SS-oneポーラー、フィールドテスト
微動装置ですが、19日20時現在21台のご注文を頂いております。ありがとうございます。製作決定です。良かった良かった。
後は、生産数を決定しないといけないので、ほしい方は早めの予約をお願いします。ウォーム式の微動装置はストレスなく最高ですよ。
。
。
。
昨晩は、SS-oneポーラーのフィールドテストに行ってきました。
最初は赤城山に行ったのですが、ドン曇。晴れそうもないので、GPVで最新の天気予報をチェック。そしたら、水上北部に、ほんのちょっとの晴れ間が。
そこで、ノルン水上スキー場に行ってみました。到着すると雲は5割ほど。これならチェックできるということでやってきました。
全数チェックしてきました。まったく星の写真を撮らないで黙々作業するのはなんか変な気分でした。
一台液晶ムラがありましたが、他はまったく問題なかったです。ピントも露出もOKで北極星がくっきり写っていました。
明日、あさっての二日かけて発送いたします。
。
電子極軸望遠鏡ですが、初めて北極星を導入するには、慣れないと、ちょっとてこずるかも知れませんね。今コツをまとめた紙を用意していますので、これも読んでおいてください。
でも慣れれば、ほんの数秒で導入できます。これと微動装置があればもう最強ですね。
| 固定リンク
コメント
現在、かなり前に購入したフォトガイド用三脚にSS-oneを載せています。押しネジ式上下・水平微動付きですので極軸合わせはできますが、結構クセがあるので好みではありませんでした。ほんまかさんが微動装置を発表してからず~っと悩んでいましたが、「ウォーム式の微動装置はストレスなく最高ですよ。」の一言で、思わずポチってしまいました。
今までも天文機材やカメラ&レンズの沼に両足を突っ込んでいましたが、更に沼が深くなったみたいです。ここまで来たら、残された道は理想を目指して突っ走るのみ?
投稿: あぶさん | 2015年8月19日 (水) 22時53分
あぶさん、無理やり買わせちゃったかな。とことん、私の理想につき合わせてしまってごめんなさい。
でも後悔させませんよ。ほんといいから。
あと、私のポタ赤ごとき沼ではありませんよ。ほんとの沼は、冷却CCDとか、行き着くところはマイ観測所とか、もっともっと深いですよね。
投稿: ほんまか | 2015年8月19日 (水) 23時59分
いきなりこんなに抽象的で難しいことを質問してしまって、申し訳ないですが、星野写真の第一人者、ほんまかさんに、訊きたいことがあります。ほんまかさんが目指す、究極の星野写真とは、どんなものですか?あと、モザイクのコツは何ですか?答えてくれると有り難いです。
投稿: ブンブン | 2015年8月21日 (金) 21時25分
ブンブンさん、ほんと抽象的ですね。
究極ですか。
最初星野写真を撮り始めたころは銀塩に近づくことでしたね。それが中判レンズのイメージシフトモザイクでした。
それから、銀塩のまねではなく、デジタルらしさを追求するようになりました。それが、淡い星雲を出すというものでした。
今は、淡いものは普通になって珍しくもなく、淡いものを綺麗に出すことを目標にしてます。よっちゃんなみに美しくね。
私の2回目の最優秀作品の「オリオンエリダヌスバブル」あれね。これを綺麗に写すのが今の目標です。何年かかってもやりたいですね。
続く
投稿: ほんまか | 2015年8月21日 (金) 23時05分
モザイクのコツですか、一言では難しいですね。あえて言えば根性。もっと具体的に言えば、
まず、周辺減光は絶対にだめなので、カメラレンズなら絞ること、望遠鏡なら徹底的にフラット補正ですね。
画像処理的なら
レイヤーは最後まで統合しないこと
レイヤーの一番上に、トーンカーブと彩度の調整レイヤーを載せて、コントラスト、彩度を強調した上で、修正することですね。完成したらこれらレイヤーは外します。
近視眼的にならず、全体を見渡すこと。全体をアイコンサイズくらいに小さくしてみたり、遠くからみたり、印刷したりしながら、全体の調整をしていきます。
あとは、細かい調整を繰り返すことです。部分的な修正は、マウスで範囲指定し、境界をぼかします。その上で、レベル調整で明るさや、色合いを微調整していきます。それを繰り返していくことです。
こんなとこです。
投稿: ほんまか | 2015年8月21日 (金) 23時12分
ほんまかさん、こんな抽象的なことに答えてくれてありがとうございます。すごいですね…。まだ私はそんなレベルではないので、少しずつですかね?では、本当にありがとうございました。
投稿: ブンブン | 2015年8月22日 (土) 08時37分