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2016年2月26日 (金)

オールインワン赤道儀

EM10赤道儀買いました。傷だらけのぼろぼろで、ウエイトシャフトもありません。ほとんどジャンクレベル。ただ、オーバーホールまでは必要なさそうです。このまま使えそうです。

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なんのためにこれを買ったかと言うと、表題にもあるようにオールインワン赤道儀を作るためです。モータードライバや、オートガイダーもすべて、このコントロールハウスの中に収めてしまおうというものです。

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中身です。既存のコントローラを取り出しました。懐が広いです。これだけ広いと、電子極軸望遠鏡もレンズやカメラ本体、すべて中に入ってしまいそうです。でっぱりのない電子極望が実現できそうです。配線ゴチャゴチャなし。電源つなげばすべてOK。

実際の操作はコントロールパネルより、無線でスマフォやタブレットから操作した方がしやすいでしょう。

とりあえず試作機作って、いずれ商品化したいと思いますが、まだだいぶ先の話です。ところで、今後のSS-oneプロジェクトの方向性ですが、やはり配線を少なくすること、モーターコントローラとオートガイダーの一体化や、赤道儀内蔵化を目指していきたいと思います。

次期SS-oneコントローラの構想も煮詰まってきました。
次期SS-oneコントーローラ
●モーターコントローラとオートガイダーの一体化、カメラ電源内蔵
●モータードライバは3ch搭載
経緯台モードの場合、上下、水平、ローテーション
赤道儀モードの場合、赤経、赤緯、オートフォーカサー

次のモーターコントローラ、いよいよ経緯台対応。楽しみですね。私もわくわくしてます。

以前紹介したP2赤道儀のSS-one miniによる2軸駆動化ですが、赤緯部がやっと完成しました。今晩、オートガイダーのテストと一緒にフィールドテストしてきます。

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このブログにたびたびコメント頂いているHUQさんが、SS-one miniを見に来られました。HUQさんが持ち込んだBORG55FLを載せてみました。

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HUQさんは、SS-one miniを見た感想を「思ったより小さい」とおっしゃっていました。

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HUQさんは、珍しい機材をいっぱいお持ちでこんなものまで見せて頂きました。不思議な形をした自由雲台です。

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2016年2月25日 (木)

SS-one mini来週発売

来週あたりから、段階的にSS-one miniの発売をしたいと思います。一度に販売するのは大変なので、目的別に段階的に販売していきたいと思います。

まず、最初に販売するには、順番通りに、

1 SS-one mini 本体単体(価格39,000円)
主に自作派向けの販売です。モーターケーブルも別売りで販売します。

2 SS-one mini 2軸コントローラセット(価格39,000+25,000=64,000円)
SS-one niniを1軸ポタ赤として使うが、将来を見据えて1軸コントローラではなく2軸でコントローラで使う。

3 SS-one mini GPガイドパック仕様(自動導入可、価格39,000+25,000=64,000円)
SS-one miniをGPガイドパックの赤緯軸として使う。

1602253色が白いので違和感ないです。まるでビクセンの純正オプションのよう。

GPガイドパック仕様はMT-1モーターをそのまま使いますが、以下のオプションがあります。

●MT-1の中のモーターを取り替えます。(導入速度30倍->200倍) 価格+6,000円
●モーターをハイブリッド型に変えます。(導入速度30倍->300倍、バックラッシュ小)価格+15,000

また、GPガイドパックの赤緯軸取付部ですが、カメラネジで取り付けますが、ガイドパックの赤緯体のネジ穴が、ネジ切りしてあり、このまま上からくるくる回して取り付けると、どこを向くかわかりません。これを避けるには、ネジ穴を通し穴にする加工が必要ですが、赤緯体を送って頂ければ無料で対応します。

SS-one miniの2軸セットですが、来週くらいにドイツ式ユニットが入荷されるので、その状況をみて販売時期を決めます。

次は SS-one AutoGuiderです。さらにモニタユーザからご要求がきております。一部紹介します。

1 ミラーアップに対応してほしい。
これは対応します。ミラーアップ時間を設定する項目を付けました。

2 シャッターケーブルをニコンのカメラに対応してほしい。
これも対応します。D300/D800系などのカメラとD3000/D5000系なのどのカメラに対応します。

3 インターバル時間の設定が99秒までですが、もっと長く設定したい。
999秒まで対応できるようにします。

4 ビニングしないでフルピクセルに対応してほしい。
これも対応します。短焦点の撮影なら、ビニングして感度を上げ、露出時間を短くして、細かく細かく修正信号入れた方が結果的には良いとい思うので、画像をビニングしていましたが、より長い焦点距離をガイドしたいという要求もあり、ビニングしない選択肢も付けました。

結果、次のような解像度になります。
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前回のご要望も含め、すべての改修はすでに済んでおり、フィールドテストののち、第2ロッドの生産にとりかかります。もう少しです。

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2016年2月24日 (水)

業務連絡その2

SSーoneショップから、スカイキャンサーの2軸化キットで、度々お問い合わせ頂いている方へ。
その都度お返事してますが、どうも届いてないようです。
迷惑メールフォルダみてください。

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2016年2月23日 (火)

業務連絡

昨晩、SS-oneショップより、お問い合わせ頂いた方。

メアドが間違っているのか、連絡がとれません。ご質問内容は、電子極軸望遠鏡がビクセンSXWで使えるか、という内容ですが、

使えません。

使えるのは、ビクセンGP系で、

SP/GP/GP2/GPD/GPD2

それとGP系をベースとした海外製赤道儀

Advanced-VX、セレストンCG5、スカイウオッチャーEQ5などです。

使えないのは、

ビクセンSX系です。

現在開発中のモニタ分離型電子極軸望遠鏡ですが、使えるのは

ほとんどのタカハシ製赤道儀(スカイキャンサー/H40を除く)
ビクセン SXP

です。

その電子極軸望遠鏡ですが、ものすごい勢いで売れています。ありがたいことですが、次のロッドをどうするかまだ決まっていません。作るにしても3カ月はかかると思います。ほしい人は早めの対処を。と言ってしまうとまた注文が殺到するかも。

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2016年2月20日 (土)

自分でできるスカイキャンサー2軸電動駆動化キット

V-1赤道儀の2軸電動駆動化の紹介に続き、今日はスカイキャンサーの2軸駆動化の例です。

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SS-one miniはもともとスカイキャンサーの赤緯軸にと思って企画したものです。ようやっと実現できました。

V-1赤道儀の場合は依頼でしたが、これは商品です。名づけて「自分でできるスカイキャンサー2軸電動駆動化キット」

赤緯部を分解するための説明書や専用工具も付けて自分でできるキットにしました。このような古い赤道儀には思い入れがある人も多いので改造には抵抗を感じますが、自分で改造できるなら自分で元に戻すこともできるので抵抗が少ないのではないでしょうか。

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キット内容は
SS-one mini本体(取付金具付き)
SS-one2軸コントローラ(自動導入対応)
赤経軸ハイブリッドモーター
赤経軸モーター取付金具
説明書
分解工具(カニメレンチ)

 

価格ですが、ジャスト10万円となっております。10万というと高いと感じるかも知れませんが、他に頼めばたぶん倍はすると思います。すでに赤経軸にパルスモーターがついていてそれを流用するならその分、安くなります。

そのうち、SS-oneショップの方に出しますが、なにせ今、忙しいので、いつになるか分かりません。早くほしい人は、SS-oneショップの問い合わせから注文ください。納期は赤経モーターの用意があるので2週間です。

なお、上記写真のスカイキャンサー赤道儀ですが、これも販売します。キットとセットなら5万円です。これは私がオーバーホールしたばかりなので、すこぶる滑らかです。あたりの個体だと思います。三脚はガタガタで使い物にならないのでおまけ程度です。

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V-1赤道儀の2軸駆動改造

タカハシV-1赤道儀の2軸駆動SS-one化の依頼を受けていましたが、完成しました。

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赤緯軸にSS-one miniを使った始めての例です。自動導入は300倍出ます。切断とかしてないので、いつでも元に戻せます。

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V-1赤道儀ですが、スカイキャンサーと、P-2赤道儀の中間くらいの大きさです。スカイキャンサーは根本の高度軸のとこが弱くたわむのですが、これはそれがありません。しっかりしています。大きさ的にポタ赤としてはちょうどいいのではないでしょうか。

最近はこのように小さくてしっかりした赤道儀がないですね。エントリークラスからいきなりAP赤道儀の大きさですから。

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極軸望遠鏡を内蔵していないので、写真撮影には不向きでしたが、電子極軸望遠鏡によって、いっきに現代的な赤道儀に生まれ変わることができるようになりました。

あなたの古い赤道儀もSS-one化で蘇らせてみてはどうでしょうか。

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2016年2月18日 (木)

モニタ報告、ぞくぞくと

ここ数日、天気が良かったおかげでSS-one AutoGuiderの使用報告がぞくぞく上がってきております。

いろんな意見が来ております。一部紹介します。

●ボタンの反応が遅い。
一番多い意見がこれ。ただこればかりはどうにもなりません。慣れていただくしかない。パラメータが決まれば、そうそういじることもないと思うので。

●カメラが接続されていない場合、オートガイダーが起動しない
これはエラーメッセージを出すように改善します。

●キャリブレーションが成功したのか、失敗したのか分かりにくい
これは改善します。オートガイドが成功したら、そのままガイドを始め、失敗の場合、エラーを出す。ように変えようと思ってます。

以上3つの意見が多いです。その他の意見としては。

●シャッターコントロールをSS-oneコントローラからしたい。SS-oneコントローラのプログラム撮影とディザーガイドを連携してほしい。
これは現在対応作業をしております。

●画質のコントロールをいろいろしたい
これは、カメラが持ってる画質調整は、すべてできるようになっていますが、オートガイダー独自の画質調整たとえば、コントラストや明るさを加えることもできます。ただ、これらの値はたとえできたとしても、ガイド性能には影響しません。また画面が小さいのであまりゴチャゴチャするのもなんなんで今の仕様になっています。

●ガイド星の選択、もっと良い星があるのに
これは改善します。現在、星の面積だけでガイド星を選んでいますが、暗い星が選ばれてしまう可能性があるので、明るさも加味するようにします。

●ガイド星が選択されない
これはパラメーターの調整でなんとかなるはずです。露出やゲイン、星輝度レベルを下げるなどで対応できますし、それでもガイド星が選ばれないとすれば、これはもうこれが限界です。ソフト的に対応できることはありません。

●配線ごちゅごちゃ
これはごめんなさいです。次のほんまかの目標は配線すっきりです。おいおい計画を紹介していきます。

ガイド性能の方ですが、
概ね、成功しているようです。一部、ガイドミスや、ディザーと組み合わせた場合に問題が発生する場合があり、これらについてはどこに原因があるか、つきとめながら、必要があれば改善していきます。

「マイコン天文道」にSS-one mini 1軸コントローラのプログラムを公開しました。

そのSS-one miniの販売ですが、ちょっと遅れております。月末にドイツ式ユニットが入荷されるので、それに合わせて販売開始したいと思います。

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2016年2月16日 (火)

X-A1テスト撮影結果

もうだいぶ前の話ですが、X-A1のファーストライトに行ってきました。と同時にSS-one miniで換算560mmのガイドができるかのテストです。

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まずは、定番M42。

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FS-60CB+フラットナー+X-A1 ISO3200 3分1枚 JPEG
SS-one mini + 75mm + SS-one AutoGuider
多少強調処理+カブリ補正。

赤いの良く写ってますね。

次はバラ星雲。

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これだけ写れば満足でしょう。JPEG撮って出しですが、無改造機なのでホワイトバランスもばっちりで、RAW+現像でもさほど違いはないです。

ちなみにRAW+フォトショップ現像では、こんな画像。

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凄いノイズですが、これが本当の姿でしょう。JPEGは巧みにノイズ処理しています。淡い部分はまず間違えなく消されているでしょう。淡いのやるなら、RAWで20~30枚コンポジットしないと厳しそうです。

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わし星雲とモンキー星雲。どちらも5分一枚。メジャー対象なら、JPEG撮って出しでお気軽撮影もいいでしょう。

さて、ガイド性能ですが、ガイド自体は概ね良好です。

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ただ、上のモンキー星雲の拡大画像でもわかるように、微妙に流れているコマがけっこうありました。
たわみとか、ガイド鏡周りのガタとか、そんなのが原因でしょう。

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換算560mmともなると、これだけずれただけで流れます。

良い時には良いのですが、悪い時は、歩留まり悪くなります。

SS-one miniには換算560mmは正直、荷が重いかもしれません。

X-A1ですが、ファインダーないので、基準性導入するにも一苦労です。自動導入ないと厳しいでしょう。
写りは、予想通り赤の写りが程良く、改造機のようなどぎつさがないので好感持てます。
ただ、ノイズがやはり多いですね。
今度は、20枚くらいコンポして、JPEGとRAWでどの程度の差がでるか見てみたいです。
いずれにせよ、しばらく使ってみたいですね。

 

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2016年2月15日 (月)

発送完了しました。

SS-one AutiGuider モニタ版。本日すべて発送完了しました。明日は、あさってには着くと思います。こない場合はご連絡ください。

あと、SS-oneユーザ版ですが、シャッターケーブルの変換ケーブルを本日、郵送しました。これも数日でつくと思います。

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2016年2月12日 (金)

さっそく不具合情報

シャッターケーブルですが、写真のように、挿入口の面が平らなものは、奥まで差し込めず、シャッターがきれません。

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対象者はSS-oneユーザで、以前購入したコントローラ付属のケーブルをそのまま使う場合です。SS-oneユーザ以外の方は古いタイプのケーブルもっていないと思うので大丈夫です。

対処としては、SS-oneユーザには変換コネクタか中継ケーブルを送る予定です。

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2016年2月11日 (木)

マニュアルできました。

SS-one AutoGuiderは、第一陣はすでに発送していて、発送メールが来た人には今日あたり届くと思います。

そんな中、やっとマニュアルが完成しました。

http://ss-one.net/doc/SSoneAutoGuider.pdf

まだ、これからどんどん変わりますので、モニタの方以外は印刷したり、保存したりしないでください。見るだけ。

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2016年2月 9日 (火)

SS-one mini入荷

昨晩のX-A1ファーストライトは雲で撃沈。今晩、リベンジです。

そんな中、SS-one miniが1週間遅れで入荷。SS-one AutoGuiderの出荷に重なって手がつけられない状況です。

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2つだけサンプルで組み立てました。

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SS-one miniの販売に伴って、1軸駆動の赤道儀をSS-oneで2軸駆動にしてほしい依頼が増えてきました。写真はP2の例です。

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開発中のSS-oneポーラーを付けてみました。SS-oneポーラーなら、オートガイダーと共用なので完全PCレスです。統一思想なので、M-GEN買ってPC要らなくなったと思ったら、PoleMasterで復活なんてこっけいな事にはなりません。

SS-one AutoGuiderのマニュアルですが、今、必死に書いているのですが、木曜日にアップ予定です。

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2016年2月 8日 (月)

完売御礼

SS-one AutoGuiderモニターテスト版は完売しました。ありがとうございます。

また、すでに全員に、商品、金額などを記したメールを送っています。まだ届いていない方がいましたらご連絡を。それと金額や商品に間違えのある場合もご連絡ください。

すぐに発送といきたいとこですが、ケーブルの作成や一台一台チェックして発送になりますので、一日3セットくらいしか発送できません。しばらくお待ちください。

FujifilmのX-A1を衝動買いしてしまいました。

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SS-one miniのシステム軽量化をはかってミラーレンズとか試したのですがうまくいかず、結局カメラを軽量化することを考えていました。

そんなおり、GENTAさんのブログをみたらX-A1で赤い星雲が写るというじゃないですか。それでヤフオクを眺めていたら、13,500円で出てました。赤い星雲が写るカメラが13,500円で買えるとは、これは。と買ってしまいました。

FS-60CB+フラットナーに付けると換算焦点距離は560mmにもなります。ファインダーないので導入が不安ですが、そこはSS-one mini。自動導入できるから安心です。

今夜、ファーストライトです。楽しみ楽しみ。

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ありがとうございました。

SS-oneユーザ向けが一台残っていますが、ほぼ完売ということでありがとうございました。

2月8日中には、合計金額や、入金先などのを記したメールをしたいと思いますが、8日はSS-one miniが入荷されるので、9日になってしまうかも知れません。しばらくお待ちください。

あと、ToupTekの下取りですが、これはSS-oneユーザ、つまりSS-oneコントローラ持って人だけです。
下取りの話をするときは必ずSS-oneユーザでと前置きしてます。また、そもそもの下取りの経緯ですが、SS-oneユーザにはスタンドアローンオートガイダーを作る約束をしていましたが、時間がかかるので、つなぎとして、ToupTekのガイドカメラを販売したものですから。
したがって、一般ユーザの場合は下取りの対象になりません。ご了承を。

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2016年2月 7日 (日)

反響が大きい

SS-one AutiGuiderのモニター販売をアナウンスしましたが、反響が大きく、20台は完売しそうです。

電子極軸望遠鏡のときは、最初は静かな立ち上がりであとからジワジワきたので、今回もそんな感じと思っていましたが、最初からかなり反響は大きいようです。ここで一つお願いです。

モニターという性格上、買ってすぐ使える人だけご購入してくださるようにお願いします。「いつ使うか分からないけど、とりあえず安いから買っておこう」という方はご遠慮願えれば幸いです。

セカンドロッド30台の準備も既に始めていますが、モニターの方からのご報告が無ければ、セカンドロッドの販売もできません。セカンドロッドを待ってる方のためにもお願いします。

今夜10時に自動掲載されるように設定しまいした。今夜は私、テスト撮影に行ってきます。

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2016年2月 6日 (土)

SS-one AutoGuiderモニタ販売について

いよいよ、明日の夜、SS-oneショップにて、SS-one AutoGuiderのモニタ販売を開始します。その前にまとめをしておきましょう。

対応、非対応
以下の機能はすべて対応しました。
●SS-one2軸コントローラによるオートガイド
●ST4ガイドポートによるオートガイド
●ディザーガイド

以下の機能は間に合いませんでした。以後対応します。アップデートはSDカード書き換えるだけ。
●SS-oneオリジナルガイドカメラ(ほんまかオリジナルカメラ)への対応
●SS-one2軸コントローラのプログラム撮影との連携
●ドリフト極軸合わせ支援機能
●電子極軸望遠鏡
●フォーカスエイド

モニタ販売
初期ロッド20台に限って、半額のモニタテスト価格にて販売します。不具合、問題点は報告義務があります。使い逃げはなしということで。
もちろん、バージョンアップは簡単にできますので、今後機能がアップしても大丈夫です。
次ロッド30台の製造も始めていますが、上記モニタの結果によってはいつ販売できるかは現段階ではまだ分かりません。

20台のうち10台はSS-oneユーザ向けです。

以下の点はご了承ください。
●本体の塗装は自家塗装なのでムラがあります。
●ST4ガイドポートによるガイドは赤道儀側の性能の問題もあるので必ずガイドできることを保証しません。正確なガイドを求めるなら赤道儀のSS-one化をご検討ください。
●2年前から始めてるSS-oneプロジェクトの一環として販売しています。途中から見て、なんの話かわからない方は今は購入しない方が良いと思います。そのうち、こなれてきて、ホームページの説明とかも充実してきますから。

●ガイドカメラは他で購入したものでもOKですが、SS-oneショップで同時購入された場合は動作確認して出荷します。
●無線アダプタは必ずSS-oneショップから同時購入してください。同じ型番のものであっても他で買われた場合は動作保証はしません。

●明日の販売は、まず本体20台だけショップに掲載しますので、購入手続きしてください。次にオプション品を掲載しますので、本体を購入できた方のみ購入してください。

●以前、ガタのないCマウントレンズを探すと言っていましたが、結局見つかりませんでした。保持なしで使えそうなのはコーワのレンズくらいです。ガイド鏡に関してはお客様にて対応ください。

下取り
SS-oneユーザでToupTekのガイドカメラを購入された方は1万円で下取りします。ガイドカメラをお送りください。レンズもセットで買われた方はすべて送ってください。リングの位置を再調整するためです。フードも変わります。

重要
一度注文した注文内容を変更したり、住所や到着日を変更したりしたい場合は、変更したい旨連絡ください。いったん、注文をキャンセルしますので、再度注文してください。ほんのちょっとの変更でも同じです。一度に大量の注文がくるため、間違えないための処置です。

今回販売するもののまとめです。

●SS-one AutoGuider本体 25,000円(モニタ価格12,500円)
付属品は電源ケーブルだけです。SS-oneユーザ向けには専用RS232Cケーブルがつきますので、必ずSS-oneユーザ向け商品を購入してください。
電源は5Vです。モバイル電源など別途ご用意ください。消費電流は250mA、無線アダプタ使用時450mAです。念のため、1A出力できるものをご用意ください。
無線アダプタ使用しない場合はSS-one2軸コントローラから電源とれます。

Ssoneag1
●無線アダプタ 価格2,900円
WiFiデバイス(スマフォ、タブレット、PC)からアクセスできます。

Ssoneag2_2●シャッターケーブル 1,000円
以下のタイプがあります。
EOS Kiss
EOS 5D/6D
オリンパス OMD
カメラ側コネクタなし(自作向け)
どれか、ご指定ください。
SS-one2軸コントローラに無料でついてくるものと同じです。Ssoneag3●ガイドカメラ ZWO ASI120MM 29,400円(星見屋保証付き)
一番のお薦めカメラ、Cマウントアダプタ付き。
今回20台確保しました。
Ssoneag4
●ガイドカメラ ZWO ASI034MC 16,500円
チップサイズ(1/4インチ)は小さいけど、感度はそこそこ。コスト重視の方へ。
新型です。新型はST4ガイドポートがあります。
Cマウントアダプタありません。Cマウントアダプタはここで購入できます。
http://hoshimiya.com/?pid=89871180
今回2台確保しました。

Ssoneag5
●75mm Cマウントレンズセット F2.8 19,000円
写真のものがすべてです。3台だけの特別販売です。
Ssoneag6
●ASIカメラ用取付ブラケット 2,000円
写真のようにレンズを保持なしで使うには、レンズにガタがないことが条件です。
Ssoneag7
●SS-one AutoGuider専用ST4ガイドケーブル 3,000円
ガイドポートのないガイドカメラ(旧型のASI034MC)を使う場合に必要です。
SS-one2軸コントローラの場合は不要です。

Ssoneag8

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再挑戦

前回、流れたコマがけっこうあったので、最終テスト再挑戦してきました。

その前に、ガイド鏡周りを強化しようと思って、「エレクトリックシープ」というところから、ガイド鏡を購入しました。

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ところが、このガイド鏡、ASIカメラでは使えない事がわかりました。矢印の部分あたりに焦点があるんです。どうやらQHY5Lのようなアイピースサイズのガイドカメラを差し込んで合焦させるみたいです。確かに商品ページには、外形31.7mmまでのガイドカメラと書いてあります。

あと、このヘリコイドですが、回転方向にかなりガタがあり、ガイド鏡としては致命的です。

そこで、鏡筒のくぼんでるとこがあるのですが、ここに沿って切断してみました。さらに、支持脚をヘリコイドのところで留めます。これでヘリコイドのガタも固定できます。

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可愛い。が、しかし。今度は短すぎた。まぁ、長くするのは延長筒とかいろいろあるので何とかなるでしょう。だんだん外が暗くなってきたので、このガイド鏡はあきらめ、結局FS-60CBをガイド鏡にしました。

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それで、早速、撮影にいきました。

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1時間近く、パラメーター調整をして得たガイドグラフがこれ。

1602062
だいたい閾値に設定した範囲には収まっていますが、これより小さくすることは無理でした。まぁ、バックラッシュの多い、MT-1モーターですから、この辺が限界かもしれません。ガイド鏡の焦点距離も300mm以上ですから。ただ、このセットだとガイド鏡の焦点距離を延ばす効果はあまりないようで、結局75mmCマウントレンズでも同じような気がします。(ガイド鏡の焦点距離を延ばしても結局揺れの振幅が広がるだけ)

とはいえ、450mmをガイドするには十分で、撮影した画像はこの通り。クラゲ/モンキー付近ですが、高度が低いのでものすごいカブリです。

1602067FSQ-85ED(450mm)+EOS 6D ISO3200 3min×9枚
GP2+MT-1+DD-3+FS-60CB+ASI120MM+SS-oneオートガイダー ディザーガイドあり
ST4ガイドポートによるガイド

100%拡大画像はこの通り。

1602068
今回は9枚撮影したのですが、流れているコマは1枚もありませんでした。やっぱ、前回の流れはガイドレンズのガタが原因だったかも知れません。

ということで、オートガイダー自体には、これといった問題もないので、いよいよ販売です。

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2016年2月 4日 (木)

テスト結果

昨晩のテスト遠征は、また秩父ふれあい牧場に行ってきました。昨晩は夜景を見に来る人がひっきりなしに訪れて、賑やかな夜でした。星屋さんも一人いました。

さて、肝心なテスト結果ですが、ガイドはごらんのとおり良好でした。グラフが山になってるのはディザリングのためです。

1602041
一応問題点が2つでて、キャリブレーション時に、ASIカメラがフレーム落ちすることが多く、キャリブレーションがエラーで終了してしまう問題がありました。これは改善の余地あり。

あと、露出中になぜかディザリングが始まってしまうバグがありました。原因は分かりませんがこれは修正しないとダメですね。

作例ですが、バラ星雲を撮りました。

1602043FSQ-85ED(450mm)+EOS 6D ISO3200 4min
GP2+75mmF2.8+ASI120MM+SS-one AutoGuider

ガイドは良好ですが、3枚に一枚くらい、微妙に流れているコマがあります。

1602044
ガイドグラフは良好ですから、ガイド鏡の焦点距離が足りないか、修正を加える閾値が0.2になっていますが、これを0.1か0.0にする必要があったのかも知れません。

あるいは、たわみなどガイドとは関係ない問題かもしれません。特に、今回のセットでは、鏡筒がボトムヘビーでバランスが取れていなかったことや、接眼部のガタやたわみも気になります。

また、今回、ガイド鏡をレンズ部ではなく、カメラ部で保持したので、ガタのあるCマウントレンズが宙ブラの状態だったのも影響したかも知れません。

ガイド鏡の焦点距離を伸ばしたり、いろいろ調整して再度テストする必要がありそうです。ただ、ガイドグラフを見ていて、ガイド自体に問題があるとはとても思えませんので、オートガイダーの販売は予定通り進めます。

それと、オリジナルカメラも改良を加えだいぶよくなってきました。

まずは、ASIカメラの画像。バックが滑らかなのに注目してください。

1602042
次にオリジナルカメラ。

1602045

星は良く写っていますが、バックが荒れています。実はこの荒れが問題で、星と背景の分離が不十分で重心計算が乱れます。ただ、ガイドグラフが乱れて見えるだけで、実際に赤道儀がそのような動きをしているわけではありませんから実写には影響しません。とはいえ、あまり気持ちよいものではないので、さらに改良を加えます。最初のリリース時にはオリジナルカメラへの対応は間に合いそうはありません。

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2016年2月 2日 (火)

最終試験

今夜は晴れそうです。SS-one AutoGuiderの最終試験に行ってきたいと思います。

今日のセットはこれ。

1602021
1602022
GP2赤道儀にMT-1モーター、それにDD-3コントローラ。これをST4でオートガイドします。

それほど高価でない、どちらかというとチープな部類に入るセットですが、これで問題なくオートガイドできれば、良しとしましょう。もちろん、世の中にはもっとチープな赤道儀もありますが、それは勘弁。SS-one化ご検討ください。

オートガイド自体は問題ないと思いますが、キャリブレーションやディザーでなんか問題でるかもしれません。最後の問題潰しです。

さぁ、卒業できるかどうか。

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