タカハシ赤道儀用 電子極軸望遠鏡その2
タカハシ赤道儀用電子極軸望遠鏡のカメラを何にしようか悩んでいるところです。
と、GENTAさんから、情報が入りました。QHYも電子極望、計画してるそうです。
http://qhyccd.com/PoleMaster.html#PoleMaster
最初、このニュース聞いたときは、QHYがやるなら、わざわざ自分がやることはないな。
と思ったけど。スタンドアローンオートガイダーで表示機はどうせ作るわけだし、QHYが電子極望だすなら、いずれ電子極望があたりまえになるかもしれない。そうしたら、今まではできることがプラス評価だったけど、今度はできないことがマイナス評価になってしまう。
そんな思いもあって、ますます、作らねばという思いです。ただ、ただ、上記QHYの技術Overviewを読むとすごい。高感度のカメラを使って、北極星近くの暗い星も写し出して、星の並びから、真の北極を算出し、点で表示。いっぽう赤経軸の回転中心も点で表示し、それを一致させることで極軸を合わせるそうです。
この方式の利点は。
1 正確、おそらく1ピクセルの精度で合わせられる
2 カメラを水平にする必要がない、赤道儀がどのような状態であっても極軸が合わせられる。撮影中も極軸の確認ができる
3 南天では効果絶大。
ここまでやるかという感じです。これは私がやりたかったけど、できなかったことです。これをやるには、それなりの高感度CMOSセンサーが必要と思われます。
まぁ、唯一の欠点としては、パソコンが必要ということ。普段、冷却CCDとかでパソコン使っているならいいけど、極軸合わせのためだけにパソコンは使いたくないですよね。
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とりえあず、私は私で、しこしこと開発進めます。
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コメント
QHYも電子極望ですか…。QHYのはPCを使わないといけないのは、マイナスですね。その点、ほんまかさんのシステムは、どのメーカーより使いやすくまとまっていると、このブログを見ていて思います。やっぱり経験なんでしょうか?
投稿: ブンブン | 2015年9月23日 (水) 20時57分
ブンブンさん、
フォローありがとうございます。
ターゲットの違いと思います。
QHYは冷却CCDやオートガイドカメラのメーカーですから、パソコン前提でも問題ないんでしょうね。
私は、パソコン使いたくない人向けにいろいろやってるので。
投稿: ほんまか | 2015年9月23日 (水) 22時15分