説明書をアップしたので読んでください。インストール自体は簡単です。

スカイキャンサーの中古を購入しました。あまり実用性はないが三脚付き。

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ちなみにこれは、私が長年使ってきた。スカイキャンサー、このブログの読者さんにはもうおなじみですね。

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一見、状態のよい中古に見えますが、良く見るとけっこう汚れている。また赤経軸の動きは渋いです。

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そこで分解、オーバーホールすることにしました。スカイキャンサーの分解は何度もやってるので手慣れたもんです。

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さて、なんのためにスカイキャンサーを購入しかたというと、私が使うためではなく、2軸モーターを取り付け、SS-one仕様にして売るためです。価格は20万くらい。たった一台限りの販売です。完成はいつになることやら、少しづつですが、進めたいと思います。自動導入スカイキャンサー。貴重です。

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2015年7月 5日 (日)

CMOSセンサー半田付けと新企画

GPモーターセットですが、来週入荷されます。来週中には発送完了したいと思います。もう少しお待ちを。

SS-oneの不具合改修ですが、毎日一個づつ届きます。あたかもユーザが私に気を使って打ち合わせたかのように、毎日一個づつ届きます。半分くらい終わったとこで、途絶えました。一休みです。

ということで、この休みにCMOSセンサーにリード線を付ける作業をしました。

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予備に2セット作りました。このセンサーはToupTekのGCMOSカメラと同じセンサーのAR0130です。オートガイダーBと電子極軸望遠鏡の高性能版に使う予定です。

オートガイダー作るのに、このレベルから始めるのは、なんとも気の遠くなる話ですが、実は一番の早道です。たとえば、リナックスマイコンにUSBカメラ付ければ1日で画像の取り込みができるでしょう。でも次からが大変です。露出調整は?、ゲイン調整は?、仕様のはっきりしないUSBカメラや他人の作ったライブラリを利用しても肝心なとこでつまずき時間がかかってしまいます。このレベルのシステムなら全部自分で作るの結局は早道です。

さて、新企画の方も着々と準備を進めています。まだ全容はお知らせできませんが、ちょっとだけヒントを。

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さて、何ができるか。

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