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2016年5月12日 (木)

【ガチ検証】天体写真実験室 ISO感度比較2回目

前回、ISO800とISO3200を比較しましたが、ほとんど差は見つけられませんでした。

そこで今回はISO400とISO6400で比較してみました。またもっと淡い対象を狙ってみました。

ということで昨晩は本栖湖で撮影でした。

データは
ISO6400  1分×64枚=64分
ISO400   16分×4枚=64分

画像はトリミングしてあります。なぜかというと、街灯や自販機の明かりがあるようなところで一部かぶってしまったためです。

さぁ、それでは結果です。まずは、ISO6400です。

16051213

1605122
次にISO400です。

1605123

1605124
明らかに差がでました。ISO400の方がきめが細かいです。また一番大きな差は赤い星雲の周りや暗黒星雲にからむ淡い分子雲が出てますが、ISO6400の方は出てません。何度かやりなおしたのですが、やはり出ませんでした。画像処理もISO400の方が楽でした。

この結果をもって即、低感度の方がいいとは言えませんが、たぶん、ある値を超えると急激に破たんするのだと思います。その値がどのへんか、ISO3200や1600でもこの対象を撮ってみないと何とも言えません。

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コメント

ほんまかさん、こんばんわ。
 なるほどこれなら私でも違いが良く判ります。星雲外周部の境目の様子もこれだけちがうとは・・。
 処理が楽だったという事も興味深いです。違う感度でどうなるか知りたいところですね。私も見るばかりではなく自分の環境で色々試したいのですが、夜間晴れないので仕入れたばかりのステライメージを使い、過去の画像でウニウにやっています。
 淡い部分が破たんする値、検証楽しみにしておりますね。

投稿: 天文部部長 | 2016年5月12日 (木) 23時34分

天文部部長さん、
はっきり差が出ましたね。

ステライメージは、私は、コンポ、フラットに使っていますね。どちらも便利でいいです。

投稿: ほんまか | 2016年5月13日 (金) 20時56分

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