SS-one AutoGuiderのモニタユーザ様から、新しいバージョンを早く使いたいという要求があったので、まだテストが不十分なのですが、ここに公開します。
早く試したい人はアップデートしてください。
アップデート方法
(各設定は保存されません)
1 まず、下記ページより「Win32 Diskk Imager」をダウンロードしてください。
https://osdn.jp/projects/sfnet_win32diskimager/
2 本体裏からマイクロSDカードを抜き取り、パソコンのSDカードリーダーに差し込みます。
3 そのまま上書きしてもよいのですが、前のバージョンを残したいなら、一度読み込みを行います。その前に読み込むファイルを作成します。
4 Windowsフォルダ上で「新規作成」⇒「テキスト ドキュメント」を作成します。名前はなんでも良いですが、拡張子は.imgにします。
5 Win32 Disk Imagerを起動し、[image file]を今、作成したファイルにします。

6 マイクロSDカードのドライブ名を確認したのち、Readボタンクリックで読み込みが行われます。
7 これで前のバージョンの保存ができました。次に、新しいバージョンを書き込みます。次のファイルをダウンロードして保存してください。
http://prt.nu/0/ssoneag992b
7Gバイトあります。ダウンロードにけっこう時間がかかります。
8 ファイルをダウンロードしたら、Win32 Disk Imagerで、このファイルを指定し、今度はWriteボタンをクリックし、書き込みします。

9 SDカードを本体に戻し完了です。なお、設定値は保存されません。
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アップデートの内容
1 ASI120MM(C)のフル解像度に対応。ビニングなしに対応しました。また、ビニングの有無は、メニューの[Noise]から[Parameter]にしました。[Noise]はなくなりました。
また、この変更に伴い、従来のビニングありは加算平均でしたが、加算になりました。したがって、従来の設定でビニングありにするとものすごく明るく、ノイジーになります。
露出時間を一段くらい下げ、ガンマも1くらいにしてください。
ASI120MM推奨設定
ビニングなし、ゲイン25 露出1/2 ガンマ5
ビニングあり、ゲイン25 露出1/4 ガンマ1
2 キャリブレーション
キャリブレーションを始めると、いったん、東西南北の表示が消えます。各方向成功すると方角が表示されます。キャリブレーションが失敗するとエラーメッセージが表示されます。また、キャリブレーションが失敗したままガイドはできません。きゃるぶレーションに成功すると、自動でガイドを始めます。
3 ミラーアップ撮影
ミラーアップ撮影に対応しました。キャノンのカメラは動作確認済み。ニコンはまだです。メニューの[Timer]->[Setting]でミラーアップタイムを0以外にすれば設定できます。
4 インターバル時間を999秒まで対応しました。
5 明るさ・コントラストに対応しました。
メニューの[parameter]->[Brightness/Contrast]で明るさ、コントラストを変えられます。ただし、変えてもさほど変わりません。デフォルトのままで良いです。
6 星輝度レベルを自動設定
メニューの[Parameter]->[Star Bright Lebel]は必要以上に上げると、ガイド星を見つけられない不具合が多発しました。ここの値はオートガイダーが自動で計算するように変更しました。したがって、この設定は残しますが、0のままで良いです。
7 急激な変化に反応しないように
メニューの[Parameter]->[Guide Parameter]に[Diffrence Limit]を追加しました。ここの値に設定したピクセルの原点から離れる方向への急激な変化に反応しない設定です。一時的な振動などに反応しない措置です。
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