ケーブル地獄からの脱出
先のブログ記事で「ケーブル地獄」という言葉を使ったためか、結構反響が大きく、悩んでいる人が多いことが分かった。
確かに、最近は電子化で特にオートガイダーがからむとケーブルがごちゃごちゃ。また、カメラを2台載せるケースも多く、さらにケーブルがごちゃごちゃ。
ケーブル類をいかに少なく、シンプルにするかは、システム全体を軽量化するのと同じくらい重要な問題。
私は、こうなってしまった原因の責任の多くは、メーカーにあると思っていますが、いまさらメーカーに文句を言っても始まらないので、ケーブル類をシンプルにする方策をいくつか考えてみました。
1 束ねる
一番シンプルな方法ですが、基本だと思います。効果も大きい。結束バンドなどで束ねて、三脚やピラーなどにきれいに這わせる。使う人のもっとも性格が現れやすい方法ですね。
2 ハブ方式
ケーブルの分岐を機材の近くで行う方法。実は以前、私はこの方法を採用していました。写真はこれ。
3 デージーチェーン
カメラ電源やヒーター電源など同じものがいっぱいある場合に有効。根元の方でトラブルがあると、それ以降全部落ちる。ただ、その場合は途中を外せばいいだけのこと。
4 無線化
すべてではないが、一部を無線化する。RS232Cなどは、WiFiやBluetoothなどで置き換え可能。
また無線化とは直接関係ないが、システムの一部をスティックPCや、小型コンピュータなどにして、システム全体をコンパクト化、リモートコントロール化する例もある。
私、3のデージーチェーンがけっこういいのではないかと思ってます。さっそく、試作してみたいと思います。良ければ商品化も。
| 固定リンク
コメント