新ブログ「天文マイコン道」立ち上げ
新ブログ「天文マイコン道」を立ち上げました。
私、「ほんまか」は長年「デジタル星野写真撮影記」を書いてきました。その中で、電子工作やマイコンの記事も書いてきましたが、このたび、電子工作、マイコン分野は分離・独立することにしました。
近々、SS-one miniやSS-oneオートガイダーが発売されますが、これらは完成された商品としてだけではなく、自作派向けの素材として非常に有用です。これらの素材を有効に活用していただくための情報をどんどん発信していこうというのがこのブログの趣旨です。
たとえば、SS-oneオートガイダーの中身は、Linuxボードであり、ラズベリーパイであり、だれでもその中身を作ることができます。オートガイダーとはまったく関係ないものにすることも可能です。そのためには情報の提供が不可欠です。
そして、私自身も知りたい情報がたくさんあります。このブログを通してそれらの情報を得られれば幸いです。
したがって、それなりにレベルの高い内容にもなりますし、ディープに掘り下げなければならいない場合もあるので、「デジタル星野写真撮影記」とは分離することにしました。
取り上げる内容は次のようなものです。
1 SS-one miniの1軸コントローラの回路図、プログラム公開、説明
2 SS-one miniを使った、自動導入コントローラの作り方。
3 SS-oneオートガイダーの中身、ラズベリーパイ入門。
4 オートガイダーの作り方、修正方法。
5 電子極軸望遠鏡の作り方、修正方法。
それでは、第一回の記事をお楽しみに。
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コメント
現在、自作のタイムラプスドリー(マブチモーター PWM制御)を3軸+シャッターをインターバル制御しようと構想を練っています
(市販品には手が出ません)
メカのブロック図と大まかなフローチャートは出来た来ましたが、マイコンをどれにしたら良いか模索中
PICよりはArduinoかなと漠然と思っていますが
こちらの内容にも期待しています。
投稿: koukiatu | 2016年1月22日 (金) 19時06分
koukiatuさん、
新ブログ、期待くださりありがとうございます。
PIC or Arduino
だんぜんArduinoでしょう。PICはの優位はコストだけしかないように思います。
ちなみにmini用の一軸コントローラはPICです。コスト優先でこれにしました。モーター回すだけならPICで十分なので。
投稿: ほんまか | 2016年1月22日 (金) 20時33分
はじめまして。
当方、Arduinoで自作MDを作ったりして遊んでいます。
ラズパイでのオートガイダー記事を期待しております。
できればPCでのオートガイダーも^^;
天体写真講座や10万円企画からお世話になっています。
投稿: B.S.Revolution | 2016年1月23日 (土) 01時05分
B.S.Revolutionさん、
昔からありがとうございます。
PCのオートガイダーは余裕があればやってもいいですね。理論的なことから説明しますので、理解してれば、ラズパイでもPCでも同じことです。
今後をお楽しみに。
投稿: ほんまか | 2016年1月23日 (土) 23時07分
「天文マイコン道」期待してます!
ところで、マイコンとは少し違うのですが、素朴な疑問です。なぜアンドロイドタブレット等でオートガイドできないのでしょうか?そのようなアプリがあってもおかしくないと思うのですが…
投稿: Gutti | 2016年1月23日 (土) 23時51分
Guttiさん、
私も同じことを考えていて、それなりにトライしたのですが断念しました。
スマフォなどは、カメラを内蔵しているので外部にカメラを接続するという概念自体がないように思えます。
まず、iOSですが、接続できるカメラは限られていて用途も限られています。天文用途にはほぼ不可能です。
アンドロイドですが、WEBカメラを取り込めるライブラリとかもあるのですが、使える機種が限られていたり動作が不安定だったりします。それに今時、WEBカメラでは、感度不足でオートガイドできません。
そうなると、QHYなど天文用カメラしかないですが、メーカーがドライバを供給しない限り無理です。
ただし、アンドロイドは根底はLinuxなので、LinuxドライバがあるQHYやASIは可能性は出てきます。
あと、難しいのは、スマフォなどのアプリはバックグランド動作というのが限定的なので、オートガイダーのような、長時間常に動かしておくアプリには不向きです。特にアンドロイドの方が制約が多いように感じます。
ただ、ドライバさえなんとかなればできないことはないと思います。
投稿: ほんまか | 2016年1月24日 (日) 01時06分