「エムゲン要らず」テスト撮影
ディザリングに対応したインターバルタイマーシャッター。ユーザのご要求に応じて作ったものです。その名も「エムゲン要らず」
機能としては、
1 撮影枚数、露出時間、インターバル時間が秒単位で設定可能
2 ディザリングパターンは、1軸東進、1軸西進、1軸往復、2軸螺旋
3 ディザリングステップ、バックラッシュ補正設定可能
4 6パターンのプリセット登録
5 直接シャッターを制御できるダイレクトシャッターボタン
インターバルタイマーシャッターとしても高機能です。
さて、やっと、テスト撮影できるほど余裕が出てきました。ということで伊豆にGO。
久々の広角レンズ+SS-one Miniです。レンズはEF17-40mmF4L。
まずは、広角端で天の川を撮ってみました。
EOS 6D ISO1600 EF17-40mmF4L->F4.5 3min×11枚
SS-one Miniノータッチ
明るいですね。伊豆といっても奥の方ではなく、内陸側なので、光害がものすごいですね。
ディザリングのようすです。これは1軸往復のパターンです。
EOS 6D ISO1600 EF17-40mmF4L->40mmF4解放 4min×8枚
SS-one Miniノータッチ
このレンズ、Lレンズですが安物なので、解放だと上の方が流れます。作品としては、トリミングした方が良いですね。
ディザリングの様子です。これは2軸螺旋のパターン。
ガイドはしていないのでちょっと不規則なパターンですが、ディザの目的は達していますね。
高くなった夏の大三角も撮りました。
EOS 6D ISO1600 EF17-40mmF4L->40mmF4解放 4min×4枚
SS-one Miniノータッチ
予定の撮影を終えて、時間が余ったので、SharpStar60EDに乗り換えて「サドル付近」を狙ってみました。
オートガイドは絶好調。ほぼ直線。まったくブレなし。SS-one AutoGuiderはSS-one Miniとの相性も良いです。当たり前ですが。
EOS 6D ISO1600 SharpStar60ED+Borg0.85レデューサー 5min×4枚
SS-one Mini + SS-oneAutoGuider
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ここで初心者向け画像処理ワンポイントアドバイスです。
天の川の撮りごろの季節ですが、改造デジカメで天の川を撮ると、多少赤カブリします。
こんな感じ。
これはこれで良いのですが、ちょっと赤を弱めてみます。
こんなマスクを作り、
赤を抑えると、透明感が生まれますね。あまりやりすぎると、G遊びとか、B遊びと怒られます。
先ほどの大三角ですが、無修正だとこんな感じ。赤が強いと力強さは感じます。マスクを作らなくても補正はできます。
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