SS-one mini 試作機
SS-one miniの試作機が完成しました。まだ塗装はしてません。白く塗る予定です。
ギアむき出しはご愛敬ですが、手で回せます。電源が入ってなければですが。
手で持った感じ。小さいですね。
CD-1との比較。重さは900g。ちなみにCD-1は1.3Kあります。
タカハシのTGとの比較。円形テーブルは直径6cmあります。
中身です。軸受けやモーターホルダーはベースプレートと一体構造になっていて、非常に頑丈です。ウォーム歯数は100枚。ベアリング入り。2段ギアの中間ギアにもベアリングを使っています。この手のポタ赤はチープなのが多いのですが、しっかり作りこんでます。
専用の一軸コントローラはこれから開発しますが、2軸コントローラはSS-oneコントローラを流用します。SS-one miniと同時購入なら格安で購入できます。
コネクタもひっぱただけでは抜けない、こんな高級なコネクタを使ってます。コネクタだけでも2000円もするんです。
こんな贅沢な作りをしていて、本体価格は39,000円、1軸コントローラ1万円くらいを予定していますので、5万円以内で買えます。安いですね。タカハシの同様なポタ赤は118,000円もしますからね。
さて、このSS-one miniはいろいろな使い方ができるのが特徴です。
まずは、普通にポタ赤として。
オプションのドイツ式ユニットと市販のパノラマ雲台を付ければ、ドイツ式ポタ赤に。バランスが良いので、構図合わせが格段に楽になります。
もう一台載せれば、世界最小の自動導入赤道儀に変身。ドイツ式ユニットの部分には、電子極軸望遠鏡を付けられるようにします。
また、CD-1やGPガイドパック、スカイメモ等の既成ポタ赤の赤緯ユニットとしても使えます。
これでオートガイドができるようになります。GPガイドパックとCD-1の場合は、SS-oneコントローラと組み合わせて、自動導入もできるようになります。
搭載重量ですが、カメラとレンズ合わせて2Kgぐらいを想定しています。まぁカメラレンズなら150mmくらいまでの中望遠か200mmF4クラス。望遠鏡ならminiBORGがいいとこでしょう。
もちろん、それ以上も載せようとすれば載りますが。自己責任で。
量産完成までもうしばらくです。
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